9話 アリス
9話 アリス
私は12歳になった。父さんと母さんの仲は順調だった、私も父さんと仲もいい父さんは私に凄く気を許しているみたいだった
ある日、父さんの部下が私達の家に来た。どうやら本妻のエマに目をつけられたので、父さんが新しい家を用意したのでそちらに移動して欲しいと言われた
私は少し不審に思ったが、母さんがすぐに了解してしまったので黙って従う、だが考えてしまう
(父さんがいない、もしかして父さんがいない時を狙ってきてないか、もしかして罠かも?)
私は父さんの部下の前だから年齢にふさわしい演技をしながら、母さんに
「母さん、父さんを待とうよ!私この家から離れたくない!」
とりあえず駄目元で言ってみるが、母さんは私の頭を撫でて
「ダメよ、父さんの部下に申し訳ないわ。最低限の荷物は持って逃げろと、言われているから急いでいるのよ、アリスも我儘言わないの早く準備してね!」
(ダメだったか、まあ、完全に罠と決まった訳じゃないし、大丈夫かな?)
父さんの部下が用意した馬車に乗り移動する、馬車の窓から見える景色を楽しんでいると、母さんが私を抱きしめて震えだす、母さんは小声で…
「アリス、逃げる準備して、あの人は父さんの部下じゃないわ、馬車が止まれば逃げるわよ!」
「う、うん、わかった!」
(マズイな、逃げれないかもしれない?)
私は父さんの部下を見る、男はニヤニヤしながら、私達を見ている、まだ私達が罠だと気づいているとは思っていないらしい
馬車がデカイ要塞のような屋敷につき、男が馬車の扉を開ける
私と母さんは馬車を飛び出して門の方に逃げ出そうとする
「チッ、気がついたか!だが!」
男は一瞬で移動して母さんのお腹を殴り!母さんを抵抗できなくした
[ドカッ!]
「あぅ、逃げて!はや…」
私はそれを見て、さらに殴ろうとする男に対して母さんを庇う
「母さん!辞めて!お願い!」
[ゴッ!]
男はニヤニヤしながら私を殴って私は意識を失う
「嫌、辞めて!お願いです、やめ…うぅ、」
母さんの声が聞こえる、泣いてる声だ、私は意識を取り戻して周りを見る、私は裸で両手を拘束され首輪をつけられていた
隣には母さんが私達を拉致した男に犯されていた!私はその光景を見て前世の記憶を思い出す、思わず声が出る
「ひぃ、た、助けて…」
背後から女の人が私に抱きつく
「あら、大丈夫よ?貴方のお母さんと約束したのあの男は貴方には手を出さないから安心して?」
私は前世のトラウマで恐怖のあまり助けを求める…よく考えれば助けてくれるはずないのに
「貴方は誰ですか?母さんを助けて!」
女の人は私の体をいろんなところを触りながら、そして私の右手の親指を握り、力いっぱい曲がってはいけない方向に曲げる
[グシャ!]
「あがぁ、痛い!痛いよ!なんで!」
女の人は笑いながら私を押し倒して私にマウントする
「初めまして、私の名前はエマって言うの、今日から貴方は私の可愛いお人形さんなのよろしくね、アリスちゃん」
(エマ?それって本妻の名前!あ、私達は殺される、間違いない)
私は恐怖した、横を見ると母さんは男に犯されながら殴られている!前を見るとエマが私を見て舌舐めずりをしていろんな器具を手に持ってニヤニヤしている
その日から地獄が始まった!私と母さんはまず歯を奥歯以外全部抜かれた!麻酔なしであまりの痛みで失禁するほどだ、手の指も全部折られて足の親指を切り落とされて走れない様にされた!出血多量で死なない様に回復魔法で止血だけされて玩具にされたのだ
毎日、毎日朝から夕方までいろんな拷問を受けた!私はまだマシだ、母さんは凄く酷い目に遭っていた、男は毎日母さんを犯してエマと2人でいろんな拷問をする。あんまり酷い拷問をされて母さんが虫の息になればすぐに回復魔法をかけまた拷問をするのだ
母さんが犯されている間はエマが私を拷問する
母さんが2人に拷問されている時は私はそれを見てるしかない…母さんの拷問されている様子をちゃんと見ていないと、さらに追加で母さんが拷問されるのだ、私は泣きながら母さんを見る。エマと男が笑いながら母さんに真っ赤になった鉄の棒を母さんの背中に押し付ける
「あがぁー!あぐぅ、熱い!痛い!あぐぅ、」
「ハハハハハ!最高!エリス貴方最高よ!ほら頑張りなさい、アリスが見ているわ!そうだ!アリスちゃんにも焼印をしてあげようかしら?」
「ま、待ってくだざい!わだじが受けます!お願いでず…」
母さんが泣きながら懇願する!エマは嬉しそうに
「そう、なら頑張りなさい!」
「あがぁー!ひぎぃ!あぅ」
母さんは何度も焼印を押し当てられた、私は何も出来なかった
母さんは少しでも私の負担が減る様にある約束をエマとした、それは母さんが抵抗しないで全てを受け入れるから私には性的な拷問をしないで欲しいと言う事だった
毎日、毎日拷問される!日に日に母さんが痩せ細っていく!食事は1人分しかくれない、しかも腐った物だ。母さんは私に頻繁にくれた、そんな生活が1カ月程すぎて、母さんが死んだ…