彼の日常 深春・?
いつも通りかもしれませんが、今回はヤンデレ要素少なめです。
あ、また下ネタ的なものがあるのでお気をつけ下さい。
賑やかな人の声があたりに響く。家族連れの人達、友達と楽しそうに話す人達、笑い合う子供達。弾け飛ぶ水しぶき。
その中で、僕は1人、この膨大な数の人の中から、たった1人を探す。
う〜ん、どこだろう。迷子センター、では無いだろうし。携帯はロッカーに置いて来ちゃったからメッセージも送り合えないし。いや、今からでも戻ってもう一度待ち合わせ場所の確認を……うーん、でもその間にはるちゃんがここに来たら待たせる事になっちゃうしなぁ。
目印として約束していた、ウォータースライダーの青い柱の前。
僕は1人、水着姿で立ち往生していた。
「ねぇ、あの子」
「狙ってみる?」
なぜか、先程から人に見られている気がするのは気のせいなのかな?
「やばい超可愛い!なにあの美少年あんな子滅多にいないでしょ?!狙うべきだって」
「ま、待って……ここら辺でうろついている女の子達、みんなあの子狙いじゃ」
「うわ、本当だ!!みんなあの子見てる!!」
周りの目が気になり、少し落ち着かない。
う、気のせいかなぁ。
僕はなんだか、気恥ずかしくなって少し俯いた。
あっ、はるちゃん可愛いから、もしかしたら男の人に絡まれてるのかも……うぅ、2人できたとはいえ、もっと僕がちゃんとしていれば。
「……はるちゃん、どこにいるんだろう」
自分の影を見ながら、弱々しく呟いたその時だった。後ろから、声をかけられる。
「ねぇ僕、お姉さんと遊ばない?」
「え?」
振り向くと、そこには髪をハーフアップにした、女の人がいた。フリルが沢山あしらわれた水色の水着の上にパーカーを着ていて、胸元まで降ろされたジッパー付近から艶めかしく肌が覗いている。思わず僕は目を逸らした。すぐに目を逸らしたから、顔はよく見えなかった。
「あっ、先手取られた」
「くうっ、やるわねあの子」
するとなぜか、周りから悔しがるような声が聞こえた気がした。
「あ、あの、僕待ち合わせをしていて……だからっ、その、すいません」
頭を下げて謝ると、少し困ったような笑い声が聞こえた。
「もうっ、なに言ってるの深春君!私だよ私」
「えっ?」
よく聞けば聞き覚えのある声に、僕は頭をあげて彼女の顔を見た。
するとそこには、僕の知る女性、雪山詩乃さんがいた。
「あっ、生徒会長!」
「詩乃さんでいいのに」
「どうもこんにちは、生徒会長!」
僕は知っている人が相手だったとわかり、少し安心した。
「……テコでも変えない気ね?まぁいいわ。すぐに呼ばさせてみせるから」
「生徒会長も、遊びに来たんですか?」
「ええ、まぁね。クラスのみんなと遊びに来たの」
「こんな広いところで、こんなに沢山の人がいるのに、会えるなんて、偶然ですね!」
「ほんっと、開校記念日で平日なのに、沢山人いるわよね〜。空いてると思ったのに」
後ろで腕を組みながら、人々を眺める生徒会長。
「深春君は?」
「僕は、はるちゃ……友達と、2人で来ました!」
「へぇ」
僕が笑顔で言うと、生徒会長は少し抑揚のない声で話した。
「彼女、いつの間にできたの?」
「えっ」
「散々口説いてるのになびかないから、なんかおかしいとは思ってたんだけどね。そういうこと?いたんだ、女が」
とても暗い表情のまま、冷たい声で言われた。
なぜか、僕は責められているようだ。
「お、女って……まぁ相手は女の子ですけど、別に彼女じゃないですよ?」
「あら、そうなの?」
今度は急に明るくなる生徒会長。
