昨日(8月9日)の夢
ある戦いの折、俺は敵の所持せる給弾ベルトを以て相手を絞め殺し、その奪った機銃で敵をなぎ倒す。
味方が叫ぶ。
「お前は狙われているぞ!」
「上だ、上へ逃げるのだ!」
しかしそこは川の淵、登れるものなど在りはしない。
咄嗟に川へ飛び込み、流れるままに身を任せる。
しばし下流で岸に辿り着き、斜面を登って樹の下へ。
遠く下方を見渡せば、敵の姿は既になく、味方もどこかへ消えていた。
ふと他所へ目をやると、近場に街の灯りが見える。
「行ってみるか。」
そう思って足を運ぶと、数人の住民が暖かく出迎えてくれた。
差し出された食事を馳走になり、やっと緊張が解けた。
「ああ、俺は助かったのだ。」
そう思って目を上げると、街のあらゆる建物からギラついた視線が俺に向けられていた。
そう、ここは幽鬼の巣窟だったのだ...。
私は毎日のように悪夢を見ます。これは ほんの一例です。