1/20
*
長い長い戦争が終わり、新しい国王が即位する、日――
国中が未来への明るい希望に沸きたっていた。
平和を心から歓迎していた。
知らない者どうしでも前向きな言葉をかけ合っていた。
しかし、ひとりだけ、光が一箇所からしか射しこまない独房で目を閉じながら歓声に耳を傾けている少女がいた。
彼女はかの戦争における大勝利の立役者。
だけど、最愛の人を喪った哀しみにくれていた。
たったひとりで。
それを知る者は、殆どいなかった……。
長い長い戦争が終わり、新しい国王が即位する、日――
国中が未来への明るい希望に沸きたっていた。
平和を心から歓迎していた。
知らない者どうしでも前向きな言葉をかけ合っていた。
しかし、ひとりだけ、光が一箇所からしか射しこまない独房で目を閉じながら歓声に耳を傾けている少女がいた。
彼女はかの戦争における大勝利の立役者。
だけど、最愛の人を喪った哀しみにくれていた。
たったひとりで。
それを知る者は、殆どいなかった……。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。