なんか、今日の会長はころころと表情が変わるなぁ。
「生まれた頃くらい昔からずっと一緒にいて、なにをするにも常に一緒だった子なんですよ。お互いの両親も仲がいいので、友達っていうか、家族みたいなものですね」
「これからも、ずうっと一緒だもんね〜?」
その言葉と同時に、突然後ろから両腕が回って来て、僕の肩を抱いた。
「わっ、はるちゃん!びっくりしたぁ」
「もう、ダメでしょ?顔を隠すようにマスクとサングラスをして来て、って言ったじゃないの」
僕の左肩に顎を乗せる彼女は、少し唇を突き出し、拗ねているようだった。
「だって、そんなの恥ずかしいし……ていうかはるちゃん!僕だったから良かったけど、突然後ろから抱きつくなんて、他の人だったらどうするの?!ダメだよ軽々しくそんな事しちゃ!」
「私がはる君の事を見間違えるわけないじゃん!生まれた時からずっと一緒の家族みたいなもの、なんだからさ」
ニコニコと話すはるちゃんは、なにやら上機嫌だ。いい事でもあったのだろうか。
「あなたが噂の彼女ね」
無表情で話す生徒会長は、不機嫌そうな声を出した。
「ええ彼女です。私のはる君がいつも生徒会でお世話になってます。雪山詩乃先輩?」
ニコリと笑うはるちゃんも、どこか無機質だ。
「もう、何言ってるのはるちゃん!すいません生徒会長、気にしないでくださいね?はるちゃんの冗談ですから」
僕ははるちゃんと生徒会長に対して笑いながら話す。
「あとはるちゃん、胸が当たってる」
薄い布越しで背中に当たる、柔らかな二つの感触を感じながら、僕は言った。
「当ててるの〜!はる君大好きでしょ?私の胸」
「まぁ好きではあるけど。でも恥ずかしいからやめて」
ここで変に認めないとさらに押し付けられると思ったので、素直に認めておく。
「はぁい」
すると彼女は、僕の背中から離れる。そして、今度は僕の左腕に抱きついた。
「雪山先輩?クラスメイトの皆さんが待っておられるのでは?」
はるちゃんの、まるで彼女のような行動に、僕は少し困りながらも、感触を楽しむことにした。
「……そうね。そうするわ」
「ええ、今すぐにそうしてください」
笑い合う2人。だが、その間には何か、酷く冷たいものが流れている気がした。
僕に背を向ける生徒会長。
「いつまでも彼と一緒にいられると思わないでよ?今に、出会った時間の差は埋めるから。覚悟しておく事ね。生徒会活動の時間は、あなたも割り込めないものね?私、生徒会長でよかったわ」
「あらあら口うるさい泥棒猫さんだ事。年増はさっさと消えてくださいますかねはる君の目に毒です。はる君は一生私と一緒ですからあなたには目移りすらしませんよ。諦めて引退してください」
去り際に、2人が何か話していたようだったが、僕にはその小声が聞き取れなかった。
ただ、2人とも、とても怖い顔をしていた。
「じゃあね深春君」
「はい、また生徒会で」
ひらひらと手を振る彼女に、僕は軽く礼をする。
ぎゅむっ。僕の左腕が、はるちゃんの胸の谷間に飲み込まれた。
「はるちゃん、なんで僕の腕に抱きついてるの?」
「マーキングかな」
「いやいや、マーキングって……動物じゃないんだからさ」
僕がそう言うと、はるちゃんは笑って言った。
「相手は猫さんだから。自分のモノは、自分で守らないと、ね?」
「えっと、どう言う意味?」
「あなたは一生知らなくていい事だから。気にしないで?私が守ってあげるから、何も心配しないでいいんだよ」
「守るって、何から?」
僕が問うと、彼女は呆れた様子でこちらを睨んだ。
