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僕のために生きて欲しいんだ。  作者: 望月月華
番外編の始まり、穏やかな日常の終わり。
6/14

『ローブを着ている情報通』──ローブは一体誰の物?──

 現在、お昼休みの残り7分というところ。

 僕は、人の弱味をネタに、交渉する時用のローブを探しに行く。

 鞄の中だったり教室に置いておくには、なにかの拍子に『ローブを着ている情報通』の正体がバレてしまう可能性が高いので人が滅多に来ない、元部室に置いているのだ。


 元部室の窓を開き手を入れ、内側から鍵を開ける。


 カチャリ

 周囲を念のため一度確認してから入り、扉の鍵を掛けた。

 そして、テーブルの上にある布をどけて白色とクリーム色のようなフード付きのローブを手に取る。

 後で、猫毅(ねこぎ) 優介(ゆうすけ)に電話を掛けなければいけない。

 誰に取り次いでもらうかといえば、やはり先日仕入れたネタで一番インパクトがあった、『学園長が初等部の女子に帰り際に声を掛け、自宅に連れていこうとした』事件の犯人だろう。

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