表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕のために生きて欲しいんだ。  作者: 望月月華
番外編の始まり、穏やかな日常の終わり。
9/14

夢川 水軌からの手紙

 水軌は急いで手紙を書きあげた。

『南舎1階の踊り場へ直ちに向かえ。』


 正体がバレないようにと思い、例え、筆跡鑑定されても大丈夫な書き方をした為時間が少し掛かった。

 その失敗枚数、18枚。

 家に持って帰って捨てなければ、もし自分の手掛かりを探されたら一発で終わりだと思ったので、急いで鞄に詰め込んだ。




 ローブを着なおし、立ち上がると、肌身離さず持ち歩いている──、自分が唯一、女々しいと思いつつも好き好んで所有しているロケットペンダントが胸元で揺れた。

 水軌は、愛おしげに彫刻が施されている部分を撫でると、開く。

 そこには、小さい頃のテレーゼと水軌が写っていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