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【書籍化】錬金術師ユキの攻略 〜最強を自負する美少女(?)が、本当に最強になって異世界を支配する!〜  作者: 白兎 龍
第一章 Another World Online 第十二節 楽園の守護者の攻略

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第5話 支援体制は万全です

第七位階中位

 



 およそ一時間で、古都インヴェルノは森都インヴェルノへと姿を変えた。


 それと言うのも、ゴーレムよりも人の方が評価が高い事に気付いたからである。



 なけなしの魔力をゴリゴリ消費して、エルフと妖精と人間が住み良い町を作成した。


 その過程で、この町のシンボル足り得る塔と城の新築も行い、取り敢えず人が入れない様にゴーレムを配置した。

 外壁も硬化のルーンを刻んで再建築し、土地柄コンコン湧き出る魔力の一部を使った害意持つ物から町を守る結界を張った。


 では、ようやく許容人数一万に到達した森都インヴェルノの再確認を行うとしよう。



 先ずはこの町自体の限界許容人数だが……およそ3万が妥当だろう。

 貴族や王族、エルフ達の場合は族長や英雄の屋敷に該当する物があるので、町規模に対して住める人数はそう多くない。


 現在の住民は、妖精千と少々。エルフ千と少し。合計で2,300に届かないくらいだ。

 これに加え、各施設の管理を行う即席の木製ゴーレムが千体配置されている。



 町にある施設は、先ず僕のインヴェルノでの住まい、『城』。

 エルミナ・ルテール姫殿下とその従者、騎士、それから僕の部下であるエイジュ、エルミェージに城へ入る許可を与えてある。


 勿論、件の3人+αには大きめの屋敷も与えてあるので、普段は其処に暮らす事になるだろう。

 今のところ僕の配下では無いエルフ達も、エイジュやエルミェージに説得させて、やがては僕の配下に降って貰う。



 『塔』は、元々塔へ至る者を妨害する為の迷路があったが、そこ諸共改築して大きな公園にした。

 塔の天辺にはゲームから持ち帰った美色の鐘と言う施設が設置されており、9、12、15、18の時間で鐘を鳴らす様に設定したゴーレムを配置してある。


 美色の鐘は魔力を聖属性や生属性に変換する力があるので、逸れた地脈が噴き出すこの地でそれを行えば、地脈の魔力が流れ込む海は恵豊かになって行く事だろう。

 崖と地下を開拓して港を作るのも良いかもしれない。



 武器屋と防具屋は、現代の技術では一級品と呼ばれる魔鋼と、青鋼(ブムル)緑鋼(ベリャノ)白鋼(イラシャ)。の僕チョイス色金属製武具を並べておいた。

 お値段は一般的な一級品武具と同じで、ルベリオン王国金貨にしておよそ30〜60枚。マナ貨幣でのお買い上げなら20〜40万マナくらいだ。


 それだけだとマレビトの支援にはならないので、ちゃんと安価な木製や青銅、鉄製の武具も売っている。



 道具屋は、一般的な薬師が作れる低廉な不味い初級魔法薬(ポーション)から、僕が作った最上級のポーションまでと幅広く並べた。

 僕は基本的に魔法薬(ポーション)以外は使わないが、此処には安価な塗布剤や丸薬、栄養剤にゼリー状のポーションみたいなのまでと、色々販売している。


 初期はお金のないマレビトへの支援と言うのもあるが、エルフ達はある程度薬の心得があるので、女子供でもお金を稼げる場所として多数のエルフの薬を販売している訳である。


 その他にも、一般的な道具屋で並んでいる様々な便利道具を販売しているので、道具屋と言うか雑貨屋と言う方がしっくり来る。



 宿屋は、1万人を受け入れられるだけの数を揃えた。

 管理者はゴーレムで、貸家もちゃんとある。


 この場所は立地的に旅人が立ち寄る様な場所では無いので、マレビトが此処から立ち去るレベルになったら解体して別の建物を建てる予定である。



 続いて、転移施設。


 これは、王都西にある元遺跡の町や鍛錬島、元βの島にある物と同じで、転移の目印になるマーカーが付けられた転移施設だ。

 これにより、インヴェルノからも鍛錬島に行ける様になった。


 起動には当然相応の魔力を捧げる必要があるので、マレビトが来てもしばらくは起動しないだろう。

 現在文無しのエルフ達は言わずもがなである。


 移動が楽になる機能はマレビト招聘でかなり評価が高い様で、転移施設を設置しただけで許容人数は大きく増加した。



 次に、迷宮。


 これは、マレビトを招く上で必要不可欠な物の様であった。


 レベルを上げる為の獲物であり、食料を得る為の獲物であり、素材とお金を稼ぐ為の獲物である魔物を生産する施設。

 そう言った、狩っても良い敵の供給は重要だったのか、迷宮をしっかりと整備するとそれだけで許容人数が転移施設同様に大きく増えた。


 主な獲物は、王都の側に作った資源迷宮リスティアと同様に、食料となる物を沢山採れる様にした他、エルフが良く使う薬草を多く、尚且つリスク少なく採れる様にした。


 迷宮は一般的な迷路型で報酬がそこそこに良い『戦う為の迷宮』と、異界迷宮型の『採取の為の迷宮』を用意した。


 戦う為の迷宮は、初心者向けのチュートリアルダンジョンを町の真ん中にデカデカと設置し、入り口から向かって右にある墓地には不死魔物の階層迷宮。左のエルフ達の住居には植物魔物の階層迷宮。右奥の墓地跡地には水棲魔物の階層迷宮を設置。

 そして、城と塔には一段強力な魔物が待つ階層迷宮を置いた。


 異界迷宮は、エルフの住居と塔に設置し、住居の迷宮は安価な薬草類、塔の下の迷宮には高価な薬草類が採れる様にした。

 勿論、レアアイテム程入手難度が高まる様に設定してあるので、死を恐れないマレビトが来てもそうぽんぽん高価なアイテムが取られる事は無いだろう。



 後は、それっぽく整えた遺跡もどきや、手順を踏まないと入れない拡張空間内の社などを作り、それとなくヒントをばら撒いて、ちょっと強めの武具が手に入る様にしたり、適当なクエストをばら撒いて回復アイテムや魔法符(スクロール)を入手出来る様にした。

 中には、立地と性能がやや良い家屋の所有権を得られるクエストなんかもあるので、新しく来るマレビトには奮ってご参加願いたい。


 勿論、今いるマレビト達も大歓迎である。



 これで、マレビトの許容人数増加に必要な条件はある程度分かったので……明日から本格的に機神狩りを行うとしよう。


 今日は、その準備やら雑務に時間を掛ける。



 

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永遠未完『魔物解説』……ネタバレ含む。

よろしければ『黒き金糸雀は空を仰ぐ』此方も如何?
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