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――後日、野盗の頭目が捕まり被害が終息したのを耳にした。
時を同じくして町中で派手な宴席も目にした。
なんでも領主が軍を動かす前に、独力で野盗のアジトを突きとめ捕縛した衛士の送別会だそう。
功績が認められ晴れて昇進した彼等は栄転のため町を去るのだとか。
まだ陽も高いうちから宴席は繰り広げられ酒場から路上に酔客が溢れるほど。
大勢の酔っぱらいの中心に二人の見たことある男の姿が…………いや、気のせいだ。
俺はそんな二人のことは知らない。記憶にもない。
……そう、知らないんだ。




