表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/73

プロローグ

  桜が舞い、暖かな風が足元を駆け抜ける。

  私、神崎 結奈(かんざき ゆいな)は買い物袋を両手に持ち、河川敷を歩いていた。

  右手には今日の夕飯の材料が。

  左手には日用品のあれこれが。

  牛乳パックが少し重くて、私の肩は天秤のように傾いていた。


  いつもの日常。


  しかし、そんな穏やかな時間は、長くは続かなかった。


  初夏の風が熱風となり、私の足に絡みつく。

 いつもなら綺麗だと思える、水面に反射するオレンジの光が、ギラギラと輝き始める。

「なんだろう?」なんて思う暇もなく、私はバランスを崩して川へと引き込まれてしまった。


  水に飛び込んだ衝撃はなく、気がついたら水中にいた。

  寒くもなく暑くもなく。

 ただひたすらに沈む。

 ゴボゴボと耳元で唸る水音は聞こえているのに、息苦しい感じが全くしないことが逆に怖かった。


「まるで自分が水の一部になったみたい」


  包み込まれる感覚を最後に私の意識は遠のいた。

ここまで読んで下さりありがとうございます( ˵・・˵ )


ほぼ毎回、後書きに何やら書き残していますが、大したことは書いていないので無視してもらって大丈夫です笑

騒がしくてすみません(--;)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
cont_access.php?citi_cont_id=682575671&size=88
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