「呆れたものね、ここまでされて何も気づいていないなんて。まったく、生徒会がはる君以外女子なのはなんでなのかよく考えたら?あ……違うのかな。本当はーー」
はるちゃんは、僕の耳元で優しく囁いた。
「ーー気づいていて、わからないフリをしているの?」
「えっと、何の事?」
僕が首をかしげると、彼女はため息をついてから僕を見つめた。
「まぁ、私のモノであるなら、どっちでもいいけどね」
「だから、何の話?」
僕が聞くが、それには答えず、彼女は僕の手を引く。
「行こ!ここは人が多いから、あっちのすいてる方に!」
はしゃぐその様子は、いつも通りの彼女だった。
ーーー
彼女、白雨春香は、常に僕と一緒にいる。
「はるくんはるくん、私さ」
「うん」
僕の部屋で、ベッドに腰掛けるはるちゃんは、自分の胸に手を当てて言った。
「また大きくなったかも」
「心の器が?」
「それはもうカウンターストップしてるから!そうじゃなくて!!」
僕の冗談に、ブンブンと首を振るはるちゃん。
「胸が!!」
「いや、そんな事僕に言われても。どうしろと?」
「揉んで!さらに大きくして!!」
「いや、もう十分じゃない?」
「だめ、まだはる君の思う巨乳に達してない」
「何でそんな事わかるのさ」
「下から2番目の洋服棚の中のパーカーに包まれた黒いレジ袋の中を見たから」
「……」
「処分したから探しても無駄だよ」
「なんて酷い事を」
僕は床に四つん這いになり、がっくりとうなだれた。
「いつも言ってるよね?私が相手してあげるって」
「付き合ってないし」
「なら付き合えばいいじゃん」
「僕達はそういう関係じゃない」
「ならどういう関係?」
「双子、みたいな」
「選んで。私に襲われるのか自分が襲うのか」
はるちゃんは、左手で輪っかを作り、右手でその穴に人差し指を入れて見せる。
「こら、そんな事しないの」
「でも私達がするのはそういう事じゃないの?」
「するとは言ってない」
「なんで?私、はる君の趣味趣向は全部知ってるよ?答えてあげられるのは私だけだと思うけどなぁ」
「僕は結婚していない人とそういう事はしません!」
「来年の3月5日が初めてね?わかった、楽しみにしておくね」
僕とはるちゃんが結婚するのは確定事項のようだった。
「本番は我慢するけど、キスくらいは良くない?」
「そんな事言って、君キスで止まる?」
「はる君と粘膜接触をした私は誰にも止められない」
「そんなかっこよさげに言われても困るんだけど……」
僕は苦笑いをして、彼女の隣に座った。
僕がベッドに座ると、彼女は僕の膝へ倒れてくる。
「はぁ、はる君のおひざ気持ちいい〜〜」
僕の太腿に頭を乗せて、ゴロゴロと転がるはるちゃん。
「ね、はる君さ」
彼女は言いながら、僕のズボンからシャツの裾を引っ張り出し、その中に頭を入れた。
「ちょっとはるちゃん?!なにしてるの?」
「ん〜いい匂い〜〜たまりませんなぁ〜〜」
「へ?」
服の中で、徐々に僕の身体を登ってきた彼女は、そのまま僕をベッドの方に押し倒した。
ベッドが軋む音がして、後ろからベッドに着地する。
「……はるちゃん?何する気?」
「なんにもしないってば。裸見るだけ」
すると彼女は、僕の服から顔を出し、そしてシャツの裾を鎖骨のあたりまで引っ張り、僕の服を脱がした。
「ついさっきまで見てたじゃないの」
「まぁ、そうだけど。他に気にする事があったから」
「気にする事?」
「はる君を取られないようにする事」
「誰にも取られたりはしないでしょ、僕の事なんて」
僕が自嘲気味に言うと、はるちゃんは少し怒った。
