story25 毎度のメタ
「引き分け、か・・・」
「だな・・・」
腹に穴が開いてる状態で、二人して安堵の息を漏らす。
「そのさ、派手にやるのは結構だけど、これはどう説明するのかな?クッリク君?」
「あぁ・・・シオン様・・・」
「よっす」
いまだ二人の腹に穴は・・・無かった。
「後で二人で片付けてね、それじゃ」
「わかったー」
「分かりました」
俺はずっと、結界人形を形成し、お互いの体と魔力の糸で結んでいた。
そうして、動かせるようにしていたのだ。
「魔力消費やべえな」
「お前、水魔法必要なくないか」
「ん~、無いよかあった方が良いというかな。そんな感じだ」
「・・・そうか」
練習場を掃除して、
風呂に入って、
飯食って、
寝た。
カーテンの隙間からこぼれる光に目が覚め始め、翔に起こされ体を起こす。
「誰が悲しくて男に起こされるんだよ」
「お前なあ、魔力回復とは言え日課を欠かすつもりじゃないだろ?」
「まぁそうなんだけどな」
睡眠で少し回復した魔力を練り直し、魔力の回復を早める。
「『阿修羅王』」
目の前に吊るされている丸太に向かって、刀を振る。
自分で持っていない六振りは、、結界人形で振る感じ。
「『光仙神』」
向こうでは、翔が光を収束させている。
よし、ちょっかいかけよう。
「『雷岩衝撃』」
地面を這う雷撃は、光の障壁に阻まれ、ほぼ不可視の刃が飛ぶ。
「『展開刃・展開盾』」
「『希少魔鉱壁盾』ッッ!」
「お前・・・・」
「おまッ・・・」
「ばーか」
「・・・・・ぁあ?」
イラってしたので、『氷炎雷の体術』で殴る。
「お前が一番理不尽だ!」
「理不尽上等だ、ゴラァ」
「怖くねぇ、てかお前一話から大分性格変わったよな」
「お前、毎回二人でいる時メタ発言するやめな?」
「そうだな・・・」
いつも通り、素振りをして、昨日と同じく、練習場に行く。
「たのもー」
「道場破りか?」
「んにゃ」
「お前、前から思ってたが返事が気持ち悪いな」
「それを言うかい?クリック君?」
「お前に君付けされくないな」
「クリックの兄さん」
「気持ち悪い」
「クリックの頭、クリックのとっつぁん」
「どれも気持ち悪い」
「じゃあどう呼べばいいのさ」
「普通にクリック様でいいだろ・・・なんだその目は」
「普通自分で様付けしろっていう?」
たわいもない会話しかできない俺であった。
だいぶ時間がかかってしまった。
ちなみにチョコは安定と信頼のゼロ個でしたw




