トモダチ
連なる一年のクラスを通ると
三組の前についた。
事前に席も確認しておいたので
席につく。
同じ中学からの顔見知りもいるが、
友達といったほどでもないのでスルー
さて、寝るか
することもないしなあ、
『おはよう!』
んー、何か幻聴が聞こえた気がする
友達は一人もいないし、うーん
『おは......よ.......う』
そんな弱い声になられても困る.....
ん!?僕にいってるのか!?
横を振り向くといつの間にか横には
可愛らしい女子が......いた......
『やっとこっち向いてくれたー!』
「ええっと、ドチラサマデスカ」
『ああ!自己紹介が遅れたね!
私は内野 波よろしく!』
おいおい朝からその笑顔はないだろう
殺人的に明るい笑顔を見せられたら
数少ないスキルの【コミュ障】をだして
しまうじゃないか!
内野『君は?』
やばいやばいやばいやばいやばいやばい
何かいわなきゃ!ええっと、まずは
名前!名前だよな!よしっ言うぞ!
やってやんよ!!
「漆黒の翼です!!」
内野『えっ.......?』
.........しまったあああああああああああ
それ昨日やってたネトゲのアカウント名だあああああああああ
どうしようか、ほんとにやばい
絶対変な奴に思われてるよおおおお
内野『面白いね、君(笑)』
天使きたあああああああああ\(^o^)/
「う、うん!」
うん!じゃねえだろおおおおおおお
もういーよ!どうにでもなれよ!!
?『どーしたー?なみー』
内野『んー?友達とお喋りちゅー』
「友達!?僕のことか......」
『彼ね、面白いんだよー?
名前は漆黒のつば』
「やめてくれええええええええ」
これが僕と波の出会いだったー