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親こ  作者: 凜
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手紙

背景親愛なる娘、凜へ


元気してるかな?

最近病気が進んできて寝れてないの。

もう私の事母親なんて思ってくれないのかな。

凜と離れてから私は凜の小さい頃の写真ばかり見てるよ。

凜が産まれた時は冬の寒い時で、外は雪が降っていたよ。

どうして、親子なのに離れて暮らさなきゃいけないのかな。

どうして、私ばかり苦しい思いをしなければいけないのかな。

私が何か悪いことをしたのかな。

凜には沢山怒ってしまったけどそれは、凜が嫌いだからじゃなくて

凜に正しく生きて欲しいからなの。

私が失敗してしまったから凜には幸せに生きてほしいからなの。

凜が私に「もうあなたから何もいらない」と言われてしまったから

何も送れないのが苦しいよ。

欲しいものがあったら言ってね。

今さら母親面するなと言われそうだけど・・・。

ママに聞いても凜が何しているか教えてくれないから凜がどうしてるか分からない。

何歳になったのかな・・・。

母親なのに何にも知らないの。

それと、ずっと死ぬと言っておいて死ねなくてごめんね。

この前は警察に止められちゃったから。

もうすぐいなくなるから待っててね。

ダメな母親でごめんね。

凜の事世界で一番愛してるよ。

凜に会いたいな・・・。

凜と話したいな・・・。

涙が止まらないよ。


                                      ママより


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