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第10話 シンジは友達を助けることにしちゃいました!?(1)

一つ一つの物語という名の線が、一つに交差する。

交差した点が、終局を奏で始める。


これはその一つの線である。

シンジ編-発動-(1)


 俺とアイナが外に出ると、相変わらず何人もの人々が、無感情に歩き続けている。俺たちに興味がない彼らの中から、アイナはどのようにして、対象者を絞り込もうと言うのか。

「アイナ、何か準備とかいるのか?」

「ううん、大丈夫だよ。このままでもすぐに出来る。それよりも、シンジこそ大丈夫?ちゃんと捕まえられるの?」

「一応、こう見えて身体を鍛えてはいるからな。多少なら、抵抗されても何とかなるとは思うが。。。。」

 アイナは少し呆れたようにこちらを見やる。その後、「あ、そういえば」と独り言のように言った後で、右手の人差し指をこちらに突きつける。

「バインダーにある、【能力】ってやつ、使ってみたら?」

「のうりょく?何だそれ。」

 美味いのか、と聞くと海賊王を目指さなければいけない気がする。彼ほどの器は、俺には無いので、やめておこう。

「やっぱり、気付いてなかったんだね。。。。私も気付いたのはさっきだけど。。。。」

 俺は、アイナに言われた通り、バインダーにある【能力】とやらを確認する。たしかに、カードや時間以外にも色々とあり、その中に【能力】という項目がある。俺は、目線で項目内容を展開して確認する。

「俺の【能力】は。。。。」

 俺は、「これ、口に出なさいと駄目なのか。」と、心の中で呟く。とても口に出して言いたくない。。。。けれど、アイナは大きな瞳をより大きくして、瞳を輝かせている。

「【能力】は。。。?」

 アイナについに問われてしまう。答えるしかない。

「【能力】は。。。【(ぜろ)】。。。。」

「。。。【(ぜろ)】?。。。。っククク。」

「。。。なんだよ、アイナ。」

 言いたくなかった。そして、予想通りの反応である。

 アイナが何かを必死に堪えているように、口を手で防ぐ。けれど、すぐに我慢の限界を達したのか、腹を抱えて笑い出す。

「あっはっはっはっはっ!ぜろって何。。。あっはっはっはっはっ!」

「また、笑い過ぎだろ!?」

「だって、割と格好良く言うんだもん。。。ぜろ。。。って!あっはっはっはっひーっひっひっ!」

「だから、笑い過ぎだっての!!」

 アイナは、ひとしきり笑って満足したのか、多少の笑いは残りつつも、真面目な顔をする。

「でも、っくく、実際問題困るわね。何も無いって。。。っくっ、何も無いってことじゃないの?」

「。。。。はぁ。何も無いなら、そもそも、項目として上げる必要がない。つまり、何かしらの【能力】が備わっているはずだ、と俺は思う。だとすれば、答えは一つ。」

「とりあえず、使ってみるってこと?」

「そういうことだ。ちなみに、そこまで笑うってことは、アイナは【(ぜろ)】じゃないってことだよな?」

 俺が少し不満気にしていることが、顔に出たのかもしれない。アイナが、少し申し訳なさそうな顔をする。

「あははー。。。。うん、あるよ。【夢幻(むげん)】って書かれてある。」

「なんか、すごそうな名前だな。」

「それは、ぜろに比べたらねえ。。。っくく、ちょっとやめてよ、思い出すじゃない!」

「知らねえよ!もう勝手に笑ってろ!」

 また笑い出したアイナは、もう一旦置いておく。一瞬、申し訳なさそうにしていたのは何だったのだ。

 俺は気を取り直して、【能力】を使ってみることにした。


「いくぞっ!【能力】を使うっ!【(ぜろ)】!」

 今度はアイナも笑わない。おそらく、笑い尽くしたのだろう。家の中での出来事も含めて、ずっと笑っていたのではないかと、思うくらい笑っていた気がする。まぁ、泣かれるよりはいいけどな。

 話しを戻そう。俺は、たしかに【能力】を使用した。。。はずである。けれど俺は、人の服が透けて見えるようになったとか、見ただけでその人の寿命が分かるようになったとか、そんなことは何も無い。少なくともアイナを見ているが、何か見方に変化が起きたとは思えない。

