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戦う巫女さん!  作者: さくあ
7/14

隠し事

ちとせ

「七宮さんどうしたの?」


つかさ

「いや…別に…私先に寝るから…」


「うん、わかったお休みなさい…」


どうしたんだろ?雰囲気が暗かったしあの段ボールが原因?中身なんだったんだろう?


「…」

「やっぱり…中身全部私がもらった物と同じ…」


美作 ちとせ様

あなたは巫女適性検査にて、一定以上の数値を

出したため、巫女適性があると判断されました。

それに従い、巫女として戦うためのサポート

アイテム等を、お送りさせていただきました。

人類生存のためにお遣い下さい。


「…」


(あの子は適性があったから昨日のことを全部覚えてた…武器も扱えた…すべてそういうことだったの…)


「クッ…」

「巫女を何人、何十人、何百人増やせば気が済むのよ!」

「何人犠牲になったと思ってんのよ…」


(これ以上…犠牲は出せない…)

(…これは渡せない)


「おはよう七宮さん」


「…」


どうしたんだろう?朝はこんな感じなのかな?

いや、でも昨日の朝はこんなんじゃなかったはず…

やっぱり昨日の夜なんかあったのかな?


「ねぇ、七宮さ…」


「早く朝ご飯食べなさい」


「ん…うん…」


「そしてすぐに出てって」


「えっ、いや七宮さんと一緒に登…」


「1つ言っておく、間違ってたらごめんだけど

 あなたは私を友達か何かだと思ってるでしょ」

「私は一切そんなこと思ってないから」


「でも…」


「…」


「うん…わかった…」

「それじゃあ…また学校で…」


七宮さん…やっぱり私が調子乗って勘違いしてただけだったんだね…

いや、元気出せ!これから仲良くなればいいんだ!


ガラガラ


担任教師

「お前ら席に着け!ショート始めるぞ!」

「えっと…いないのは…七宮か、七宮は今日休みだ」


えっ、どうして…体調悪そうには見えなかったけど…

かくしてたのかな…だから私のことを思って!

いや…そんな雰囲気じゃなかった…


前島

「初日休んだかと思えば来て次の日も休みかよ」


担任教師

「まぁ、そう言うなって」

「親の事情があるんだろ」


「いや、親とか関係ねぇだろ」

「関係ありそうって言ったら隣のやつじゃねぇ?」


「えっ?美作か?」


私…?


「そいつが臭すぎて行きたくなくなったとかさぁ~!」


それは否めないけど…昨日の話だし…


「おい、悪口はやめろ、かわいそうだろ?」


その言葉が1番心にくることを知らないんだ…


「はぁ~い」


「はぁ…」


昨日の今頃は2人で帰ってたなぁ…

少し…七宮さん家に寄ってみようかな…

いや、でもなぁ~友達じゃないって言われちゃったし…迷惑もかけられないからなぁ…

って言ってるうちについちゃった…

どうしよう、なんて理由で訪問すればいいの!?


「んぅ…」


そうだ!昨日のお礼を言いにってのはどうかな?

いや待て、こういう場合は手土産みたいなの必要かな?でも、そんなお金ないし…気持ちが伝われば何でもいいか!


ピンポーン



ピンポーン



ピンポーン



ピンポーン!ピンポーン!ピンポーン!



「ダメだ…出てきてくれない…」


やっぱり体調崩してるのかなぁ?

家にいないってことは病院?

近くの病院行ってみよかな?


病院…来たはいいけど…見つかるかなぁ?

そこそこ大きい病院だし…

いや待てよ…今更病院に行くか?もう夕方暗くなりかけてる時間に…


「おい…」


やっぱり居留守使ってたんだ…だまされた…


「おい」


いや待て…寝てた可能性も…


「おい!」


大変!迷惑かけちゃったかも!


「おい!聞いてんのか!?」


「あっ!はい!」


「入口の前で止まるな!入れないだろ!」


「あっ!ごめんなさい!考えごとしてて…」


「こんなところですんなよ…」


ちょっと怖い感じの女の子に絡まれるなんて…

本当ついてない…


「いや…本当にごめんなさい」


「いや、でも奇遇だなぁ私も悩み事があるんだ」


「何ですか?悩みって」


「おっ!聞いてくれんのか?」


「えぇ…まぁ…」


聞いて欲しそうな口振りだったし…


「じゃあ私を部屋まで連れてってくれ!」


「あっ、はい」

「で、悩みって何ですか?」


「あぁ…私最近入院したんだけど入院する前の

 記憶が無くってさぁ~」


「それは大変ですね」


「だろ?でも1つだけ覚えてることがあるんだよ」


「何ですか?」


「気絶する直前私ある女に手と顔蹴られたんだよねぇ~!」


「へ、へぇ~」

「そ、そ、そ、そ、それでででででで~?」


この子私が蹴った死体の子だ!


「その女を捜してるんだよねぇ~!」


「捜して、なにを、する、つもり、ですか、」


「いや…1発…」


「い、い、い、い、1発!?」


殴るつもりだこの人…私を!


「おいおい…どうしたんだよ…汗凄いぞ…」

「もしかして…何か知ってんのか…」

「私を死体呼ばわりした女さんよぉ~!」


「ヒィ~!?」

「ごめんなさい!あ、あのときは本当に死んでると思ってつい!」


「つい~?そんなんで済まされるわけねぇだろ

女の命とも呼べる顔を蹴りやがって…」

「ごめんなさいじゃ生温い…」

「私1発って言ったよなぁ~!」


「ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!」


「だから温いって言ってんだろ!」


「本当ごめんなさい!何でもするから!」


「だったらこの1発食らえ~!」


「ヒィ~!」


「やめなさい」

「からかうのは…」


「!?」


誰か制止してくれた…?


「はっ!凛ちゃん!目が覚めたのか!?」


あの人が制止してくれたの?

…とっても…綺麗な人だ…


「えぇ、あなたの声で」


「よかったぁ~!一時はダメかと思った~!」


「まぁ、でもまだ動ける状態じゃないですけどね」


「いや、起きてくれただけで十分だよ!」


「で、あなたがからかっていたその子は?」


「私の顔と手を蹴った犯人」


「そぉ…それじゃああなたの1発見せてあげなさい」


「いや、それには理由が!」


「あぁ、見せてやる」


こっち来ないでよ…謝ったんだからさ!


「私の1発」


「ヒィ~!」


トン…


肩に手が…!


「…ありがとな」


「…」

「えぇ…?」


何?何なの?ありがとう?私感謝されたの?


「ちゃんと理由を話してあげなさい」


「まぁ、あれだお前は私の命の恩人だってことだ」

「あのとき私を釣ってくれなかったらあのまま

死んでた、だから1発感謝しなきゃなって!」


「あ、あぁ~そういうこと…」


「でも、顔と手を蹴ったことについては許して

ねぇから」


「それは許してあげなさい」


「んぅ…仕方ねぇな…許してやる」


「それはよかったぁ…で、記憶の方は?」


「あんなの嘘に決まってんだろ!?」

「全部覚えてる!」


覚えてる…

そうだこの人巫女だ!七宮さんが言ってた!

そうだよ!あの制止してくれた人倉庫に激突した人だよ!…この人たちから巫女のことについて、

七宮さんのことについて聞けるかも…


「あの…すみません!うかがいたい事があります」


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