「まったく、そんなんだから私の中から心配事が消えないんだよ」
「よくわかんないや」
僕は会話の内容よりも、上半身を撫でてくるはるちゃんの方が気になってしまう。
首元の鎖骨から撫で始め、胸を通って腹筋のあたり、ちょうどへそのあたりで止まる。
「運動したら?はる君はもう少し筋肉をつけたほうが健康的だと思う」
「運動って、なにするの?」
「私いい運動方知ってるよ」
「どんな運動方?」
「たぶんいい運動になるし、副産物として気持ちよくなれるの」
「それ、たぶん粘膜接触だよね?」
「ちぇ〜、ばれたか」
相変わらず押し倒されたまま、僕は笑う。
「というか、そんなに下ネタ言っていいの?なんか女の子的なアイデンティティは?」
「はる君の前でしかしないし、はる君もこっちの方が好きでしょ?」
「まぁ、そうだけどさ」
僕は少し照れながら頷いた。
その時、玄関の扉が開く音がする。
「あちゃ〜、冬音が帰ってきちゃった」
「なんで悔しそうなの?」
「独り占めタイムが終わるから」
僕の胸に顔と手を置きだらんとするはるちゃん。
「独り占めタイムって……」
と、その時大きな足音が響き、徐々にこちらに迫ってきた。
大きな音を立てながら、僕のいる部屋の扉が開く。
「ただいま戻りましたっ!!」
「「おかえり」」
そこには、肩くらいで髪を一直線に切った女の子がいた。
「なぜですかっ、お兄さん!!」
「なぜ、とは?」
びしっとはるちゃんを指差す冬音。
「玄関に靴がありもしやと思って来てみれば、案の定春香がいるではありませんか!!どういう事ですか?!」
「2人だけで屋内のプールに行って来ました〜〜」
「そんな事は知ってますよ羨ましい!!」
バンバンと足で地団駄を踏む冬音。
「今度一緒に行こっか、冬音も」
「はい行きます行きます!!今日は部活がありましたが、今度は絶対に行きます!!」
激しく喜ぶ冬音は、とても嬉しそうだった。
が、すぐに表情を険しくして言い放つ。
「2人きりで、行くんですよね?兄さん」
「え、そうなの?僕は三人で行くつもりでいたんだけど」
「ダメだよ冬音〜〜はる君は私がいないと生きていけないんだからさぁ?」
「ぐぬぬ……」
なぜか勝ち誇った顔のはるちゃんと、歯をくいしばる冬音。
「兄妹水入らずで!」
「はるちゃんもいた方が楽しいと思わない?」
「思いませんよというかっ!!」
ズカズカと歩き、僕のベッドに飛びこむ冬音。
「はいそこっ!はーなーれーてーくーだーさーいっ!!」
「嫌で〜す。はる君と私の時間は誰にも邪魔出来ませ〜ん」
「ふざけないでください離れてください私と替わってくださいっ!!」
「ちょっと、あなたどこ触ってるの?!やだ、離して!!」
ジタバタと僕の上で暴れる2人。
「兄さんはっ、私だけの兄さんです!!誰にも渡しませんっ!!」
「このブラコンが!いい加減外に男でもつくって兄離れしろっ!!」
ぎゃーぎゃーと言い合い揉み合うのはいいんだけれど、僕はいつまで上を脱がされたままなのだろうか。
ふと思いたち、僕はシャツを仕舞おうとした。
「「シャツはしまわないでっ!!」」
が、2人にものすごい剣幕で言われたために断念。
そしてしばらくたち、結局僕は2人の間に寝そべり、2人は僕の腕にそれぞれ抱きつく形となった。
「あの〜?春香は、さっきまでずーっとお兄さんを独り占めしてましたよね?なぜ帰らないんですかそして2度と我が家に来ないで下さい兄に近づかないでくださいません?」
ぎゅっと、絞められる右腕。
