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守護者は死神  作者: oga
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ロズウェル3

 前方にヴァレンタインのパトカーを発見。

アクセルをふかし、前に回り込むと、私はウォーリーをマイクに任せて、後ろの荷物置きスペースに移動。

ハッチを蹴破り、鎌を片手に持ってジャンプした。


「……!?」


 パトカーのフロントガラスに飛び移ると、そのまま鎌を振り下ろした。


「くらえっ」


 ギラついた刃がガラスに刺さり、ヴァレンタイン目がけ一撃。

しかし、外れて背中のシートに突き刺さる。

ヴァレンタインは助手席のショットガンを掴み、私目がけて放つ。

ドン、という銃撃音。

フロントガラスは粉々になり、私はパトカーの屋根に逃れた。


「こんにゃろっ」


 再度、鎌を振り下ろす。

鉄板を突き破り、今度は手応えありだ。

鎌を抜くと、切っ先が血で濡れている。

突然、体が前に吹っ飛んだ。

思い切りブレーキを踏んだのか。

私は、鎌を地面に突き立て、どうにか激突を回避する。

 遠目から、肩を押さえて車から降りるヴァレンタインが見えた。

片手にはショットガンを持っているが、レバーを引かなければ使用できない。

そこにマイクが近づく。


「お前は俺の友達を傷つけた。 ただじゃ殺さない。 お前には悪夢を見せてやる」


「……くたばれ、侵略者」


 ヴァレンタインは、レバーを掴んだ状態で、銃を思い切り上下させた。

弾が装填される。


「マイク、伏せろっ」


 私は、叫びながら鎌を投げた。


「っ……」


 マイクは前のめりに倒れ込み、その頭上を回転した鎌が飛ぶ。

弾がショットガンから弾け、鎌に命中すると、はじき返され床に落ちた。

すかさずマイクが鎌を拾い上げた、その時。 


「うっ……」


 突然、私の頭の中に、映像が流れ込んできた


 


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