表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【書籍化】錬金術師ユキの攻略 〜最強を自負する美少女(?)が、本当に最強になって異世界を支配する!〜  作者: 白兎 龍
第一章 Another World Online 第十節 幽幻の森の攻略

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

403/1541

第21話 戦いが始まる

第六位階上位

 



 次に注目したのは、マガネ。


 彼女は大盾を持ち、たった一人で格上と相対していた。



ゴブリンキング LV68



マガネ LV41



 マガネの戦いは、何処までも堅実だ。


 キングが振るう魔鋼製の大剣を、手に待つ大盾で時に受け、時に逸らす。

 隙を突いては剣を振るい、確実にキングを削っていた。



 勿論、圧倒的優勢と言う訳では無い。



 キングの一撃は重く、大振りの斬撃を受ければタダでは済まないだろう。

 その上、キングは持久力も治癒力も高く、現状はほぼ互角。


 マガネの集中が途切れるのが先か、キングが力尽きるのが先かと言う状態になっていた。


 ただし、周りの状況はプレイヤーが優勢。

 マガネに足止めされているキングは、直にセンリ同様孤立無援になるだろう。


 その前にマガネがミスする可能性は無きにしも非ず。





「はあぁっ!!」



 気合いの大声を上げているのは、ミユウ。


 竜の牙で出来ているらしい剣『竜王の牙剣』を振るい、破竹の勢いでゴブリンを殲滅している。


 ミユウの周りには多くのプレイヤーがおり、ミユウ自身は決して突出する事なく、上手く味方をサポートしていた。


 ミユウは元々サポートが得意で、アヤと一緒に行動する際も、常に一歩引いた視点で周囲を見ている。

 ミユウがいるから安心してアヤを放っておけるが、同時にミユウがちゃんと楽しめていないか、アヤに気に掛ける様伝えてある。


 ……まぁ、言わなくてもアヤなら分かってるだろうけどね。


 ともあれ、ミユウは技量的にも装備的にもレベル的にもゴブリンより優っているし、ミユウに助けられてミユウを守ろうとする人もいる。


 ミユウは周辺の中心に成りつつあるので、放置で大丈夫だろう。





 次は、ユリちゃん。


 彼女は薙刀を使うのだが、やはり長柄の武器は十全に扱えればかなり強い。


 尚、ユリちゃんは、ユリちゃんと呼ぶとにやけ、ユリと呼ぶと頰を朱に染める変人だ。

 基本的にはユリちゃんと呼んでいる。


 ユリちゃんもミユウ同様に周辺のプレイヤーを味方につけ、既に一体のゴブリンジェネラルを屠っている。

 プレイヤーを盾にした見事な投げ槍でジェネラルの頭部を貫き、たった一撃でジェネラルを撃破していた。


 投げた薙刀は、他のプレイヤーが回収してきてくれる便利仕様である。





 続いてミサキとケイ。


 二人は、数日間タク達と行動を共にしたおかげか、動きが良くなっている。

 元々仲が良いので、今も二人一緒に戦っていた。


 ミサキが大振りの攻撃でゴブリンを撃破し、ケイが棒を振るってミサキを守る。

 アタッカーとディフェンダーを分担しているので、効率良くゴブリンを狩っていけている。


 周りのプレイヤーも、数の優位が逆転しつつあるこの状況で、徐々に連携を取り戻しつつあり、とても安定していた。


 まぁ、苦戦では無いが、連携を学ぶ為の戦いと考えると程々に良い感じでは無いだろうか?

 兎に角成長して欲しい此方側としては、及第点をあげられる戦い方である。





 戦場が少しずつプレイヤー優勢へと変わり、徐々に殲滅戦へ移行し始めた。


 しかし、プレイヤー達は一切弛緩する事なく、油断一つ見せずにゴブリン達を狩り進めている。



 理由は単純。



 強烈な殺気、何とも言えない嫌な予感が、戦いが進むにつれて強くなって来ているからだ。


 一部のトッププレイヤーは、次なる激戦を予感してか、どんな事が起きても即応出来る様に余力を残しながらの戦いを始めていた。



 ……さて、そろそろ時間だ。



 精々派手に暴れて、痛快にやられてやるとしよう。



 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
永遠未完『魔物解説』……ネタバレ含む。

よろしければ『黒き金糸雀は空を仰ぐ』此方も如何?
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