Story21 訓練二
打撃が効かない。
ただし純粋な魔法は効く。
「そういえば・・・はぁ・・はぁ・・これ何のために・・はぁ・・はぁ・・・やってるの?」
「ああ、無力化するだけでいいぞ。そいつを倒せば、自分の力に変換できる」
「・・・はぁ・・はぁ・・りょーかい」
ぶっちゃけるとクッソ疲れる。外の結界維持。イフリートの魔力は俺とは切断してるけど、空間を素にして、魔力は今も増加中なので、持久戦は好ましくない。
なので賭けに出てみた。
「結界点・連」
手を合わせ、両手の間に魔力を通わせたうえで、結界の起点部分をわざと作る。
起点部分が何個もついた魔力の縄になっている。縄の部分を掴み、イフリートに向かって振る。
「んだこれ、これが秘策ではないだろう?」
「ぜぇ・・ぜぇ・・それがね・・・残念ながら・・・秘策な・・んだよなぁ・・・」
「何言ってるんだてめぇ?」
「・・・展開」
バラらバラに飛んだように見える結界の起点核。それをコントロールをして、起点同士を繋げ結界を展開。本来通りの結界の作り。本来結界とは、一人で作るもんじゃない。最低四人で作るが、それを一人でやる時、ポッっと空気中に出てくる様に作ると弱体化してしまう。それもこれは今までになく結構ガチの戦闘。だから今出せる結界の最大強度で閉じ込める。
結界点は、浮き上がりイフリートを囲むように浮かび上がり、半透明の膜が出来上がる。それは回りながら、円形になっていき、終いには手の平サイズにする。
「・・はぁ・・・はぁ・・・終わったっ~!」
「これが後3戦かな?頑張りたまえ」
「うっそでしょ~!」
「残念だったな、これが現実さ」
「まじか~・・・」
俺の訓練早く終われー、疲れたー




