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用語解説・特異体質編

用語解説・特異体質編


毒耐性:武侠小説では毒を食らった際、中毒になる前に内功で毒を体外へと排出する。あるいは、体内で一箇所に集め、三味真火で焼き尽くす。一方で、毒物を摂取して体に毒への耐性をつける方法も存在する。

……百毒不侵(ひゃくどくふしん):一般的な百種の毒への耐性を持つとされる。大抵の毒は効果がない。

……千毒不侵(せんどくふしん):千種の毒への耐性を持つとされる。ほとんどの毒は効果がない。

……萬毒不侵(ばんどくふしん):すべての毒への耐性を持つとされる。例外として、無形至毒(むけいしどく)と呼ばれる毒功を扱うものにとっての最上位であり最終段階の極意である心毒(しんどく)は効果があるとされる。


寒暑耐性(かんしょたいせい):火炎を操る陽功(ようこう)や冷気を操る陰功(いんこう)に対抗するため、あるいは熱湯に住む萬年火鯉(まんねんかり)や極寒の冷気を持つ天重氷水(てんじゅうひょうすい)という霊水を得るため、暑熱や寒冷に対する耐性を獲得することがある。

……寒冷不侵(かんれいふしん):冷気に耐性を得る。寒さや冷たさに体を侵されることはない。

……暑熱不侵(しょねつたいせい):熱気に耐性を得る。暑さや熱さに体を侵されることはない。

……寒暑不侵(かんしょふしん):冷気と熱気の双方に耐性を得る。寒冷と暑熱、どちらからも体を侵されることはない。


武骨(ぶこつ):生まれ持った骨格や血脈が武学に適したものであった時、凡人より早く大成する、あるいは難解な武学を修めることができる。

……天武之体(てんぶしたい)天武肢体(てんぶしたい)天賦肢体(てんぶしたい)天骨之体(てんこつのたい)とも呼ばれる。天から授けられた肉体と言われ、仙骨を持って生まれる。武学を修めるうえで最高の武骨であり、あらゆる武功を一目見ただけで習得できるといわれる。絶対達人へと至るために必要な奇経八脈(きけいはちみゃく)任脈(にんみゃく)督脈(とくみゃく)の打通が自然に行われる。極めて希少な武骨であり、千年に一人ともいわれる。

……三哉肢体(さんさいしたい):体内に天・地・人の気を宿し、気に敏感で、一般的な肢体よりも円滑に武功を習得できる体のこと。

……太極之体(たいきょくのたい):陽気と陰気、相反する気を体に宿しながら完璧な調和を成す武骨。本来、男性は陽、女性は陰へと陰陽の気が偏ることが常である。この武骨は、陽功と陰功を同時に修練する心法を基にした武功の習得に向いている。

……極陰之体(きょくいんのたい):生まれながらにして極陰を宿す武骨。生まれつき寒冷不侵の境地にある。極陰の武功において絶対的な適性を持つ。

……寒冷之体(かんれいのたい):生まれながらにして極冷気を宿す武骨。生まれつき寒冷不侵の境地にある。冷気を内功として吸収することができる。

……極陽之体(きょくようのたい):生まれながらにして極陽を宿す武骨。生まれつき暑熱不侵の境地にある。極陽の武功において絶対的な適性を持つ。

……熱陽之体(ねつようのたい):生まれながらにして極火気を宿す武骨。生まれつき暑熱不侵の境地にある。火気を内功として吸収することができる。

……天魔之体(てんまのたい):あらゆる魔功に最高の適性を持つ肢体。天魔神功(てんまじんこう)という、天下第一節(てんかだいいっせつ)といわれる絶世神功(ぜっせいしんこう)を大成したとき、換骨奪胎(かんこつだったい)が起こり、この武骨を手にするといわれる。

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