いきなり鬼畜?!砂漠スタートとかありえない!
すんごい適当に妄想を書き連ねるよ
ここはファンタジーの世界。
スライムやオーク、伝説のドラゴンに至るまで様々なモンスターが闊歩する世界。
そんな世界に突如として迷い込んでしまった俺はどうにか生きていかなければと考えていた。
さてどうするか?
ここはどこだ?
働いて、へとへとになって、風呂入って、着替えて寝て起きた。←今ここ
何もわからないきづいたらクソ暑い砂漠にいた。
これって異世界転移ってやつですかもしかして。
まぁ夢でも冷めるまで楽しませてもらいましょう!
といっていたのも最初の5分だけ。
汗が……ダラダラとうぜぇ……暑い死ぬ
くそTシャツがびしょびしょだ。
近くに村はないのかこのままでは死んでしまう。
いきなり砂漠とかちょっと鬼畜過ぎませんかね?
俺は普通の会社員だったんですがね……
いきなり40度の砂漠に放り込まれたら死んでしまいますよありえないですよ?
もっといい特典とかつけてくれてもいいんじゃないですかね?
神様……ゆ る さ ん!
つぶやいていて余計にイラついてきた。
目がくらんで前がよく見えない。
チクショー死ぬのか俺は?
そんなことを思いながら歩いていると小さな祠のようなものが見えてきた。
あれは……!助かった!
駆け足で向かう。
足がもつれ転びそうになりながらも転がり込んだ。
ゴロっと倒れこむように入る。
何とも涼しい日が当たらないだけでこうも違うものかと感動した。
ふぅ。とりあえずここで過ごそう。
中はほんのりと薄暗く日光が当たらないからか随分と涼しいな。
どこか寝れると来ないかな。
ん?なんだあれ?
小さな紙切れが落ちている。
「この場所を次に来たものに託す」
託すって言われましてもただの岩陰みたいなもんなんですがねー?
紙を拾い上げた場所に小さなフックがあった。
なんだこれ?
指をかけ上にあげる。
あれ?めっちゃ軽い?
一見石でできているようだがまるで発砲スチロールの箱のように軽い。
持ち上げると階段があった。
中はかなり暗くうっすらと奥に続いているのが見えるくらいだ。
やれやれ。ゲームみたいだな。
それじゃ探検といきますかぁー
階段を下りていくと小さな部屋にたどり着いた。
金属のテーブル
小さな椅子
物を溶かす炉
小型の発電機のようなもの
冷蔵庫のようなもの
俺の背丈ほどあるハンマー
同じくらいのサイズのピッケル
某狩りゲーのようなアイテムの数々が目に移る。
うぉーすげぇ!本物だ。
これはテンション上がっちゃいますわー!
つんつんとつついてみる。
ひんやりとした感触と確かに金属でできた先端の硬い感触。
んーたまらんこれはガチだ!
上がり切ったテンションも冷めやらぬまま色々と物色する。
冷蔵庫の中身を見てみましょうかね。
プリンでもないかなー?なんてw
中身は空っぽだった当然冷気もない。
ファンタジー世界に期待した僕がバカでしたね。
食料もないのか。
これはやべぇですよ。
また絶望ですか嫌になりますね。
つぶやきつつもあたりを物色する。
小さなスペースに本があるのを見つけた。
「ガルの探索日誌」
前の人の日誌か。
どれどれ。
パラパラとめくっていく。
赤まるで囲われたぺーじがあった。
~食料に困った時は壁に生えているコケを食べるといい~
何も害はなく口の水分を吸うと100倍くらいに膨らむので腹の足しにはなる。
めちゃくちゃまずいので食べたくはないけどなガハハ。
うぇコケとか食えるかよ……
流石にそれはないわぁ……
ぎゅるるとお腹が鳴る。
歩き詰めで死にそうなくらい腹が減っている。
仕方ない少し齧ってみるか。
壁に張り付いたコケを少しケづり落とし口に放り込む。
苦みと渋みが口の中に広がって思わず顔がしかむ。
うぇ苦い。
苦みによって唾が放出されるとコケが水分を吸って口いっぱいに膨らんだ。
まるでスポンジを食ってるような感触だ。
食ったことないけど。
んーとりあえず腹は膨れたけどこれはやばいな。
何とかしなければ。
そういいつつ床にばたりと横になり寝てしまった。
本日の成果
食料:クソまずいコケ
だいじなもの:謎の紙、本、他