表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【理科大好き!】 〜化学オタクの中学生が異世界で絶世の美少年になり、女神に惚れられて無双するまで〜  作者: ポニョくん
第一章 美少年転生と魔法オーブ授与

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

3/6

3.オーブ授与・万能鑑定

女神が指さしたのは、七つの中で一際鋭く白い輝きを放つ球体 。

「それがこの『万能鑑定アナライズ』よ」 ここから、理系少年の知識と神の権能が組み合わさる、前代未聞の冒険が幕を開けます。

静けさの中で動き出す物語、ぜひ最後までご覧ください。

 女神はパチン、と優雅に指を弾いた。


 すると、二人の間に七つの輝くオーブ(宝玉)が浮かび上がり、ゆるやかに円を描いて回転し始めた。


「これは、あなたへの依頼に対する前払い……。異世界を生き抜き、そして何よりあなた自身が異世界を楽しむための『七つの特典ギフト=オーブ』だよ」


挿絵(By みてみん)


 アルは緊張で喉を鳴らしながら、その光の渦を見つめた。


  「……これを、全部僕が? きれい!! 贅沢すぎて、なんだか怖いな」

(女神様、やさしすぎ。転生ってやっぱ最高)


「ふふ、遠慮はいらないわ。あなたが救った魂の重さに比べれば、これでも足りないくらい。さあ、一つずつ説明するから、あなたの魂に馴染ませてみて?」


 ●1番目のギフト【万能鑑定アナライズ】

 真っ白な虚無の空間に浮かぶ、七つのオーブ。

 その中で1番目の一際鋭い輝きを放つ白い球体を指差し、銀髪の女神様がいたずらっぽく微笑みました。


「さて、アル君。あなたが一番最初に使いこなすことになる、そしてこの先の冒険で最も強力な相棒になる力を説明するわね。それがこの『万能鑑定アナライズ』よ」


 アルはその白く光るオーブを見つめ


  「鑑定……。RPGでよくある、相手のレベルとか名前が分かるやつですか?ステータスって言うと空間にタブレットが出るやつですか?」


「ふふ、そんな単純なものじゃないわ。あなたの理系な感性に合わせるなら、そうね……。安物のタブレットじゃなくてホログラムで、自動解析っていうとこかしら」


「『森羅万象の構造解析(スペクトル分析)』と言えば分かりやすいかしら?」


 女神様は指先でオーブを転がすと、アルの目の前にホログラムのようなウィンドウを展開しました。


 そこには、アルがさっきまで持っていたコンビニのレジ袋のデータが、分子構造レベルで細かく表示されていました。


 女神アステラ:「さあアルくん、集中して! このギフトの核となる機能」


 ……それは『ステータスと弱点の把握』よ。


「これはただ名前やレベルが出るだけの生ぬるいものじゃないわ。相手の魂の深淵まで覗き見ちゃう、いわば究極の『プライバシー侵害』なの!」


 アル:「(うわ、女神様の胸がまた近い……髪からバニラの香りがして集中できない……)……ええと、つまり、RPGのライブラとかスキャンみたいなものですよね?」


 女神アステラ:「そんな低解像度なものと一緒にしないでちょうだい! この力はね、敵対する魔物や人間が『何を恐れ、どこに致命的な欠陥を抱えているのか』を、あなたの脳内に直接女神のAIシステムがリアルタイム投影するのよ。」


(AIシステムって言ったほうがわかりやすいよね)


「例えば、どんなに強そうなドラゴンの鱗でも、かたい皮の歪んでいる『一点』を特定したり……あるいは、無敵を誇る騎士が実は『重度の腰痛持ちで左側への踏み込みが弱い』なんていう、情けない弱点まで丸見えなの!」


 アル:「……なるほど。化学変化で言うところの『反応の急所(活性点)』を見つけるようなものか。


 どんなに安定した化合物でも、特定の結合角が歪んでいる場所に触媒をぶつければ、一気に分解できる」


 女神アステラ:「そう! それよアルくん! さすが私の選んだ理系美少年、例えがマニアックで最高に尊いわ! 戦わずして勝つ、あるいは一撃で逆転するための必須情報」


 ――それを手にするということは、あなたがこの世界の『物理法則の審判』になるということなのよ。


 相手が何を隠そうとしても、あなたの瞳からは逃げられないわ!」


 アル:……事象の解像度を上げて、エネルギーの障壁が最も低いポイントを叩く。


 確かに、これなら僕でも、理論上は巨悪を粉砕できますね


 女神アステラ:うふふ、その通り!


