表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【書籍化】錬金術師ユキの攻略 〜最強を自負する美少女(?)が、本当に最強になって異世界を支配する!〜  作者: 白兎 龍
第?章 Another Chronicle 第一節 叛逆の追憶記

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

703/1542

第201話 悪魔、落つ

第六位階下位

 



 振り返ったナリファンは、一瞬の間を置いてニヤリと嗤った。



「……ほう、忌々しい簒奪者めが木っ端を逃したか。貴様等を屠り、追い散らしてくれよう」



 どうやら、状況も彼我の戦力差も理解出来ていないらしい。

 まぁ、進化したばかりならこんな物だろう。


 七精勇者達も、黒霧の補助が無ければ正確な戦力差を把握する事は出来なかっただろうし、その実単体戦闘力ではナリファンが群を抜いている。


 僕がナリファンだったらこの状況でも半分以上は道連れに出来るが、完全に此方を舐めて掛かっている彼にそれ程の戦闘力を求めるのは酷と言う物だ。


 七精勇者が黒霧の補助を受けている以上、大した苦戦も無く終わるだろう。

 まぁ、それもまた経験である。


 如何なる強者とて傲れば足元を掬われる物だ。



 ナリファンは口上間も無くして第三の瞳を開いた。


 迸るのは強力な支配の力。



「滅びよ」



 言葉と共に漆黒の四翼が空を薙ぎ、無数の黒羽が放たれた。


 迫り来る黒の激流を、それぞれがそれぞれの方法で防ぎ切る。

 僕の方に来た物は、念動力で止めて回収した。


 これでナリファンの特定因子(パーソナリティコード)を確保完了である。



「……ふん、たわい無い」



 弾けた濃密な魔力の煙の先で、ナリファンはニヤリと嗤う。

 しかし、次の瞬間には、その三眼を大きく見開く事となった。


 ——リエの手によって。



「あ、思ったより早い」



 そう呟くリエの鉤爪は、反射的に出されたと思わしきナリファンの太い黒腕に突き刺さっていた。



「……馬鹿な……有り得ぬ……! 一体何が、何が貴様等に力を与えていると言うのだっ……!!」



 ナリファンは叫ぶ様に声を上げた。


 開かれた魔眼に映るのは、濃煙を切り裂き迫り来る6つの白刃。



 聡い彼は気付いたのだろう。


 7人の戦士達に取り憑く精霊帝に。



 ——それへ指示を出した更なる支配者の存在に。





「お気をつけ、くだ、さい……ディア、リード、さ……ま……」



 はい、魂回収。



「油断するな! 第4形態に備えるんだ!」



 ユウイチが注意を促す。

 それと同時に、自動回収(オートコレクト)でナリファンの体を回収した。



 ナリファンと七精勇者の戦いは、僅か数分ながら濃密な激戦であった。



 永き時を生きる悪魔の王が一柱、ナリファン。


 それに対するは、神名を得、神性を獲得した精霊帝をその身に宿した7人の勇者達。



 これが、精霊帝自身が戦うのならもっと早く決着が付いてしまっていただろう。

 今回の場合は、精霊帝達のエンジンだけ借りた形なので、言ってしまえば神器を振るう子供状態だった訳である。


 まぁ、本気のナリファンと戦い、多少の苦戦を演じられたのは幸いであった。



《【帝国クエスト】『帝国三大公:山羊頭の悪魔王』をクリアしました》



【帝国クエスト】

『帝国三大公:山羊頭の悪魔王』



参加条件

・ボス『バフォメット』を討伐する



達成条件

・ボス『バフォメット』を討伐する



失敗条件

・無し



達成報酬


参加者報酬

・スキルポイント3P

・道具『遊楽の神子結晶プレイヤーズジェネレイドチップ』×3



参加者貢献度ランダム報酬

貢献度100%

・防具『魔女の烙印』



エクストラ評価報酬

ボスの進化個体『サタナキア』の討伐

黒山羊の魔王

・スキルポイント5P

・道具『遊楽の神子結晶プレイヤーズジェネレイドチップ』×5

・武器『享楽の魔眼』




《【帝国クエスト】『凋落の三大公』をクリアしました》



【帝国クエスト】

『凋落の三大公』



参加条件

・帝国三大公の討伐、無力化



達成条件

・帝国三大公の討伐、無力化



失敗条件

・敗北する



達成報酬


参加者報酬

・スキルポイント10P

・道具『遊楽の神子剝片プレイヤーズジェネレイドピース



参加者貢献度ランダム報酬

貢献度100%

・武器『帝の旗槍』

・防具『罪魔の御霊代』

・道具『領域の御旗(テリトリーフラッグ)』×30



参加者貢献度選択報酬

貢献度100%

報酬選択権:SSS

選択報酬:S

選択報酬:S

選択報酬:S




 ナリファンの魂は、つい先程まで付けられていた加護が取り外されており、魂に蓄えられていた力も、その多くが抜けてしまっている。

 蘇生してもレベルは大きく低下している事だろう。


 ただし、魂に取り込まれている宝珠は健在な上、ナリファンの永い生で鍛え上げられたスキルも無くなったりはしない。

 一度進化した経験もあるので、上手い事やれば容易くサタナキアまで進化出来る筈だ。


 ……その前に説得、その後も膨大なエネルギー資源が必要になるが。



 ナリファンと勇者達がぶつかり合っている間に、シドウ君と猫ちゃんとのお話も決着がついた。

 猫ちゃんの方は後にリリース。シドウ君は頂いておく事となったのである。


 シドウ君のユニークスキルは、僕が想定していた以上に強力な物だったので、因子を回収しているとは言えシドウ君は是非欲しい検体だった。


 彼が命懸けで救おうとした仲間達が全員無事であると知った彼は、《お話し済みの》仲間の言葉もあり、僕の配下に下る事を快く了承してくれた。



 シドウ君が配下に加わった事で、クエスト『十騎士の落命』をクリアした。

 報酬は、スキルポイント10P。遊楽の神子剝片プレイヤーズジェネレイドピース。王の旗槍と旗10個。聖剣・クラウンナイト。SSSの報酬選択権とSの選択報酬10個。



 戦果は上々であろう。



 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
永遠未完『魔物解説』……ネタバレ含む。

よろしければ『黒き金糸雀は空を仰ぐ』此方も如何?
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