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宝くじの時間旅行

作者: 紫織

 

 ある商店街の一角に、夏休みキャンペーンとしてクジ引きの抽選会を行っているテントが立てられていた。このキャンペーンは、商店街で一定額以上のお買い物をしていただいたお客様に抽選の機会を与えるというものだ。

 ちなみに、一等賞は家族海外旅行券、二等賞は最近話題の家電、三等賞は商店街専用の商品券など、景品は商店街内のお店が出しあった。

 そんな景品を目当てにやってくるお客様に慌ただしく対応する数名のスタッフの姿が遠目からでもはっきりと見える。ガラガラと呼ばれる抽選器を回しに来るお客様に、スタッフ一同、感謝すると同時に終わりの見えない接客に眩暈を覚えていた。それは企画当初に考えられていた人数より、遥かに多いお客様がお越しになられたからだ。明らかにスタッフの数が足りていない。

 そんな中で一人だけ、疲れを知らないロボットのように動き回る男性がいた。


 彼は舞い来るお客様に挨拶し、すぐさま、商店街のレシートを確認する。そして抽選器を回すように促し、出てくる玉の色を確認して景品を渡す。ほとんどがハズレ(ティッシュ)の白玉だが、たまに三等や四等が出てくるので油断はできない。しかし、ハズレが多いのは確かだ。受け答えや景品の受け渡しは回数をこなすほど洗練され、もはや機械のように自動で身体が動いている。


「こんにちは。レシートを確認します。………。はい。大丈夫です。回していいですよ。」


「ねぇねぇ、ママぁ。わたしが回してもいーい?」


「ええ。いいわよ。」


 抽選をしに来た親子の微笑ましい姿を見ながら、自分にもこんな時代があったなぁ、と過去を振り返る。そして、あることを思い出したのだった。そういえば明日は……。

 今晩の楽しみを見つけた彼は順調に仕事を終えて、何事もなく帰宅した。

 明日はキャンペーン最終日。

 まだ一等は誰も当てていない。







 その晩、男性は夢を見た。

 それは彼が不思議な体験をした昔のことだ。しかし、それは本当にあった出来事なのか、よく覚えていない。近頃よく夢を見るのだ。あまりにも何回も見るので、本当のことなのか、あやふやになってきている。



 おそらく、彼が小学低学年の頃の遠い記憶。

 友達と一緒に近くの山の麓で隠れんぼをしていた時に、それを見つけた。周りの木々から一つ抜けた大きさの木にぽっかり開いた小さな穴。子供がようやく入れるような、そんな穴だった。

 好奇心の強かった当時の彼は、中がどうなっているのか気になった。そして、入れるのなら、その中にに隠れて鬼からやり過ごそうと考えた。ここなら見つかる可能性も低いだろう、と。


「どこだー。」


 鬼である友達の声が近づいてくる。早く隠れないと。


 慌てて穴に逃げ込む彼の大きさは、ちょうど穴の大きさと一致していた。手を伸ばして、入り口近くに落ちていた小枝でカモフラージュする。申し訳程度だが、無いよりかはマシな気がしたのだ。


 鬼が歩いてくる音が聞こえ、それが近づいてくる。次第に心臓の鼓動が速く、大きくなっていく。彼はこの音だけで見つかってしまいそうな、とても大きな鼓動を感じていた。


 鬼は彼の隠れている穴に気づかず、通り過ぎていった。

 ホッと胸をなで下ろすと同時に、ここは心臓に悪いから場所を変えようと思った。この穴はまた別の事に使おう。

 そうして、移動しようと穴から出た彼の目に、見たこともない風景が映り込んだ。


 あったはずの木々は切り開かれ、同じような形をした建物が何棟も並んでいる。さらに遠くには雲に届きそうなほど高い建物が地平線を埋め尽くしていた。



(なんだ、これ……。)



 彼の隠れていた穴のある木の周りには、しめ縄が張られ、如何にも神聖な場所です、と言わんばかりの雰囲気を醸し出していた。木自体も更に大きく成長していた。

 先ほど自分がいた場所とは全く違う光景に、彼は訳が分からなくなる。


 自分は一体どこにいるのか?