 あ、ちなみに……今の私の『ステータス』を覗いてみる?

 弱点はね……『アルくんのちょっと困ったような照れ顔』よ。


「これ一発で私のHPはゼロ、即座にキュン死確定なんだから!」


 アル:「……(やっぱりこの女神様、エロすぎ……)


(お願い……下から見上げないで!……ああ、胸の……)


 あ、あの、それは鑑定しなくても分かりますから。次、説明進めてください!」


「その通り! そして二つ目が、この力の真骨頂。

『秘められた真価の看破』よ」


 女神様の声に少し力がこもります。


「アル君がこれから行く世界は、資源が枯渇して、みんなが目の前の『魔力が残った石』を奪い合っている殺伐とした世界。


 でもね、この『万能鑑定』を使えば、他人にはただの石ころやゴミにしか見えないものが、実は超高純度のマナだった……なんてことが手に取るように分かるようになるの」


「えっ、それって……」


「そう。周りの強欲な大人たちが『そんなゴミ、捨てちまえ!』って笑っている横で、あなただけがその真の価値に気づき、それを『魔導合成』で宝物に変えてしまう。想像してみて? 彼らが後でその価値を知った時の、悔しそうな顔を」


 アルは思わずニヤリとしてしまいました。自分の知識とこの力が組み合わさった時の「ざまぁ」な光景が、はっきりと脳裏に浮かんだからです。


「そして三つ目。これが物語を動かす鍵になるけれど、この力は『未来の可能性』さえも解析の対象にするわ。


 今はボロボロの剣でも、どの素材と組み合わせれば最強の聖剣に進化するか……その『設計図』さえもあなたに見せてくれる」


 女神様はそのオーブをアルの胸へとそっと押し込みました。


「現状を把握し、ゴミから宝を見出し、弱点を突いて逆転する。この『万能鑑定』がある限り、あなたはどんな困難な状況でも、必ず『解』を導き出せるはずよ」


 アルの瞳の奥に、解析データの文字列が流れ星のように走り抜けた。


  「……分かりました、女神様。この『目』があれば、異世界の資源問題を『リサイクル』で解決できそうな気がしてきました!」


「その意気よ、アル君! さあ、あなたの知性で、曇りきった世界を鮮やかに解析してみせて?」




【女神アステラの「こっそり」日記】


 アルくんへのギフト授与(1個目!)

 ついに! 私の愛しいアルくんに最初のギフトを授ける時が来たわ。

 本当は、このまま私の膝の上で一生愛でていたいけれど

 ……彼にはシルバーアースを救ってもらわなきゃいけないものね。


 それにしても、間近で見るアルくんはやっぱり最高に尊いわ!美少年すぎ。


 私が説明するためにぐっと顔を近づけたら、彼は「女神様の胸がまた近い……髪からバニラの香りがして集中できない……」なんて、心の中で可愛いことを考えていたみたい 。


 ええ、もちろん女神の私には全部聞こえているわよ?

 その「むっつり」なところも、思春期の男の子らしくてたまらなく愛おしいわ!

 でも、さすがは私の選んだ理系美少年ね。


 私の説明を聞いて即座に、「化学変化で言うところの『反応の急所(活性点)』を見つけるようなものか」だなんて……例えがマニアックすぎて、もうキュン死しそう!


 最後に、私の弱点は「アルくんのちょっと困ったような照れ顔」だって教えたら、さらに真っ赤になっちゃって 。「お願い……下から見上げないで!」なんて必死に目を逸らす姿を見たら、もう異世界に送り出したくなくなっちゃうわね 。


 さあ、次は二つ目のギフト。 アルくん、あなたのその知性で、曇りきった世界を鮮やかに解析してみせてね!

女神の指先によって、青いオーブがアルの胸へとそっと押し込まれました 。 その瞬間、彼の瞳の奥には膨大な解析データの文字列が流れ星のように走り抜け、異世界の真理が書き込まれていきます 。

力強く答えるアルですが、女神が下から覗き込む艶やかな視線には、相変わらずたじたじな様子です 。


次なるギフトは、彼の「理系な感性」をさらに加速させることでしょう。


もし「女神様の愛が尊い!」「アルくんの今後を応援したい」と思っていただけましたら、ぜひ、作品フォローや「ここが好き!」というポイントがあれば、ぜひ教えてくださいね。

皆さんの反応が、次の原稿を書く大きなエネルギーになります!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