ラスボスだけど登場人物紹介してみる。3 ~《泡》は激怒した。~
破とQ、話つながってなくね?
なんか茫然としてるうちに寝ちゃったよ。
ふわー。
あ、女子中学生ちゃんの名前、やっと聞いたぞ。
妹城ミユ。
家族構成がなかなかにややこしく、兄が一人に姉妹が十数人、ほとんど全員が腹違いらしい。
なんつーか、ひでえ話だ。
こんな世界、滅びたほうがいいんじゃねえの?
「んゅ……」
隣で、ミユがわずかに寝息を漏らした。
うへへへ。
背もちんまいし童顔だし、これはロリコンキラーですわ。
よし、ミユの可愛さに免じて《泡》に戻るのはやめておこう。
代わりにヨシトンの女遍歴をばらしてやる。
* *
[名前] アリシア・エル・ハイリア
[性別] 女
[種族] 人族→神族
[享年] 14歳(星暦1453年11月30日生)
[代表技] 《浄火》《灼熱の鉄槌》《精神干渉》
[主なセリフ] 生きて、生き続けてください。
[属性] 高貴・姫・ロリ
[コメント] 「勇者ヨシト」にとっての起源。ヨシトンが《時間術式》に到達したのはアリシアの言葉があってのものだし、《精神干渉》を教えたのもこの子。ついでに《我が炎は浄華灼滅の鉄槌である》は、《浄火》と《灼熱の鉄槌》をねるねるねーるねして生まれた超必殺技だったりする。最近、某国の王女様としてこっちの世界に転生したらしい。
[名前] セレンティーナ・ヘイズヴェルグ
[性別] 女
[種族] 人族→神族
[享年] 22歳(星暦1447年2月2日生)
[代表技] 破甲衝 (剣の刃を握り、鍔の部分で撲殺する)
[主なセリフ] いや、あたしにその気はなかったんだけどな……。
[属性] 女戦士・太腿・ビキニアーマー
[コメント] ヨシトンの剣の師匠。年上のおねーさんにいろいろ手解きしてもらうとか、マジ垂涎のシチュですよ、ほんとアイツ爆発しろ。実は筋肉フェチで、ヨシトンが風呂に入るところをいつも覗いていたのは秘密な。あ、ばらしちゃった。ゴメン。
[名前] フィリシエラ・バスタス
[性別] 女
[種族] 半人半魔→神族
[享年] 20歳(星歴1448年3月19日生)
[代表技] 寝てるヨシトンにキスしようとしたけど失敗して、照れ隠しに魔力を暴走させる。
[主なセリフ] あなたのことなど、何とも思っていません。ええ、何とも。
[属性] クール・毒舌・メイド
[コメント] 上のセリフは、死の間際に発したものだ。なんというツンデレ。どこかのネコミミ眼鏡エロ駄メイドとは真逆で、わりと有能。でも毒舌。ヨシトンにキツく当たるけど、あとで「うわあああああああん」となるタイプ。アリシアのメイドとして転生したらしい。
[名前] シャルロッテ・シャルン
[性別] 女
[種族] 人族?→神族
[享年] 25歳(星歴1442年9月1日生)
[代表技] 《虚影》
[主なセリフ] 永遠に、貴方の隣にいます。……ずっと、ずっと。
[属性] お姉さん・病弱・ヤンデレ
[コメント] 59.5話で名前だけ登場した子。じつは月ちゃんと同じくらい、オレと接続してたりする。ヨシトンを守るべく魔王軍数十万を道連れに死亡……したはずだったんだが、オレ、こういう一生懸命な子、大好きなんだよ。ちょっと力を注いでみたら、そのままヨシトンの背後霊というか足元霊になっちまった。ヨシトンの影に棲む新型ストーカー。そして寝取られスキー。業が深すぎて処置ナシ。病院すら逃げ出すレベル。
* *
ミユが目を覚ましたんだが、なんと朝食を作ってくれた。
ふわふわのフレンチトースト。
ヤマザ○の食パンがこんなに美味しくなるなんて!
いっつもナマで齧ってたオレがバカみたいだ。
トースターはあるけど、焼くのめんどい。
* *
[名前] シオン・シフォン
[性別] 女
[種族] 人族→神族
[享年] 10歳(星歴1457年2月4日生)
[代表技] 《死霊術》
[主なセリフ] 生きてる人間は、こわい。……でも、ヨシトは別。
[属性] ちみっこ・寡黙・銀髪
[コメント] ロリキタ━━━ヽ(∀゜ )人(゜∀゜)人( ゜∀)ノ━━━!! 10歳といえば小学五年生。小五ロリ、すなわち悟り。銀髪幼女ですよ奥さん。儚い感じがいい。友達はオバケだけで、森の奥でひっそり暮らしている。もろオレの好み。ペロペロしたい。こんな子を殺すだなんてとんでもない! 刀束大和のことは絶対に許さないよ。
[名前] 刀塚大和
[性別] 男
[種族] 人間
[享年] 18歳(西暦1989年4月12日生)
[代表技] 《我が稲妻は天魔覆滅の裁定である》
[主なセリフ] 芳人くん、君は狂ってる。
[属性] イケメン・勇者・品行方正
[コメント] 勇者らしい勇者。召喚されたのがコイツと幼馴染2人だけだったら、いまごろ大英雄として名前を残してたんじゃねえかな。すぐ隣に狂人がいたせいで道を踏み外した。ヨシトンへの対抗心に駆られるあまり、「魔王軍に手を貸している」と噂のシオン・シフォンを殺害。でも実は無実の罪。己の凶行について深く悩んだあげく、元四魔将のエリィマーヤに操られ、魔王軍に手を貸すことに。皮肉な展開だよな、コレ。でもロリを殺したから情状酌量の余地はない。
[名前] エリィマーヤ・ヴェヲヴァハ
[性別] 女
[種族] 魔族→神族
[享年] 不明(空歴338年7月5日生)(一定周期で眠りに就く)
[代表技] 《洗脳》
[主なセリフ] ヤマト・トツカ――楽に死ねると思わないことね。私のヨシトを悲しませた報い、必ず受けさせてあげるから。
[属性] 不器用・不老長寿・ストーカー
[コメント] 「ヴェヲヴァハ」ってのは、魔族の古い言葉で「記録者」って意味だ。こいつらは一定周期で眠りについて、世界の流れを見届ける役目を背負っている。ほとんどのヴェヲヴァハは世捨て人みたいな生活を送っているが、エリィだけは例外だ。フィールドワークと称して魔王軍に入り、一度は四魔将まで上り詰めている。その後、人族を知るために出奔。女騎士に化けてシャルン家(シャルロッテの実家)で働いていた。やがてヨシトンと出会い、何をトチ狂ったか「私はヨシトだけの記録者」とか言いだす。普通にアタックしてれば恋人になれただろうに、影から見守る毎日。最後はヨシトンの刃に斃れる。《泡》的には刀束をボコってくれたからMVP。うちに来てミユをファッ○してもいいぞ。いや、よくない。あの子はオレのもんだ。
* *
食後、ミユが、
「お姉さん、わたし、なんでもします。だからこの家においてくださいなのです」
と言いだした。
昨夜から感じていたが、なんだか喋り方がおかしい。
語尾にやたらと「なのです」をつけてくるんだが、艦こ○だろうか、某駆逐艦だろうか。
「兄からそうするように言われてて……守らないと、殴られる、なのです」
はぁ!?
なんだその変態兄貴。
ドン引きですわマジで。
よしミユ、そんな家に帰らなくていい。
あとはオレに任せとけ。




