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【書籍化】錬金術師ユキの攻略 〜最強を自負する美少女(?)が、本当に最強になって異世界を支配する!〜  作者: 白兎 龍
第?章 Another Chronicle 第一節 叛逆の追憶記

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第94話 組織スノーブラック 二

第四位階中位

 



 ゲーム機は大型のクレーンゲームで取ったらしい。


 パンフレットの地図によると、入り口がある南西はクレーンゲーム類が立ち並ぶエリアであり、南東は体感型のゲームが、北東にはGPを増やすギャンブル系のゲームがあって、北西には最新の試作ゲームがある様だ。


 順番に回って行こう。



「ユーイチ、これ、美味しいですね」

「本当になぁ……」



 久し振りに飲んだイチゴ牛乳は、心なしか記憶のそれよりも美味しく感じた。





 クレーンゲームエリアは中々に広かったが、どうにかゲーム機2台とマルチプレイ対応のゲーム『Island Monster』を入手した。


 後は、幸せあにまるずと言う名の謎のぬいぐるみ、うさミンとねこミンをエミリーに取ってあげたくらいか。

 ミンってなんだ。民族のミンなのか?


 後で分かった事だが、幸せあにまるずと言うほのぼの系のゲームがあった。



 そんなこんなでクレーンゲームエリアを抜け、ついたのは体感型ゲームエリア。


 其処には、エアホッケーやモグラ叩き、シューティングゲームなどのゲームらしいゲームや、ダーツにビリヤード、それからバスケットとサッカーのゴールなど、スポーツ系の物があった。

 どうやら奥にはボーリングなんかもある様だ。



 おそらく、現地民にはルールが分からないとかそう言った理由でか、体感型ゲームエリアは殆ど人がいなかった。



 そんな体感型ゲームエリアでは、港公国出身の亜人の人達が数人でボーリングを行なっていた。



「っ! ……よし、行け! ……しゃっ! 5本も倒せたぞ!」

『おぉ〜』

「次は俺の番だぜ! どぉりゃぁぁあ!! あ……」

『……』

「いやいや、もう一発……はぁぁあ!! あぁ……」

『……』

「はいはい次は私の番です。こういうのは投げるんじゃなくてね、転がすんですよ。……ふっ! ……しっ……! ……こんな風にね」

『おぉ〜!!』



 何気にストライク出してる奴がいるんだが、初めてとは思えない程にプロっぽいのは何故だろうか?


 まぁ取り敢えず俺が言える事は……球投げ飛ばしてピン倒すのはおかしいだろ。



 次はギャンブルエリア。の前に……。



「ゴミ箱は……あれか」



 飲み終えたコップをゴミ箱に入れ——



「……は、はーん。成る程?」



 ——入れたコップが消滅した。



 何が成る程なのかは俺にも分からない。





 ギャンブルエリアは、スロットやトランプゲームが主なエリアだった。


 ポイントが増やせるのは良い事だが、やはり此処にも人は殆どいない。



 つまり、多くの人が新作エリアか遊技場以外の大広間にいるという事だ。



 それじゃあ早速新作エリアに行ってみようか。



 

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永遠未完『魔物解説』……ネタバレ含む。

よろしければ『黒き金糸雀は空を仰ぐ』此方も如何?
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