 幼い彼はその答えを出すことができなかった。

 そんな呆然と立ち尽くしていた彼の目の前を杖をついた老人が通りかかった。そして、少年に気がついた。


「小僧!そこで何をしておる!!」


 びくりと体を震わせた彼は、急いでそこから走って逃げた。後ろから怒鳴り声が聞こえるが、それが一層、足を速くさせた。

 老人の体力では走る子どもに追いつくことはできない。





 少年は気がつくと、また知らない風景の中にいた。先ほどとは違って人が行き来し、道の両脇には店が並んでいる。

 すれ違う人、店先で店番をしている人が物珍しそうに少年を見ていた。その視線が恐ろしく感じられた彼は、また走って逃げた。


 途中で、歩いていた男の人とぶつかり、転けてしまった。


「おおっと、大丈夫か?」


 心配そうに声をかけてくる男性の目もまた、周囲と同じような奇怪なものを見る目だった。

 自分の知らない街で、動物園の動物にでもなったように錯覚した彼は、目を背けて再び走り出した。

 周りから聞こえる笑い声。増える見物人。走っても走っても振り切れない何かは少しずつ少年の心を蝕んでいった。

 そんな中照らされる一つの光。それに手を伸ばし見つめた先にあったのは………















 彼自身の部屋の天井だった。


 いつもこのタイミングで目が覚め、あの光の先に何があったのか、分からない。だが無事に帰れたことは鮮明に記憶に残っている。

 その時の手の中にはよくわからない紙切れが一枚握り締められていた。大人になってようやくそれが宝くじであることがわかった。


 というのも最近、CMや電車の広告なんかで宣伝されているサマージェット宝くじだったからだ。なんと一等の賞金額が7億円で賞金総額が10億円というビックな宝くじの1枚であった。

 早々に無くしたと思っていたのだが、最近になって実家の押入れで見つかったのだ。

 正直当たる気はしないが書かれている発表の日時が今日の夕方なので、キャンペーン終わりにスタッフと確認するのもいいかもしれない。それで当たれば、スタッフ全員で美味しいものでも食べようと考えた。





 キャンペーン最終日。

 テントにはいつにも増して多くのお客様が並んでいる。聞くところによると、未だに一等が出ていないことが口コミで広がっていたらしい。また、一等が入っていないのでは?という噂も同時に聞くことができた。ここまで出ないと一等のない抽選器であると思われても仕方がないが、キャンペーン最初に金の当たり玉が入っていることは確認済みだ。

 もし当選者なしでキャンペーン後に当たり玉が入っていないことがわかれば、それは詐欺ということになるし、当たり玉をスタッフの誰かが抜いた可能性も否定できない。

 そうなれば商店街の信用はガタ落ちだ。


 ………仕事に集中することにしよう。




 結局、一等の当たらないまま正午を迎え、スタッフは交代しながら昼食をとることとなった。


「主任も休憩してくださいね。」


「ああ、分かってる。」


 主任と呼ばれた男性もスタッフ用の弁当を食べるために交代して控室に戻り、何種類かある弁当の中から幕の内弁当を選んで手に取った。

 そこで弁当を食べながら、スタッフに宝くじのことを話した。当然、子供の時に手に持っていたことは言わなかった。


「へぇ! 当たるとといいですね!」


「事だけじゃなくて、旅行にも行きませんか? パァーと使っちゃいましょう。」


「まあ、たいした額は当たらないだろ。これで一等なんて当たったら明日が怖いよ。」


「ハハハ。」


 そのとき、


「主任! 悪いんですが、少々トラブルが……。」


「??」



 控え室から出て辺りを見渡すと、その状況を察することができた。


 何個かあるうちの1つの抽選器を、キラキラとした目で見つめる少年がいたのだ。しかも遠目から見るのではなく、置いてある机に張り付いている。これでは他のお客様の利用ができない。


 スタッフの1人が退いてもらおうと頑張っているが効果はないようで、少年はこちらまで聞こえる声で疑問をぶつける。


「これっ! どうやるんだ!? がらがら~って! これを回せばいいのか!?」


「あっ! ちょっと勝手に触らないで下さい!」


 懸命に制止の声をかけているが、目をキラキラさせている少年を止めることはできない。

 このまま勝手に回されても困るので、男性は少年に近づいて話しかけた。


「僕? お母さんがお父さんはいないのかい?」


「ええと、ここには居ないよ?」


「そっか。このガラガラはね、この商店街でお買い物をした人が回せるんだよ。」


「ええー!」


 少年と会話しながらよく見ると、彼の異質さがよくわかる。

 汚れた白のタンクトップに半ズボン。まるで昭和の下町から出てきた子供のような出で立ちをしていて、明らかに周りから浮いている。そして、彼には周囲からの視線が突き刺さっていた。

