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8話 アリス

8話 アリス




私はアリス・クラエス8歳だ、今日朝悪夢で目が覚めた。


「うわぁー!な、なにこれ!嫌だ!もう辞めて!なんでもするから!嫌ー!」


私は混乱して暴れた!隣に寝ていた母さんがびっくりして暴れる私を抱きしめる…


「ど、どうしたの?母さんはここにいるわ、落ち着いて、大丈夫よ!」


母さんに抱きしめられて母さんの心臓の音を聞いて落ち着いて来た、私はさっきの悪夢の事を考える


(悪夢?違う!あれは記憶だ!私が前世で経験した…今、思い出した!私転生したんだ!)


私は今、前世の記憶を思い出した!最悪な記憶だ!母さんに抱きしめられて落ち着いてきたが前世の記憶のせいで気持ち悪くなってきた


(思い出したくなかった!あんなクソみたいな記憶)


前世の私は地球の日本と言う国に住んでいた!正直に言えばなかなか最低な人生だった!こんな最低な人生を送った人なんて少ないじゃないだろうか


私は両親から愛されなかった!物心ついた時には両親は愛してくれた記憶がない


虐待の疑いをかけられる児童相談所に何度も預けられて、私は両親に捨てられるのが嫌で虐待をされていないと言い張り何度も家に戻る生活をしていた


(今思うと、なんであんなに両親に捨てられない様にこだわっていたのかわからない)


一応両親は虐待でいちいち突かれるのが嫌なのか私の食事代として1日500円をテーブルに置いてくれた、このお金で毎日スーパーでおにぎりやパンやカップ麺などを食べて過ごしていた


そんな生活が嫌で中学生の時にで家出をして友達の家を転々としていた


3週間くらい家に帰らず、久々に家に帰ると家には売り家の紙が貼られていた


この時、私は両親に捨てられたのだ!さすがに凹んだこの歳で住む家がなくなるとは思わなかった


私は16歳なり、私は援助交際をして生活費を稼いでいた、コンビニの前で今日寝る場所が無くてコンビニの前で地面に座り時間を潰していた、そこに30代の男が私に話しかけてくる


「あれ?君どうしたの?家に帰らないの?帰る場所がないなら俺のとこに来ないかい?」


私は今夜の寝る場所確保出来たと思い、一晩関係を持てば暫く住む場所確保出来たと思った、私はこの男の提案に乗る


「マジで!いいの?いくいく!」


正直に言えばこの選択がダメだった!いや違うか、最初から親から虐待を受けた時に児童相談所に自分から保護されていればこんな人生を歩まなくても良かったのだ


私はその日から拉致監禁された!首輪をつけられて鎖で繋がれて手錠で抵抗できなくされた


男は麻薬の常習犯だった!親が金持ちらしくなんでも買ってくれるし、なんでも用意してくれるらしい


(私とは大違いだ、なんでこんな最低な奴なのに親から愛されて、私は…)


その日から毎日犯され玩具にされた、何度も殴られて食事を抜かれたりした、私は心が折れたなんでも言う事聞いて媚びを売った


私は男の指示をなんでも言う事をきく玩具になった、男は私とのセックスを楽しむ為に時々に私にも麻薬を使用して犯してきた


心臓が激しく鼓動して死にかけた事が何度もあった、私にとって麻薬は恐怖の対象だった、こんな地獄のような生活を5年もすごした


私は何度も男の赤ちゃんを妊娠した、その度に男は私に危険な薬を飲ませて流産させられた、インターネット上にある安全性のない薬だ


私の最後の記憶は21歳の時に男は麻薬を使用して興奮しながら私の妊娠して大きくなったお腹を、何度も何度も蹴られて流産して出血が止まらなくて私は意識を失った




私がその記憶を取り戻して混乱しているとこに今世のエリス母さんが抱きしめて慰めてくれる


(そうか、今世では私を愛してくれる人がいるのか、母さん、私はこの人を幸せにしないといけない!こんな私を愛してくれるだ)


私はその日から母さんを幸せにする為に動いた、私の母さんはここの領地の領主である、父の愛人だった


母さんはキリヤ人だ、キリヤ人は魔力がなく赤目で奴隷扱いが当然の人種だった、私は父さんの血を継いでいるので赤目ではないのだが魔力がないその為、母さんの為に父さんに気に入られないと!そう考えて、父さんに媚びを売った


父さんに頼んで家庭教師をつけてもらい読み書きを覚えて父さんの書類仕事を手伝う様になった!少しでも父さんに媚びを売り、父さんを褒め称えた!まあ、内心はバカにしていたが、この人はバカだった!少し考えたらわかる事がわからないのだ


(正直に言えば前世の記憶があるから、男なんて死ねばいいのにと思っているが、この男の加護がないと私と母さんは酷い目に合うのが見えている我慢だ。だいたいこの男は最低だ!愛人のとこに入り浸って住むなんて本妻とその間にいる、子供が可哀想だ、子供の名前はルナと言っていたっけ?)


私は前世の記憶があるから前世の私と同じ扱いを受けている可能性があるからだ


私はクソな父を持ったまだ見ぬ、同い年の幼いであろう姉に同情した


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