「どう?シンジ?何か、変わった?」

「いや。。。特に何も。。。あっ!危ないっ!」

 俺はアイナが"何か"から離れるように、思わず腕を引っ張る。

「きゃっ。ちょっとシンジ!?どうしたの?何も無いよ?」

「あれ。。。おかしいな。さっき確かに。。。。あっ。」

 俺は理解した。"何か"の正体。俺の能力はそのまま【(ぜろ)】と読んではいけなかったのである。

「【(ぜろ)】じゃない。。。【(れい)】だ。」

 そうだ。そのまま読めば確かに何も無い。けれど、アイナに説明する前に確かにれいと読んだ。読み方が関係あるかはよく分からないけれど。

「俺、なんか霊が視えるようになってしまった。」

 俺がそう伝えると、アイナが自分の体をくねくねさせながら、俺を見やる。

「てことは、さっき私を引っ張ったのって、この辺りを、彷徨ってる霊ってこと?もしかして、私の意識乗っ取ろうとしていたのかな!?」

 アイナが不安気にそう言うと、さらにあちこち自分の体を見ながらくねくねしている。

「いや、すまない。視えた途端にアイナの近くを通ったものだから、思わず手を引っ張ってしまったけれど、害は無さそうだ。」

 それに、アイナには黙っておいたほうが良いだろう。もう既に、あり得ないくらい、その辺りにたくさんの霊が視えてしまっている。この【能力】、【視える】が俺の能力なのか?だとすれば、結局【(ゼロ)】と何ら変わりないと思ってしまう。視えるだけは何も出来ない。それとも、まだ他にも何か隠されているのか。

 今はとにかく、役に立ちそうにないので、大人しく、アイナが試したいことを確認する方がいいだろう。

「ひとまず、逃げられそうになったら、俺自身でなんとかするよ。アイナ、俺の家で言っていたことを試してみてくれ。」

「そ。。。そだね。霊が視えるだけじゃ何も出来ないもんね。。。。分かった。」


 アイナの空気が確かに変わるのが分かる。俺たちに無関心の人々は変わらず歩き続けている。けれど、アイナは人混みとは別の方角を見て、冷かな声で静かに言い放つ。

「カード持ってるの、だぁれ?」

 アイナの一言は、何てこと無いものである。けれど、その一言は、確かに空気を変える。これまで俺たちに無関心であったはずの人々の中に、耳を傾けている人物をひとり見つけたのである。

「いたよ、シンジ!」

「あぁ!あいつだな!」

 俺が走っていく姿を見て、耳を傾けた人物は逃げるような仕草をしている。けれど、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

「こ。。。これは。。。。」

 けれど、俺は、逃げようとした人物、つまりCPUが動かない理由を瞬時に理解する。俺が先程まで見えていた中でも、俺の後ろに付きまとっていた浮遊霊が、CPUの両腕を抑えているのである。本人からしてみれば、眠ることなく心霊現象の金縛りに遭っている状態である。超常現象である。

 同情したいところだが、こちらも命が掛かっている。

「あんたは超常現象に襲われた。そして、俺はあんたをアイナの前まで連れて行く。」

 一応、一言断った上で、俺はCPUを浮遊霊の力でアイナの前まで移動させようとする(俺は今、取られる番だったはずなので)。すると、動けなかったはずのCPUが、突然目をギョロッとさせる。俺が一瞬驚いたのを見逃さず、浮遊霊の呪縛から片腕だけ引き剥がすと、俺の腕をしっかりと掴み、俺が腕にセットしていたカードを1枚持っていく。

「CPUも取るのかよ!?」

 俺は思わず独り言を吐き捨てる。ババ抜きであれば当たり前であるが、まさかCPUも取るとは。取り放題と思っていたのだが、そんなに甘くはないか。俺は一旦後ろに下がる。すると、先程までCPUを掴んでいた浮遊霊が、もう片方の腕も引き剥がされたのか、カードを奪ったCPUが人混みに消え、その後、同じ人物は見当たらなくなる。

 いつの間に来たのやら、CPUがいた辺りからアイナが顔を覗かせる。

「どうだった、シンジ。上手くいった?」

「あ、あぁ。なんか1枚取られた。。。。」

「え、取られたんだ。。。。それは上手くいったと言って良いのかな。。。。私、取られずに1枚貰ったんだけどなぁ。へぇ、取られるときもあるんだね。」

「えっ!?」

 アイナが少し驚くように「ふーん」と言っているが、俺はその倍、驚いている。俺と浮遊霊が頑張ってる間に、取っていたというのか。。。。

「というか、いつの間に取ったんだ。」

「シンジが、なんか独り言呟いてる時に、"しーぴーゆー"の足触ったよ。」

「マジでか。。。よく他のCPUに踏まれなかったな。」

「彼らは、私たちに関心が無いようで有る感じなのよ。だから、そこに存在があれば避けてくれるのよ。」

「そうなのか。。。。というか、見つけたときのあれは何なんだ?もしかして【能力】使ったのか?」

 俺が質問すると、アイナは「おほん」と少し偉い教授のような咳払いをする。

「あれはね、"カクテルパーティー効果"っていうのを利用したのよ。ふふーん!」

「"カクテルパーティー効果"?」

「人間はね、"カクテルパーティーみたいな、たくさんの人がそれぞれに雑談しているなかでも、自分が興味のある人の会話、自分の名前などは、自然と聞き取ることができる"ものなのよ。」