 おかしな話だが、男性にはまるで自分が見られているような、そんな感覚が身体中を駆け巡っていた。


「主任? 主任!!」


「わ、悪い。考え事をしていた。」


「もうちょっと休んだほうがいいですよ。それと、彼は……どうしましょう?」


 少年はあいも変わらずガラガラから目を離さずにそこに留まっている。

 男性は少年の元へ近づいて話しかけた。


「僕。」


「どうしたの? おじさん。」


 少年は抽選器から目を離さずに答える。目を離せば他人の視線に押しつぶされるのだろう。

 だけど、正直に言えば邪魔なのだ。だから退いてもらう。


「そこに居ると他の人がこれを使えないんだ。」


「あ、………うん。」


「だからさ、1回だけ回して、それで終わり。」


「え?」


「1回これを回したら他の人に譲ってあげてね。」


「いいの?」


「1回だけだぞ。」


「うん!!」


 少年が笑顔になる。早く回したい、そんな好奇心溢れる顔をしていた。そこにスタッフの1人が男性に慌てて小声で話しかける。


「ちょっと、主任! いいんですか!?」


 本当はよくないのだが、ああいう子供を無理やり離そうとして駄々を捏ねられても他人の迷惑にしかならない、と考えた男性は問題ないと言う。


「ああ、当たりが出ても別のをあげるから。」


「別のって?」


「それじゃあ、僕! この取っ手を持って矢印の方向に回してごらん。金色の玉が出てきたら一番だ! 白色が出てもテッシュがもらえるぞ。」


 スタッフとの話を区切って少年を掻立てる。


「へへ! 一番当てちゃうからね!!」


 そうして彼はそれをゆっくりと回し始める。何色が出るのかドキドキワクワクしながら、ゆっくりと。

 中に入っている玉たちの名称通りガラガラと鳴る音が、緊張と期待を高めていく。





 コロリ。

 出てきた玉の色は……………。










 金色だった。












「やった!!」


「うそ…でしょ…。」


「おおおぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」


「…………。」


 少年は喜び、スタッフは驚いた。そして、野次馬たちが騒ぎ出す。

 そんな中、本来らならば大当たりのベルを鳴らさないといけない筈の男性は、1人だけ呆然と立ち尽くしていた。


「そうか……、君は……。」


 男性は思い出した。

 多くの野次馬に囲まれ、歓声を浴びる中、少年はただただ黄金に光る小さな玉を見つめている。

 男性の記憶の奥から思い起こされたそれは、視線の高さと場所こそ違うが、今見ているこの風景であった。


(ならば自分のやるべきことは……。)


 もともとそうしようと思っていたことだが、すべてを思い出したことでその重みは違ってくる。


「僕、一等賞だ。おめでとう。」


「うん!!」


 まず、少年にかけた言葉は祝福の言葉だ。それに対して少年は満面の笑みで答えた。


「しゅ、主任! どうするんですか!? 一等当てちゃいましたよ!?」


 まさか一等を当てるとは思っていなかったスタッフは男性に問いかける。


「大丈夫だ。」


 スタッフには一言で返すと、男性は野次馬のいる方へと向き直す。そして一息おいて声を上げた。


「みなさん! この少年は見事に一等を引き当てました! しかし、彼の保護者はここにはおらず、抽選器を回すための条件を満たしていませんでした。」


 男性の発言に野次馬はざわめき始める。

 ズルだとかセコイ、仕組まれてたんじゃ? などといった批判の声が聞こえる。

 それを男性は断ち切る。


「そこで! 彼には私個人が用意した特別賞を差し上げます。」


「「特別賞?」」


 スタッフも知らされていない特別賞に主任以外が首をかしげる。それもそのはず、特別賞は彼が今この場で作ったものだからだ。


「特別賞として少年にはこの『サマージェット宝くじ』の一枚をお渡しします。」


「なんで、サマージェット?」


「当たりくじなのか?」


 まだ、人々の疑念は晴れない。そこに追い討ちをかけるように男性は言い放つ。


「このクジは先日、私が購入したもので当たりかどうかはわかりません。ここで一等を取った運の良いこの少年には、もう一度運と戦ってもらいましょう。」


 それを聞いた人は、それならまあ、と納得したようだ。


「また、ここで出た一等の証である金の玉は抽選器に戻しますので、お客様にも家族海外旅行券の当選チャンスが与えられます。」


「「おお!!」」


 金の当たり玉が抽選器に戻されると聞いた人たちは喜びの声を上げる。

 スタッフに抽選器を持たせて当たり玉を戻す。そして男性は、全ての抽選器を一度控室に持っていって人を変えてランダムに再配置させるように指示を出す。これで当たり玉の戻したガラガラが分からなくなって、一つの所に人が集中する事態を防げる。

