Story5 強奪より環境にやさしいよ!
これからはソロの料理人を目指します(たぶん嘘)。ログハウスを作りひきこもっているのだが…。何かいる。ノック音がする。さすがに礼儀だ。出てやるのもよかろう。
「やあ、柊君。外に出てくれるかな?」
「誰?」
「誰か・・・、また君らしいね。そうだね、僕のことは、明と呼んでもらおう。」
「・・・?あぁ~。あの天才君ね。テスト上位の」
「その認識でいい。そとにでて?」
「いいぞ」
「外に出て貰ったのはあれが壊れるのを防ぐためだよ。」
「決闘は苦手なんだが」
「まあ,そう言わずに」
風がなびく。お互い息を吐く。明君は詠唱中。俺は結界の展開準備。
一分間続いた詠唱は、爆発を引き起こす。
「デトネーション」
「展開、絶対防御。梱包。解析」
明君は茫然。まあ、当然ね。自分の魔法が消えるんだもの。習得できんじゃね。
解析中は肉弾戦に持ち込む。
「確認。これは殺し合い?」
「ああ。そうだよ」
苦しそうに答える彼。
「それじゃあ遠慮はいらないね」
「っ!」
「命の奪い合いはそういうもんだ」
「お前なんかに殺されてたまるものかっ!」
「吹っ掛けてきたのお前じゃん」
このタイミングで解析結果?へ~。爆裂魔法か。習得はワンランク下の炎魔法。いいんじゃない?
「それじゃあラストかな?そろそろ」
「や、や、やめろォー。お、お、おまえなんかn」
「そこまで、さようなら。炎舞」
さようなら。
はぁ~。これで俺も人殺しか。多分あいつの能力は強奪。殺して奪う。そのまんまの性能を。ただし、回数の限度がある。俺がログハウス作っている間にチョロついていた気配も奴。見られてたけど放っておいたのは奴が堂々と俺を殺しに来るのがわかっていたから。爆裂は確か、男子のクラス委員の能力のはずだ。なんで知っているのかって?一日目で全員の気配と能力は覚えたのさ。ほめてほめて。
にしても収穫もあった。四日前に作った目標其の一。魔法取得。劣化はするが、人を殺さなくていいらしい。バリューセットだよ。
炎魔法で斬りつける、炎舞即興なんだよね。
そんなこんなで日が暮れてゆき、次の日だ。今日は久しぶりに、狩りまくる。少し遠くにオークの群れが居る。それもかなりの量で。炎魔法の使いどころ。
そのために、五十キロ歩くは聞いてないな。自走式の車無い?疲れるよさすがに。
あ、そうだ久しぶりにステータス見よう。ああそうだ。この世界はレベル制じゃない。スキル制だ。スキルポイントは、20。炎魔法と結界に10ずつ配る。
さーて一人悲しく、遠足です。




