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1話 本編の内容を無視した壮大っぽいプロローグ!
クソラノベ欲しさが違う方へと働いてしまった。
昔々、といっても今から十年ほど前のこと。
あるところにクソラノベが大好きな神様がいました。
神様は面白いラノベはもちろん、つまらないラノベも大好きでした。むしろ、つまらないラノベの方が好きでした。
もっと広がれクソラノベの輪!
ですが世間はクソラノベを悪しき物として扱い、次第にその数を減らしていきました。
このままではクソラノベがなくなってしまう! 布教しなくては!
そんな時、一人の新米ラノベ読みの少年が、神様と出逢ってしまったのでした。
これは、新米ラノベ読みとクソラノベの神様が紡ぐ、青春活字冒険譚である。
許される範囲ではっちゃけたい。