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【書籍化】錬金術師ユキの攻略 〜最強を自負する美少女(?)が、本当に最強になって異世界を支配する!〜  作者: 白兎 龍
第?章 Another Chronicle 第一節 叛逆の追憶記

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第34話 沼地を攻略

※470万PV達成



第四位階上位

 



「ますた、ひま」

「暇さね……」

「戦い……」



 翌、昼。



 目を覚ましたオートマタ4体、上位種ドール50体を併合し、総合戦力が大きく向上した。


 現在の戦力は、上位種ドール93体。クレヴィドラグ120体。オートマタ4体。鬼2体。プチジェムゴーレム2体。僕。妖狐火3体。



 沼地の魔物はその殆どを岩山で狩り尽くしているので、侵略核(インベードコア)を設置しても殆ど敵が来なかったのだ。

 更に付け足すと、昨日の時点で僅かに存在していた魔物も、本来水棲型であるクレヴィドラグの手によってほぼ殲滅され、1日待ってみたが山から敵が降りて来る事は無かった。


 だが、そろそろ暇な時間は終わりである。



「よし、見つけた」

「いく」

「戦い……!」

「……やっぱり戦いなのね」



 クレヴィドラグ達が見付けたのは沼地の北東。迷宮の端にあったボス部屋だ。





 侵略核(インベードコア)の防衛はドールとクレヴィドラグに任せ、僕は2鬼とオートマタを率いてボス部屋へ向かう。

 道中、改めてオートマタ達の性能を確認した。



 先ずは姫、クラウ。


 容姿は、短めに切り揃えられた白髪に、赤い目をした華奢な少女であり、その戦法は腕に装着された黒いガントレット『操り人の腕』から出した魔力の糸を操ると言う物。


 人形姫と言えば、僕が知っているのは『マレビトと人形姫』に出てくるクラウリアだけだが……名前からして関連性があるとしか思えない。

 ただし、本当に彼女が御伽噺に語られる様なクラウリアなら、単独で大国を滅ぼせる程の武装を所持している筈なので、本人じゃない。または、″まだ″本人じゃないのだろう。


 事実として、御伽噺に語られるクラウリアの容姿は、短く穢れなき純白の髪と幼ない少女という、クラウと符合する部分がある。

 ……まぁ目の色は赤ではなく青らしいがね。



 またこの事から、『反逆の追憶記(リベリオンリコード)』の舞台についても多少推測する事が出来た。


 先ず時代は、人形姫が実際に稼働していたとされる、1000から1500年程前。

 場所は、人形姫が活動していたとされる大陸、アルバ大陸かベルツ大陸のどちらかだ。


 霧竜のベルツェリーア様という言葉から、おそらくベルツェリーアが治める大陸=ベルツ大陸なのではないかと思わなくもないが、詳しく調べるのは迷宮攻略後で良いだろう。



 今クラウは、体格の良いセロの肩に乗り、魔力で作った糸であやとりをしている。

 糸を操るのは癖なのか、目覚めてからずっとやっていた。



 続いて守護騎士のロニカ。


 彼女は金髪碧眼で、長い髪を一つ結びに纏めた鋭い目付きの美女だ。

 元々無口なのか会話をする気配は今の所皆無だが、喋れない訳では無い様である。


 戦闘方法は完全に防御型で、イラシャ希少鋼で出来た盾を持ち、敵の攻撃を防ぎ続ける。

 隙あらば鋼の剣で攻撃をしているが、大抵は盾で殴っていた。



 次、侍のセロ。


 彼は鬼人の自動人形だ。

 体格が良く、しかして筋肉質過ぎないスマートな体型。単に種族的に通常の成人男性より2回り程大きいだけだが。


 赤味がかった短い髪にロニカ同様鋭い目付き。ロニカ同様無口な様で、喋る気配は今の所ない。


 手に持つ黒い刀は備考欄を見ると同族殺しだが、その実鬼属性と言うのはほぼ全ての生物が多少なりとも持っているので、大方ゴブリンやオーガを沢山狩った武器なのだろう。

 その性質柄敏感な白鬼が刀を警戒しているが、ノルク希少鋼の低特攻武器なら如何に白鬼の体が貧弱でも対処は可能だろう。



 最後、リーン。


 彼女は、どうやらハーフエルフの自動人形らしい。

 長い金髪に緑の瞳で、何がとは言わないが色々と大きいロニカや赤鬼よりも群を抜いてある部分が大きい美女だ。

 彼女は他の3人が喋らない分良く喋る上、無口でズボラな3人の母親が如く世話をしている。


 希少金属であるセルカは、色金属であるイラシャやノルクよりも高位の金属だが、リーンの持つ杖には特に魔法が付与されている訳では無い様だ。


 彼女の戦闘方法は、回復と浄化、防御、強化の魔法を使う、支援特化の魔法使い型である。



 オートマタのチームは、攻撃、防御、遊撃、支援のバランスが取れた良いチームだった。





《【迷宮(メイズ)クエスト】『迷宮攻略への道:湿地帯』をクリアしました》



迷宮(メイズ)クエスト】

『迷宮攻略への道:湿地帯』



参加条件

・湿地帯の制御核(コントロールコア)の破壊、回収



達成条件

・湿地帯の制御核(コントロールコア)の破壊、回収



失敗条件

・無し



達成報酬


参加者報酬

・スキルポイント1P



エクストラ評価報酬

簒奪者

・道具『遊楽の神子結晶プレイヤーズジェネレイドチップ




 ボス部屋と言うよりも(ヌシ)の沼だった其処には、程々に強いボスが控えていた。



グラニタマス LV65



 巨大なカバの魔物だ。


 中々に強いが、然りとて此方も精鋭のみ。

 白鬼の炎で沼が湯立ち、上陸したカバに補助魔法で強化された赤鬼やセロが襲い掛かり、後方支援組を狙った遠距離攻撃を全てロニカが防いだ。


 その最後は、降り注ぐ白鬼の炎により、焼きカバにされて果てた。



グラニタマスの焼肉 品質C レア度3 耐久力C

備考:グラニタマスの焼いた肉。



グラニタマスの重革 品質B レア度3 耐久力C

備考:グラニタマスの重く硬い革。



グラニタマスの硬質牙 品質C レア度3 耐久力C

備考:グラニタマスの硬い牙。



 カバを倒すと、近くにあった巨岩に穴が空き、小部屋が出現した。

 その中にあったのは、銀の宝箱と豪奢な天井に隠された制御核(コントロールコア)


 宝箱の中身を回収し、制御核(コントロールコア)から沼地の支配権を奪い取ってから制御核(コントロールコア)を回収した。



 

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永遠未完『魔物解説』……ネタバレ含む。

よろしければ『黒き金糸雀は空を仰ぐ』此方も如何?
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