御影雪人による人物紹介と、雨水芹のアテ
不定期更新とはいえ、日が空き過ぎました。すいません。
あー、初めまして。御影雪人と言う。
俺には今、同居人が三人いるから紹介しようと思う。
まずは、佐武秋だが、こいつは錬金術オタクだな。昔っから金を作ろうとしたり、よく分からん紋様書いたり、で変な事やってると思っていたらホルムンクルス作ってきたよ。びっくりしたわ。年中ジャージ白衣で、茶髪でチビだから目立つの何の。まあ魔法とかは信じねーけど、異能は有るみてーだし、恐らく秋の異能は、錬金術? うーんそんなところか。後はーあれだ。テンション高くて、チビで、ジャージ白衣だから一部の人間から人気あるみたいだな。
以上だ。
次に、み~ちゃんことホルムンクルスだな。あいつはフラスコから出れないクセして偉そうだし性格悪い。
だが科学、歴史、語学、色々とやたら詳しい。その所為か秋と話が合うみたいで楽しそうで何よりだ。
ただ、あいつは得体が知れない。少しは警戒しておいた方が良い気がする。
……胸は絶壁ですね。
最後に、雨水芹。彼女は第一印象が純粋に綺麗だった。真っ赤な瞳。人の家に上がり込んで来て天下取った女王様ですよ。 夜の色で染めたような黒髪をお団子にしてたな。十人が見たら九人は告るだろう。一人はあれの危険性を感じ取って、逃げるだろうけど。俺は? 見とれちゃったから前者ですよ。あの赤い目からは歴史を感じるんだよ。歴史を。ロマンあるでしょ。まあ話して見ると、意外といい人だったりする。おじょーちゃん、キレーじゃねーかゲヘへへとか言われても、一瞬でノックアウトさせそう。物理的に。胸は絶壁じゃないけど小さい。
「ところで御影君、佐武君。武器の調達はどうしますか? 」
アテでもあるんですかと言わんばかりの顔をする雨水。
いや無いし、あったらびっくり。
「包丁槍で十分じゃないの? 」
「ああ、そうだな。あれで十分ゾンビとは戦えるし。……多分。」
「いやそんなワケないでしょう。今は私の異能と、車があるので何とかなっていますが、食料切らしたらどうするんですか。水もライフラインが止まったら、ここは砂漠も同然です! 」
雨水はなんか説明に熱が入っている。テンションアゲアゲだ。あげぽよだ。
「まあ確かに、でも川が近くに……なるほどな」
「?」
雨水の言わんとしている事が分かったが、秋は分からず頭にクエスチョンマークを浮かべている。
「まあ、そういう事だ。」
「分かんないよ。」
「佐武、考えてもみて下さい。この状況で水がなかったら如何しますか。」
「? 川に行って、汲んで来て沸騰させる。か、どっか行く。」
「そうですね。それを考える人は山ほど居ます。つまりは、すぐにとは言いませんが、組織が出来、そこを独り占めする人も出て来るでしょうね。やむ負えない場合武力で蹴散らす必要があります。」
雨水ってアレなのかな。質問して答えさせる感じの教師。
「雨水はもう教師やれば良んじゃね? 」
「何考えていたか分かりかねます。」
凄い困ったような目をされた。
「つっても雨水にはアテがあんのか? 」
「勿論。 スーパー魔法少女雨水ちゃんですから。」
そう言って雨水は、ちょっとある胸を張って答える。ビミョーにあるから張ってもビミョーだな。
「……」
げしっ
顔を踏まれた。
「変態は滅べばいいと思います。」
絶対零度の声。ボイスレコーダー持ってくればよかった。
「いや、女の子一人なんだし、見ちゃうこともあるよ! 」
「視姦ですか。良い度胸ですね。」
あ、いや、ちょっと待って。死……ブオッフ
「痛ッ!」
「我慢して、女の子は普通平手打ちで、赤い紅葉が出来るんだろうけど、雨水さんの場合はボクサーもびっくりのこぶしだからねー。熱さまし張るだけで痛いとか……」
「あら、あれは貴方が悪いんですよ。」
珍しく膨れてるようだ。
「あ、話がずれましたね。私、この能力で運び屋をしていまして、代りにいろいろ預かってもらってたんですよ。武器類とか。舎弟が居た方がなめられないので、どちらか来てください。」
この人結構ウラの人なんじゃ……
「雪人が行きたいって!」
「秋の方が良いんじゃねーのか!?」
「雪人来てください。」
「断っ」
「……」
「ハイ、ヨロコンデー」
秋との激戦のあと、抗議した俺はあえなく(女王様の目力に)撃沈したのであった……