「へぇ。良く知ってるな、そんなこと。」

「うーん、"しーぴーゆー"に使えるかどうかは分からなかったんだけどね。効果があるってことは、彼らもちゃんと人間みたいだね。あと、ウキペディアにも載っているから、気になるならあとで検索してね。」

 こういう時、ムダに頭が良いんだよな。いや、無駄ではないか。地頭が良いと言うより、勉強したんだろうしな。

「もう一回、そのカクテルパーティー効果は使えるのか?」

「どうだろう、逃げちゃったんだよね。それなら、もう耳を傾けてはくれないかも。死にゲーとかによくある、初見殺しみたいな感じだし。」

「そ、そうだな。別にゲームに例えなくても良いけどな。。。。」

 俺は、アイナにその例えじゃ分からない人もいる、と言うことを伝えたいが、何もツッコまないことにする。

 ウキペディアによると、"テレビゲームなどで、予備知識なしでは回避できない攻撃や罠"のことである。ウキペディアを(のたま)うなら、最後まで説明しきってくれ。。。。

 なにはともあれ、カードは手に入ったな。1枚取られたけれど。。。。手に入ったカードと被ってないと嬉しい限りだが、フラグになるから、これ以上考えるのはよそう。

 俺は、アイナに改めて視線を合わせる。

「ひとまず、手に入ったカードはなんだったんだ?」

「えっとねー。『2』だね」

「『2』か。。。。今のところ需要がないな。」

「そうだね。誰かと合流すれば使い道があると信じるしか無いよ。」

「そうだな。ひとまず、街の中を散策してみよう。」

「うん、そうしよう!」

 俺たちは二人で街の中を見て回ることにした。



 こうして二人で歩いていると思い出す。

 昔は、俺たちはいつも一緒だった。俺の家に入り浸ることも多く、家に入るやいなや、俺もアイナもぐったりする。そそくさとリビングへ移動し、俺はソファに腰掛ける。するとアイナが冷蔵庫から冷えたジュースを運んでくると、隣に座る。そうやって、二人でソファでゆっくりしていると、何だかんだで我が家は落ち着くものだと感慨にふけっていた。アイナも俺のうちは勝手知ったるものであるし、何なら俺よりも、母さんと仲が良いくらいである。母さんも「アイナちゃんがお嫁に来てくれたら、私も安心できるのにねぇ、ホホホ。」と言う始末であった。


 けれど、その母さんもここにはいない。一体何なんだろう、町や建物は何も変わりないのに、そこにいる人物たちは誰もいない。狐面少女たちが、何かしら、やったのだとしたら、それが能力なのか。それとも、まだ別の誰かがいるのかもしれない。あまり、考えたくない真実ではあるな。。。。

「ちょっと、シンジ!聞いてるの!?」

「ん?あ。。。あぁ、すまん、聞いてなかった。」

 アイナから、突然声をかけられて俺は驚いてしまう。そうだった、母さんのことや、町の状態よりも、今はこのデスゲームから逃れることを考えなくては。

 アイナが、フグのように頬を膨らませてこちらを睨んでいるので、俺は「まぁまぁ」と言いながらアイナの頭を撫でる。すると、アイナが「そうやってすぐにごまかす。。。」と言いながらも少し顔が緩んだからか、ふぐのマネをやめて、話しを続けてくれる。

「しっかりしてよね!【能力】は、今どんな状況?」

「あ、あぁ、そうだったな。今は落ち着いてるよ。それにしても、あのCPU、俺がカードをアイナに取ってもらおうと動きを封じているとき、見えないはずの浮遊霊を引き剥がしていた。それに俺のカードを引いた。アイナの方は取らずにな。この動きの差は気になる。」