「嫌です嫌です絶対に嫌でーす。私は、はる君と一生一緒にいると誓い合ったんです〜!そんなに嫌ならはる君だけお持ち帰りして我が家で暮らしてもらいますー!」
そして今度は左腕が絞められる。
「はっ、どこでそんな誓いをしたんだか?私は兄さんと300回は結婚の約束をしましたね」
「私だってもっと約束してますから」
おや?僕に二股疑惑がかけられてないかなこれ。
「ちょっと2人とも言い過ぎだって、親しき仲にも礼儀あり、だよ?」
「「親しくないっ!!」」
「息ぴったりじゃん」
僕はなぜ半裸で2人の女の子に腕を拘束されているのかわからないまま、その場で過ごす。
「ていうか?運動して来たならシャワーでも浴びて来たらどうなわけ?汗臭いべとべとの身体でご自慢のお兄さんに抱きつくんだ〜?」
「ほら兄さん、塩素臭い女はそこに置いていって、一緒にお風呂入りましょ?久々に洗いっこです」
僕の右腕が、起き上がった冬音に引っ張られ、左腕がはるちゃんに引っ張られる。
「順々に入ればよくないかな?というか、はるちゃんは隣の自宅で入ればよくない?」
「確かに。ではさようなら春香」
「あなたはいい加減年上に対する敬意というものが無いわけ?!」
「私が敬意を払うのは両親と兄だけです。あとは、特にあなたは、どうでもいいです」
「じゃあ私自宅でシャワー浴びるからはる君も一緒に浴びよう?」
「兄さんはうちで私と入るんですっ!!」
「ダメ!私のうちで私と入るの!!」
「あ、そうだ!」
結局、僕の提案で近所のスーパー銭湯に行くことになりました。
ーー
泡が弾ける音がする。目元をひくつかせながら、春香の背中を洗う冬音。
「「……」」
2人とも沈黙である。
「あの?なぜ私は兄さんとでなくあなたと洗いっこをしているのでしょう。やめたいのですが」
「私に聞かないでよ。先に洗ってあげたんだから、ちゃんとやってよね」
ため息を吐く2人。
ふと、冬音の目に春香の胸が写った。
「いやいや、なんで後ろからでも見えるんですかね意味不明です。そんな脂肪の塊は焼却炉にでも入れて燃やせばいいのに」
「ひがみはみっともないわよ。私ははる君に揉んでもらってるから当然ね」
「ほほう?なるほど、そういう嘘は平然と吐くんですねぇ?」
ゴシゴシと、冬音の手元に力が入る。
「いっ、痛い痛い!!やめてよ!!痛いってば!!」
「揺らさないでください不愉快です!!」
2人の悲鳴が、銭湯に響いた。
ーー
「なーんて、事になってたりしてね?」
温泉に浸かりながら、僕は一人の時間を楽む。
……ちなみに、あとで背中を痛そうにする春香と、自分の胸を見て俯く冬音と合流した。
が、まぁ僕の一人勝ちである事は間違いなかったので、僕だけがご満悦だった。
ヤンデレは基本的にヒロインから見て『他の女』が出てきてからからが盛り上がる気がします。
そう言えば、出てくる登場人物が主人公以外みんなヤンデレの長編を書いてたりもします。いつか載せたいですね。
ブックマーク、評価などありがとうございます。最近そういうものをよく求めていた気がしますが、本来この小説を書く目的は、自分が満足するため、というものでした。そして、その満足も誰かの満足に繋がるのでは、と思ったために始めた事です。一人で楽しむより、みんなで楽しんだ方がいいですものね。
なので、この小説が良いと思っていただけた方がもしもいらっしゃいましたら、ヤンデレ好きのお知り合い等に勧めてもらえたりするとこの小説の意義を果たせます。
あ、この小説はヤンデレ布教も兼ねていますよ。みなさん、頑張っていきましょう。
世界に、もっとヤンデレが増えると良いですね。