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47.平成女児アクセ作り、楽しいっ

 そういうわけで、文化祭の準備だ。


「こんな感じで、平成っぽいビーズアクセと、レジンでメダルとか作ろう」

「難しそうだなあ」

「工作が苦手な人はタブレットでラッピングと値札を作ってほしい」

「準備がすごいな……」


 私はアコと他の女子何人かで景品係だ。

 副委員長がテキパキと説明してくれて、役割を分担した。


「ビーズアクセ楽しそう」

「そうね、一緒にやろうよ」

「やるやる」


 材料もクラスの予算を使って学級委員で買ってきてくれたので、スマホで作り方を調べていくつか作ってみる。

 途中で衣装係の子に採寸してもらったり、借りてきた衣装を合わせたりしながら景品を作っていった。


「客引きならバニーの方がいいと思うけど」

「ばにい?」

「こういうの」

「いささか破廉恥ではないだろうか。……似合わないとは言わないが」


 ルイとリオンがスマホを覗き込んで頷きあっている。

 こういうときばかり仲良くて、なんなのさ。

 二人がいがみ合わないのはいいんだけどね。

 でもバニーは着ない。セクハラだと思います!


「バニーはセクハラかもだけどさ、ディーラー服にうさ耳はかわいいと思う」

「アコ、なに言ってるの」

「先輩、かわいいって言ってくれるかな」

「その先輩の好みを知らないからなあ……」

「でもカジノって言ったらバニーっていうのも、わからなくはないんだよ」

「えっ」


 いつの間にか後にいた副委員長が「わかるよ」と頷いた。


「女子高生がバニー服で客引きするのは何かに引っかかりそうだけど、ディーラー服にうさ耳ならセーフじゃないかな」


 なにがセーフなんだ……?

 私が首をかしげている間に、副委員長とアコ、それから周りの女子でなにか話がまとまったらしく、副委員長は衣装係の方に走って行ってしまった。


 文化祭で、私は何を着せられるんだ……。

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