「同時に複数の相手は出来ないとか?」

「それもあるかもしれないな。あとは、足なら取り返せないとか。気付かれないように取れば、反撃されないとか、色々あるかもしれない。」

「分かってはいたけど、やっぱり一筋縄ではいかないわね。」


「あぁ。狐面少女の言い方を考えるに、CPUから取ることは出来るって感じだったけれど、まさか取られるとはな。。。。」

「状況を整理するにも、話を先に進めるにも、狐の女の子を探すしかないのね。」

「探して、渡すか、クリアの方法が他にないか吐いてもらうしかなさそうだな。」

「あとさ、シンジ。。。。」

「なんだよ、アイナ。青い顔して。」

「ついさっき、気付いたんだけど。。。。後ろ。。。。」

「後ろ?後ろがどうかしたのか?」

「後ろに見えているのは、どちら様でしょうかかかかか?」

 アイナが、顔を青くして俺の後ろを指差す。俺がゆっくりと後ろを向くと、そこには先程CPUを掴んでいた浮遊霊のうちの1体がいる。

 俺の後ろにいる以外にも、辺りには相変わらず、沢山の浮遊霊が目を凝らすと見えてくる。けれど、アイナには、俺のすぐ後ろにいる浮遊霊だけが見えているようである。

「アイナ、この浮遊霊は大丈夫だ。さっきも助けてもらったことだしな。」

「助けてもらった。。。?あ、あぁ、さっきカード取った時の話し?なんだか、1人で、ぶつぶつ言ってたあのとき。そっか、独り言じゃなかったのね。」

「声に出していたかどうかはさておき、そうだ。この浮遊霊がいなかったからカードを取らないまま逃げられていたかもしれないんだ。」

 アイナは「ふーっ」少し深呼吸をすると、何とか顔色に赤を取り戻すと、こちらに後ろの浮遊霊から、ゆっくりと俺の方へ視線をズラす。

「じゃあ、味方って考えて良いんだね?」

「あぁ、良いとおれは思う。それに、もしかしたら、これが【能力】の一部なのかもしれない。」

「幽霊を視るだけでなく、使役出来るってこと?」

「使役まで出来るかは分からないけれど、そうだな、そうもしれない。」

「なら、名前をつけてあげたらどう?ずっと浮遊霊じゃ、呼びにくいし。」

 アイナの提案に俺は「うん」と頷く。

「そうだな、浮遊霊、お前には俺の【能力】である、【(ゼロ)】の名前をあげよう。漢字で書いてゼロだ。」

 アイナは「わかった」と言いながら頷くと、青白かった時とは打って変わって快活な笑顔で零を見る。

「よろしくね、ゼロくん!」

「俺もよろしくな、ゼロ。」

 名前を与えたことが影響なのか、浮遊霊の見た目が変化していく。ぼんやりしていた姿がはっきりと視えてくると、サムライのような出で立ちが見えてくる。髪は黒く長髪を後ろで縛っており、シャープな瞳で整った顔立ちである。また、兜はしていないが甲冑のような服装で、見える範囲でも筋肉はしっかりついている。背中には身の丈程ある巨大な刀と呼んで良いのか分からない、大雑把な作りの剣を携えている。

 サムライのような姿ゼロを見て、ショーコが目を丸くする。

「なんか、急に見た目が変わったね。」

「あぁ、あれが、ゼロ本来の姿なのだろう。」

 本当の姿を見せて満足したのか、ゼロは俺たちの前から消えてみせる。ということは、まだ沢山いる浮遊霊も、もしかしたら、このデスゲームを一緒に手伝ってくれるかもしれない。

 少なくとも、ゼロは仲間と呼べる存在になったと実感する。なんとなくだが、ゼロの考えていることが直接伝わってくる。そして、俺の考えていることもまた、直接伝わるようである。ゼロが剣を振るう日が来ないことを願うばかりであるが、ケンゴのこともある。いざとなれば、一緒に戦ってもらうしかない。

「よし、状況を整理出来たことだし、みんなを探しに行こう。」

「そうだね。逃げられた"しーぴーゆー"に、もう一回会わなくちゃだしね。」

 俺とアイナは、再び外へ向かった。


 10分ほど外を歩いていた頃に、誰かの悲鳴が聞こえてくる。俺とアイナはお互いに顔を向き合う。この声に覚えがある。俺はアイナに問いかける。

「今の声。もしかして!」

「うん、シオンちゃんの声だよ!」

「ここから、もう少し離れてるかもしれない、とにかく急ごう!」

「わかってる!行くよ!」


 シオンの悲鳴が聞こえたであろう方角に、俺たちは走った。

 「無事でいてくれ、シオン!」と、俺は心の中で叫び続けた。他にも、いつものその他メンバーもいたかもしれない。俺は、全員無事であって欲しいと、願うとともに、言いしれない不安が心を押しつぶそうとしているのを、必死で堪えた。

 

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