悪魔
何もないから今あなたをつけましょう
物怖じしてる暇ない
冬も去る愛朽ち果てず枯れない恋
バレたところでまだのしあがれる脅威
家の中で眠る堕落のお決まり
マグマへとぶちまけたい
まぶたにはいつも冴えない僕の悲しさ
訳ある僕に最高のツキを呼んで
儘ならないからもう
一人のまま死ぬのかなと
あなたと誰かのお出掛けを
張るよカフェの陰で見張る
悪魔とあなたがいる脇で
愚かな男がただ祈る
涙と笑顔消え去ってけ
どうしてまだこの世にあるの?
問いかけるだけで悲しいが
惨くしたたかな悲しみが
いつまでも消えることはない
泣くしかないね意味の無さに落胆
マジのバカを見かねた君は悲しげに
木の蔭に隠れてた
真心盗んだ酷めの僕の囁き
「もういい」と立ち去り
残されて今は不幸に
「愛見逃さないで」
この場に合わない暑さ
無くした愛情がいま隣で
僕の心にキスしだす
ぎゅっと愛が心抱きしめて
妬ましい悪魔が空回る
惚れた麗しい体抱き
瞬く夢の一元化
笑いは退かすと虚しいんだね
息出来ぬ辛さは牛耳る
咲かせゆく過程に疲れても
枯れない夢は無い明日を
枕に涙落ちるたびに
解けぬ重い我慢濁す
あなたの笑顔で癒されてく
こうして愛は隣り合った
恋欠ける当てのない道は
辛く希望がないあの道は
死ぬまで関わることとなる
意味のない闇僕の鎌で裂くんだ
何もないから時間あなたへ捧げましょう
ほどぼり消えることない
普通を無くさず不意に流れないように
晴れたところでまた咲き誇れたこの日