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雪原のおでん屋  作者: 橘 百合
プロローグ
1/5

おでんノ匂いニ誘ワレテ

屋台のおでんって憧れですよね。

作者も行ってみたいです。

雪原のおでん屋、楽しんで貰えると幸いです。

僕の住む街には、ある言い伝えがある。

冬の季節、寒い夜にしか現れない

おでん屋さん。

通称「雪原のおでん屋」

赤い提灯、では無く青い提灯が

ぶら下がっており、暖簾も青色だった。

しかし、その屋台を見た者は少なく、

都市伝説として代々受け継がれていた。


店主の名前は、雪原ゆきわらさん。

女性の様な顔立ちをしているが男性だ。

ちょんと結んだ髪の毛は真っ白で、

瞳は藍色だった。

いつも白地の着物を着ていて

まるで冬の妖怪、雪女みたいだった。


何故、僕がこんなにも詳しいのか、

実は先日、そのおでん屋を

見つけてしまったのだ。

都市伝説だから、冗談だと思っていたが

本当に実在していた。今でも、覚えている。

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