 その間に少年を移動させる。


 そして改めて少年に向き合った。


「ほら、僕。一等の宝くじだ。」


「なんだよこの紙切れ。もっとこう、すげーのないの?」


「ははは。今はそれでいいさ。ただ……」


「ただ?」


「いつか何でこれを私が君に託したのかわかる日が来るよ。」


 そう言って男性は少年の頭をもみくちゃに撫でる。


「ちょ!? おじさん、やめてよ!」


「……君がそれを持ったまま結果を確認する時が来ますよう。」


「何か言った?」


「いいや何でもない。それよりも早く帰りな。」


「っ! でもっ!!」


「この道をまっすぐ行ったら大きな樹のある神社が見える。その樹の穴に入るんだ。そうすれば家に帰れるよ。」


「!? なんでわかるんだ!?」


「それは…」


「主任!! 話し込んでないで手伝ってください! 対応が間に合わないです!!」


「おっと。」


 スタッフが呼ぶのも無理はない。抽選器を再配置した途端に大勢のお客様でごった返し始めたのだ。

 まあ、それも当然か、と呟くと少年に一言いう。




「それじゃあ、僕。気を付けて帰るんだぞ?」




「うん!!」


 男性が今度は優しくなでてやると、少年は笑顔で応え、そのまま商店街の中を駆け抜けていった。


「さて、仕事仕事。」


 男性はスタッフと合流して、お客様の対応に追われることとなった。






 午後5時。

 無事に抽選会は終了した。

 二度目の一等は、とある奥様の手に渡っていった。



 控室ではスタッフがお茶を飲みながら適当に寛いでいた。

 そこでみんな、思い思いに喋っていた。


「いや~。大変でしたね。」


「最後のラッシュが一番大変だったな。」


「個人的にはあの子どもが一等を当てた時のほうが焦りましたよ。」


「ああ、あの子ね。っと、そういえば主任。」


「ん?」


「宝くじあげちゃってよかったんですか?」


「当たってるかわからないし、家にはもう何枚かバラで買ってあるからな。」


 男性は嘘をついた。今回の宝くじはあの一枚しか持っていなかった。


「そうなんですか。あ、今頃サマージェット宝くじの番号抽選してるんじゃないですか? テレビつけましょ。」


 スタッフの一人がテレビの電源を付けてチャンネルを回す。


「お、やってるやってる。」


「もう当選番号出てますね。」


 抽選は終わったのか、全ての当選番号が画面に張り出されていた。


「主任どうでした? あの子にあげた分、当たってましたか。」


「……残念ながら。」


「そうでしたか。まあ、宝くじなんてそうそう当たるものじゃないですしね。」


「って、こんなことしてる場合じゃない。主任、テントの片づけはどうしますか?」


「そうだな。……テントは明日にしよう。他の机やらなんやらを先に元の場所に返して、時間が余れば今日やってしまっても構わないよ。」


「「了解です。」」



 それからスタッフ達は急いで片づけを始めた。疲れているはずなのに手を休めないのは、主任と呼ばれていた男性が率先して働いていたからであろう。

 スタッフ全員の助力で割と早くテントまで片付けが終わった。


 これで抽選会は終わりとなる。

 期間中頑張ってもらったスタッフにお礼を、と男性は思った。


「近いうちに打ち上げでもしようか。お代は全部持つから。」


「いやいや、割り勘にしましょう。一番頑張った主任に奢ってもらうなんて……。」


「それなら私たちで割り勘にして、主任は払わなくていいですよ。」


「いや、そんなわけには」


「大丈夫です。主任にはお世話になってばかりですから、こちらがお礼したいんです。」


「そこまで言うなら。」


「よぉーし! なら場所はどこにしようか?」


 スタッフ達は打ち上げの段取りを決め始めた。

 そんな姿を見ながら、男性はふと考える。




『……残念ながら』


(7億円は少年のもとへ行ってしまったよ。)




 頭をめぐるのは少年に渡したあの当たり・・・クジのことだ。


(もし当たっていたらと思って考えていたことがまさか当たるなんて、人生とはわからんものだ。本当に、自分で手にしたまま番号を確認することを願うよ、次の俺。)


「しゅにーん! そろそろ時間も時間なんで帰りましょう!」


「ああ、そうだな。それで打ち上げの日時は決まったか?」


「ええとですね………」


 帰りの電車に乗るために駅へ向かう。

 今回の抽選会は少年のことも踏まえて大成功だった。

 今夜はいい夢が見れると予感していた。




(あの宝くじはあと何回時を超えるのだろう?)


 そう言えば、と思った男性の小さな疑問は夜の道の喧騒に飲まれていった。

読んでいただきありがとうございます。


ふと思いついた設定で書いたものです。結構ガバガバ設定です。

何で、宝くじが紛失しなかったのかとかは聞かないでください。


感想は受け付けていますし、読んでいますが、返信は行いません。




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