ロジからの依頼-2
ラオが宿に戻るとニアだけが食堂に居た
ニア「ラオ、おかえりなさい何か問題でも起こったの?」
大分遅い帰りだったラオを心配し駆け寄るニアの表情は真剣である程度悟ったかのようで
ラオ「ニアきっと闇が動き出した、1度話をしたい2人は?」
ニア「実は、、ゲイムは寝ていてリリルはお腹を空かせて市場に行ったわそろそろ帰ると思うけど私リリルを呼んでくるわね」
ラオ「わかったじゃあ俺はゲイムを起こしとく」
ニアが困った様に苦笑いしよろしくね!とリリルを探しに駆け出していきラオはゆっくり階段を上りゲイムを起こしに行った
20分程してピアスからリリルを見つけたから戻るとの連絡を受け中々起きないゲイムを叩き起こし準備をさせた
……全員が揃いゲイムとラオの部屋に集まり………
ラオ「すまない戻るのが思ったより遅くなった、」
ゲイム「構わない、ギルドに用があったのか?」
ラオ「あぁ、その話もしなきゃなんだがその前に
話さなきゃいけない事があるんだ………………………」
ラオは自分が、秘密にしていた光の加護の事を話し、その後のロジとの話も説明書していき
………………1時間後…………………
ラオ「こんな話しなんだ。急に済まないもし付き合いきれないと言う時はPTを解散しても構わない」
ラオは話をすると少しづつ元気がなくなり耳もしっぽも垂れ下がり
リリル「問題は私達がどうやって信仰者にならないかよね!」
ゲイム「そうだな解決策を見つけないと」
2人が真剣に悩んでいるとラオは泣きそうになり
ラオ「………ありがとうっ………」
ニア「良かったねラオ。」
ラオ「あぁ、2人とも信仰者にならない方法はある。」
ニア「私が一緒にいてもならないのはアイテリン様の加護……つまり信仰者になってるからなの」
ニアが話すと2人は驚いたように見つめる
リリル「え?!だってっ、正気を保ってるじゃない!!」
ゲイム「アイテリン様の信仰者は他の信仰者とは違うのか?」
ラオ「アイテリンは星の意志だ、神降ろしとは違うだからアイテリンの信仰者は正気を失うことはない、そして他の信仰者にも、ならない、、、だけど1度なってしまうと常に死が付き纏う」
リリル「冒険者なんだから死なんていつも隣り合わせよ!変わらないわ!」
ゲイム「俺達が上位職なのもなにかの巡り合わせだったんだろう、なり方を教えてくれるか?」
2人は断ることなどありえないとでも言うかのように笑いラオは巻き込んでしまった後ろめたさも、あったがこの仲間と出逢えたこともアイテリンの神託でありこれからの苦難を乗り越えり為の大きな力となる事を心に秘めていた
ラオ「ありがとう、じゃあジィさんの、所に行ったあと行動しよう。」
2人「「了解した(よ!)」」