ロジからの依頼-4
………………………ロジサイド……………………
ロジ「マリアさーん、ちょっと私用事がありますので留守にしますよー?マリアさんにその間マスター代理お願いしますねー?」
マリア「………代理を?何か危険な調査ですか?諜報員では出来はできない程の。」
ロジの言葉に真剣な表情となり
ロジ「そーだねー私しかちょっと出来ないなぁ」
マリア「………その装備、、SS級冒険者時代の、、、龍の逆鱗ロロジ、、お気をつけて。」
ロジ「あははー、それはずかしいんだよなぁー、とりあえず私の留守は任せましたよー。」
ロジは苦笑いしギルドを後にした
………………数日後のとある城………………
(闇の加護の者の覚醒はどうだ?)
(まだ時間がかかるかと)
(その間下等蛮族共を唆し神降ろしさせるのだ)
(はっ、まもなく神降ろしに必要なクリスタルが集まります。)
(時間稼ぎとしてサスジャの洞窟に住まう物等とハウラの館、トトラジャの坑道のモンスターを瘴気で闇堕ちさせておきます。)
(良かろう、確か下等蛮族はイサル族か、ならば蛮神はボルテクスだな。)
ロジ…………(あーまじかぁーヤバいの聞いちゃったなぁ、聞かなかった事にしたいなぁうちの管轄の所もだなぁ、うち冒険者のレベル低いからやめてよぉー)
ロジは隠蔽を使いとある城に忍び込んでいた
そこには黒いローブで姿を隠したもの達が数人おり顔には赤い仮面をしていてさらに頭を抱えたくなっていた
(では各々事を進めるように)
謎の者達は霧のように消えてしまいロジはがっかりしながら辺りを探索者数個の闇のクリスタルを発見し持ち帰るとした
ロジ(このままだと収穫がなぁ、1人くらいとっ捕まえとこうかしら)
ロジがクリスタルを鑑定しながら考えているとタイミング良く1人の謎の者が戻ってきた
謎の者「侵入者か?!貴様何者だ!?」
ロジ「あらあら、いい所にちょっと捕まってくださーい」
ロジがニコリと微笑むと召喚獣を出し笑顔で近づく
謎の者「クソッ!、、捕まってなるものか!トラン、ブリザーッグハッ」
ロジ「そんなそんなー詠唱が長いですよー?」
敵が詠唱しようとしたところを龍の召喚獣が光速で近寄り戦闘不能状態とした
ロジ「私はねーゆっくり過ごしたいから冒険者を引退したんですよー?ほんとに困っちゃうなぁー、とりあえず死んだら困るので毒や爆発物は全部キャンセルしちゃいますからねー」
ゆっくりと穏やかな口調で話すロジだが視線は鋭く謎の者は逃げれないと判断したのか抵抗を諦めてしまった
謎の者「俺は何も話さないしもう時は動き出したお前等がどうしようと手遅れさ」
ロジ「大丈夫ですよーこちらも馬鹿では無いのでちゃんと備えてますし、あなたの口からは聞けないなら直接脳から読み取れば良いんですから。」
謎の者「!?、、精神魔法は禁忌のはずっ!、」
ロジ「何言ってるんですかー、悪者に禁忌も、へったくれも無いですよー」
ロジはさも当たり前のように魔法で縛り付けるとドラゴンを召喚し背に乗るとギルドに帰って行った。