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ステータスと装備

 フムフム…


 名前(NAME)金田(かねだ) 隆司(たかし)

 階位(LEVEL): - 

 体力(HP):22

 魔力(MP): - 

 分配(SP): - 

 攻撃(STR):8

 防御(VIT):9

 知力(INT):12

 敏捷(AGI):7

 技巧(DEX):14


 名前はつけられない。

 本名が 姓 名 の順で表記されている。


 レベルはダンジョンに入ってモンスターを倒すと上がっていくとのこと。

 一説によると最初の1匹を倒すと1になるとか。

 これは試してみるつもりだ。


 HP。最大値の表記はないらしい。増減すると頭に数値が浮かぶのだとか。私の 22 と言うのは低いのかな?まぁ歳相応か。

 そして、これが 0 になると、Ω\ζ°)チーン。ダンジョンに吸収されるように消えるのだそうだ。

 なおダンジョンに入ったまま帰ってこないと行方不明者扱いになる。その場合、生命保険がおりるのは捜索願いを出してから7年なのか1年なのかは、まだ判例がない。


 MP。これは魔法を使えるようになると増減するらしい。これにも最大値の表記はない。

 SP。レベルが上がると加点され、そのポイントを以下の項目に振れるらしい。


 STR…攻撃とあるが[ATK]ではない。腕力とかの力の値なのだろう。

 はい、私は非力な方だと思います。

 VIT…これも防御とあるが[DEF]ではない。しぶとさとか生命力なのだろう。

 もう少しあると思ってたけど、忍耐力とはまた違うのかな。


 INT…知力はもう少しあって欲しかった。

 数値化されるとシビアだなぁ。

 AGI…敏捷性、低くっ?! 

 ぅ゙ゥ゙、歳を感じざるをえない。


 DEX…へぇ、私は手先はそんなに器用な方ではないと思っていたが、技巧と言うのは、またちょっとそれだけではないのかな?

 魔力耐性力《RES》とか直感力《SEN》とかの項目はない。

 幸運《LUC》があったら極振りするのに。


 よし、さぁこのステータスで発進だ!

 まず、モンスターを1匹倒して、ここに戻ってきて、もう一回ステータスを見てみよう。


 私は左手に持った棍棒で壁をコツコツと叩きながらダンジョンを進む。


 ドラクエが世に出たのは私が大学生の頃だ。2度ほど復活の呪文をメモり間違えて悶絶したものだ。その頃から私は最短攻略型ではなく、隅々まで調べまくり系である。

 なので、ダンジョンを進むのも壁伝いに隅から隅まで周るつもりである。


 あぁ、そうそう、私が持っているこの棍棒だが、さっき受付の隣りにある売店で買ってきたものだ。

 先人達は当初、バールだの、金属バットだの、サバイバルナイフだのを持ち込んでモンスターに挑んだのだそうだが、外から持ち込んだものは武器として機能しなかったらしい。 

 なので殴る、蹴る、投げる、壁に打つけるしてモンスターを倒していったのだとか。


 そうこうしていると、ドロップ品として、棍棒やナイフなどを手に入れることができ、それらのダンジョン内で手に入れたものは武器として使えたのだそうだ。

 私も最初は素手から始めてみようかとも思ったが、(若い頃だったら絶対素手から始めていたと思う)さすがに還暦のおっさんが(まだじいさんではない! 断じてない! むしろ[おじさま]であって欲しい)そんなにアクティブなこともできなかろうと、1万円を払い棍棒を1本買った。 


 ちなみにナイフも1万円で売っていたが、これは自力でドロップさせて手に入れたい。当面の目標のひとつだ。

 現在、ドロップ品の価格は乱高下しているのだが、前方が何やら騒がしいので、その辺はまた追々。


 いよいよモンスターとのファーストコンタクトか… と思いきや、誰か人が走ってくる。

 と、その後からモンスターが2匹。

{ム゙、これはもしやモンスタートレインによるPKか?!} 

 いや、ただ逃げてきただけだったようだ。


「すみません、助けてください」と、その走ってきた男が私の横を通り過ぎる。

「え、あ、はい」

 私は追いかけてくる2匹の向かって左側のモンスター(2匹ともゴブリンのようだ)の顔面をめがけて1万円で買った棍棒をフルスイングした。

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