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新・私のエッセイ~ 第288弾:ペットを飼うことの「有用性」と「意義」について

掲載日:2026/04/12

 ・・・ずっと、「逃げ」の人生でしたよ。


 なにかあると、逃げてた。


 ここでは強気でエラそうな「決意表明」なんかしてますけど、


 ぼくほど弱い人間も、


 そうそういるもんじゃないと思う。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 「言い訳」も得意でしたね。


 「だって、しょうがねぇだろ。」


 「悪いのは俺じゃねえ。あいつらなんだよ。」


 「環境がわりぃ。条件がよくねぇ。俺のせいじゃねえ。」


 ・・・が、口ぐせでしたね。


 人生でうまくいったのは、


 1985年の中学3年の時の勉強と、


 1990年の大減量くらい。


 あとは、「失敗」の人生でしたよ。


 警察に逮捕され・・・


 新聞に名前も載せられて、「うしろゆび」を指される時期もあったな。


 ヤケになり、


 2007年11月上旬に、病院実習をほっぽらかして、


 山梨の富士の樹海へ向かったこともあったっけ・・・。

 

 あんときは、


 洋子ちゃんが引き留めてくれた。


 ・・・彼女に生きてまた会いたくなって、


 自殺をやめたんだ。


 2010年10月に、


 ぼくは、栃木県の真岡市もおかしのカンセキの小動物コーナーで、


 1匹の、オスのミニウサギに出会った。


 会った瞬間、


 「この子だ・・・!」と直感し、


 それからは、まるで親子のように親密な関係になった。


 毛が茶色くてオスだから、


 母が「茶太郎」と名付けた。


 楽しい時も、


 悲しくて苦しい時も、


 ぼくに寄り添ってくれたよ。


 ぼくが泣いているときには・・・


 いつものようにはしゃいだりせず、


 じっとふせって、悲しげに控えていたものだ。


 ・・・彼と出会わなかったら、


 ぼくはもう、ここにはいない。


 とっくに家を飛び出して、


 どこぞの山中で首を吊っていたさ。


 四国遍路しこくへんろをやりながら、


 その途中の山で死にたいと考えてたこともあったしな・・・。


 仕事が見つからず、


 母や弟に「働かないんなら出ていけ!」と怒鳴られ、責められ・・・


 居場所がなかったぼくは、


 茶太郎ちゃんを置いて、


 車で公園の駐車場などに逃げてることが多かった。


 ベンチに座り、


 マックで買ってきたハンバーガーやポテトをほおばり、ヤケ食いし・・・


 でもそのうちに、茶太郎ちゃんが気になり・・・


 暗くなると、


 いつのまにか帰宅していた。


 彼の世話をしなくてはならなかったから。


 「掃除」と「ごはんやり」「スキンシップ」があったから。


 ・・・彼がぼくを待っていたから。


 茶太郎ちゃんはきっと、


 「神の化身けしん」だったにちがいない。


 いろいろ教わったもんな。


 「動物と人は、言葉が通じなくても仲良くできる」


 「人間のように愛し、愛され・・・信頼関係が築ける」


 「本当の家族になれる」


 ・・・茶太郎ちゃん、


 元気にしてるかい?


 ぼくはなんとかやっておるよ。


 あとで、君の先輩である・・・


 「ねこのミーたん」についてのエッセイも書いてみるからね。


 いまはゆっくりと休んでいておくれ。


 いずれ、また会おうじゃないか。


 じゃね・・・。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 追伸:


 うさぎに限らず、


 一度はペットを飼うべきだ、とぼくは思います。


 ではここで、


 過去に書いたエッセイから・・・


 こんな内容の文章を皆様にプレゼントし、


 このエッセイを閉じたいと思います。


 ここまでお付き合いいただき・・・


 ありがとうございました。


 m(_ _)m


【劇画「ゴルゴ13」の名作「黄金の犬」より引用紹介】


 犬は、かけがえのない人間のパートナーであり、その関係は、神秘的ですらある。


 そんな犬好きの、誰かが言った。


 「子供が産まれたら、子犬を飼うがいい。子犬は、子供より早く成長して、子供を守ってくれるだろう。そして、子供が成長すると、良き友となる。青年となり、多感な年頃に犬は年老いて、死ぬだろう。犬は、青年に教えるのである。・・・死の悲しみを。」

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