出会い
2人はゆっくり街を眺めながらバトルギルドに到着した
ラオ「でっけぇー流石都市のギルドだな!」
ニア「そうね!早く登録しちゃいましょ!」
ラオ「おう!」
目の前の大きな建物に胸を膨らませ入っていった
(ガヤガヤ…ガヤガヤ)
ラオ「うおー、やっぱり人も多いな。」
物珍しげに辺りを見渡すラオとキョロキョロと受け付けを探すニアの近くで大きな声が響いた
???「だから私はこどもじゃなぁーーーーーい!!!」
???「落ち着けリリル、騒いだら余計子供だ」
リリル「ゲイムはデカいからいいでしょうけど私はドワーフ族なの立派なレディなのよ!!」
ゲイム「俺はガルジェンド族だからな」
リリル「そーゆー事じゃないのよ!もう!!」
小さいドワーフ族と大きなガルジェンド族の2人が何やら言い合いをしている奥に受け付けを見つけニアは嫌な予感を抱えつつもラオを連れ受け付けに向かった
受け付け嬢「いらっしゃい、見ない顔ね、登録からしら?依頼かしら?」
プラチナブロンドの綺麗なヒュム族の女性がニア達に声をかける
ラオ「冒険者登録しに来ました2人よろしくお願いします。」
受け付け嬢「かしこまりましたこの紙に記入して頂き適性検査をしたしますね。」
受け付け嬢から用紙を2枚受け取りそれぞれ必要事項を書いていく
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名前 ウ・ラオ・ティア
種族 ミステル
年齢 15歳
性別 男
職 ガンブレーカー
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名前 ヤ・ニア・ココ
種族 ミステル
年齢 15歳
性別 女
職 吟遊詩人
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ラオ「書きました。」
ラオは書いた紙をニアから受け取り2枚を受け付け嬢に渡す
受け付け嬢「はい、ありがとうございます。では右奥のドアより修練場にて適性検査がありますので移動してください。」
ニア「分かりました、ありがとうございます!ラオ行こ!!」
ラオ「おう!お姉さんありがとうございました!」
2人は受け付けのにお礼を言い足早に移動して行った。
受け付け嬢「今年は良いルーキーが増えそうね、、、はいはい!そこの2人あなた達は依頼しに来たの?騒ぎに来たの?登録しに来たの?」
受け付け嬢は2人の背中を見送り呟くとまだ騒いで居た凸凹な2人に声をかけた
ゲイム「ああ、済まない登録だよろしく頼む」
リリル「ちょっと離しなさいよ!私はアイツらに分からせないといけないのよ!!」
ゲイムはリリルを小脇に抱えながら受け付けを済ませる
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名前 ゲイム・ステイル
種族 ガルジェンド
年齢 27歳
性別 男
職 学者
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名前 リリル・リル
種族 ドワーフ
年齢 25歳
性別 女
職 召喚士
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受け付け嬢「はい、あなた達も奥のドアを抜けて適性検査に向かってね、あと!ここは騒ぐ場所じゃないからね!」
ゲイム「済まない、次回から気をつける。」
2人からも、書類を受け取り受け付け嬢は適性検査へと促した。
受け付け嬢「あ、マスター今4人の新人達が適性検査に向かいましたのでよろしくお願い致します、その内の1人ミステル族の青髪の男の子なんですが珍しい職のようですので。」
通りかかったギルドマスターに受け付け嬢は話しかけた
???「わかったよーありがとうねー」
マスターはにこやかに返事をすると机に置いてあった本を片手にゆっくりと修練場へ向かった。