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博士と沙利亜

人間天使化計画……

この計画は名の通り、人間を天使化させようとする計画である。

一体誰が計画したのか……

それは、小さな孤島から始まる。





20XX…人類滅亡までちょうど30年を切った年であった。

ここは誰も知らない、地図にも乗らない場所であった。

博士「沙利亜よ……」

沙利亜「どうしたんですか?博士」

博士「私が人類滅亡の年に向けて研究していた天使化薬がとうとう完成したぞ」

沙利亜「さすが博士!で、効果は実証済みなんですか?」

博士「当たり前じゃよ、しかしここまで来るのは大変であった……そこらの動物を実験してみたが翼がはえるところか、狼に変身したりして危うく命を落としかねるところだったわい……」

沙利亜「で、博士、人体の方は実験したのでしょうか?」

博士「それがまだなのじゃ……そうだ!沙利亜よ、人体に実験は非常に危険じゃ、だから実験を手伝ってくれる人を4人集めてくれないか?給料も安くとは言わん。」

沙利亜「わかりました。2日後に帰ってきます。」

博士「呉々も気を付けるのじゃぞ」


そうして博士と沙利亜の人間天使化計画は始まったのであった……

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