Story8 討伐の理由
さて、めでたくないオークの乱が終わったが、なんで奴らを狩りに行ったのか。
理由は無いようで有る。それは、明君が消えてから俺のもとへの襲撃する奴が増えている。もちろん同級生が。だけど、サッカーやってそうなイケメンと、その仲間たちや、生徒会長一味。いっつもキャーキャー喧しい女子軍団がずっと行方不明。オークの乱は俺のいる位置より後ろに村がある。単純にそこに来られると、オタ達が死にかけても嫌だし、一回助けたなら放っておくのも後味悪いし。
それじゃあ村にでも行きますか。
「待て」
「なんだい?村松くん」
「ま・つ・む・らっ!俺もついてく」
「却下」
「なんでだ?」
「純粋に邪魔」
オーク戦の途中、一人の人の気配は見つけてた。
「まだ邪魔かは分からないぜ」
「なんでだ?」
「お前を囲んでいたやつらの中に俺はいたが、そのあと一人俺は森にこもって特訓していたからな。そこにお前来てるのを見つけたから影移動使って先越してきた。俺のスキルは、ボッチあと、器用貧乏」
「お前も外れスキルか。なら考えてやる。俺のカードも提示するか。引き籠りとニートだ」
「後、炎魔法と雷魔法」
「ほう、観察か?」
「ご明察。器用貧乏の効果だよ」
「明君。男子の委員長殺したよ」
「やっぱりか」
「明君は俺が殺した」
「意外だな」
「なにが?」
「情のないやつだと思ってた」
「俺も殺しに来たからな」
「納得」
「ついてくるのはいいが、あんまり進めはしない」
「いいぜ」
「わかった」
村に向かったのだが、オタ達は、生きてるし、生き生きとしてるから放っておくことにした。
俺がオーク殲滅に来たのはもう一つ。俺の幼馴染が、一回も見つからない。同じクラスのはずなのだが。最初に降り立ったとこにも。ちなみに幼馴染は男。期待した諸君失礼するぞ。
自分のためにも、魔王、倒しちゃおう。とは思うんだけどさ。魔王倒して終われたらすっごい楽だけどさ、そんなわけない気しかしないんだけど。
森を抜けて、山をも越える旅をするために、一応物資を買う。はずなんだけど・・・
「松村金持ってる?」
「んなわけ」
「だよねー。しゃーねーな」
「何する気だ?」
「まあ見てな」
「?このふくろはなんだ?」
「中見てみ」
「これは・・・魔石?多くねぇか?」
「オーク戦で、大漁」
「なるほどね。これをギルドかなんかに売りつけるわけか」
「ご名答。そんじゃ行くよ」
・・・・・・・・
「えっと?」
「だから、これ買って?」
「はぁ?この量何処で?」
「この前、山奥の村が壊滅したのは?」
「ぞんじてますが?」
「それをしたオークを殺して手に入れた」
「あなたは?何者で」
名前、そのままいうの?ちょっと遊ぼ。
「俺はトウヤ=ヒイラギ。こっちは・・・」
「ショウ=マツムラ」
「分かりました、この魔石は鑑定してまいります。あちらのカウンターでお待ちください」
意外と順調じゃね?
「お前急に遊ぶな」
「えぇ~、お前だって言ってたじゃん」
「俺だけ違ったら不自然だろ」
「マスター、後払いで、コーヒー。二個」
「分かりました」
「後払いできるんだ」
「相当の額になるだろう、多少は大丈夫さ」
「はい、コーヒー」
「有難う、マスター「有難うございます」」
~十分後~
「すみません。よろしいですか」
「ん?鑑定出た?」
「それについてなんですが・・・」
「あの量だから金庫がやばい、ギルマスがお呼び?」
「はい・・・」
「とりあえずギルマスに会わせて」
「ボソ(おい)」
「ボソ(ん?)」
「ボソ(ギルマスって何?)」
「ボソ(ギルドマスターの略)」
「ふ~ん」
ギルマスは、強面か、美人の二択だ。どっちに偏る?できれば美人で。邪だって?強面よりかはいいだろう。




