18話 アリス
18話 アリス
私は罪人達が集められたいる檻にいく、どの檻も罪人達でギュウギュウ詰めにされている
「やけに静かね、普通なら文句の1つぐらい言われると思ったのだけど?」
「あぁ、それは隣の檻でエマが泣き叫んでいるので罪人達も逆らえば同じ事をされるのではと思って黙っていると思われます」
「そう、あの女も役に立つのね?ルカ貴方はよくやっているわ、褒美を考えないとね何かない?」
「褒美ですか、いえ、私は貴方の下で働かせて貰えれば十分です」
私は臣下の礼を取るルカを見ながらため息をする
「はぁ、そうだ!貴方の大事な人を生き返らせてあげる」
「えっ、サリーをですか…あの子がまだこの世界にいるのですか?」
「そうよ、貴方が最初に私の元に来ていた時に貴方の奥さんも来ていたの。昨日貴方に褒美をあげようと考えていた時に私の周りを飛んでいたのを見つけてね、私も聞きたい事があるし?あの子の魂は淀んでいたけど、綺麗にして元の人格を再生できたから大丈夫よ」
ルカが最初嬉しそうにしていたが、淀んでいるを聞いてから渋い顔をしていた
「よ、淀んでいるですか、なぜ淀んでいたのでしょう?」
「うーん?多分だけど、相当酷い目にあったからじゃないかしら、精神的に参ってしまったからじゃないかな?まあ、その辺は治しておいたから、貴方は奥さんの新しい体を選んであげたら?」
「は、はい、ありがとうございます」
ルカは軽く泣きながら、罪人の女がいる檻に歩き出す私はその姿を見ながら
(うん、うん、眷属は大切にしないとね?これでルカは私には逆らう事はしないだろう、さてと、私はこの目の前の檻にいる男達を皆殺しにしますか?)
私は舌舐めずをしながら、剣を抜く!その様子を見ていた罪人達が怯えて命乞いを始める
「ひぃ、辞めて」
「た、頼む、出来心だったんだ」
「なんでもします、助けて…」
(おっ、そういえば剣で人を殺すのは初めてだな、魔法で殺してもいいけど、ここは剣を使って経験をしておこう)
「ヒィ、や、や、辞めて!助けて下さい」
私は何も言わず微笑みながら、剣を罪人のお腹に突き刺す
[ドッ!]
「あがぁ、痛い、痛い、痛い」
「どうせ、ここに入れられるくらいなんだから、相当悪い事したんでしょう?沢山の人を殺したり犯したりして楽しんだのでしょう?安心して、貴方の体は私が再利用するし、魂は私が美味しく食べてあ・げ・る!」
私は剣を腹から抜いて首を切る!血が飛び散る。
「辞めて、頼むよ」
「どけ!死にたくない、死にたくないんだ!」
「うるさい!邪魔だ押すな!押すんじゃな…ぐぁ、剣が刺さった!痛え!」
私は檻の鉄格子越しから次々と人を刺していく
「そろそろかな?さあ私が殺した眷属達蘇れ!そして、この檻の罪人達を皆殺しにしろ!」
私の足元から黒いモヤが檻の中に入りそのモヤからモンスターのスケルトンが武装状態で4体出てきた
「な、なんだこれは!モンスターじゃないか!」
「ヒィ、死にたくない、死にたくないよ!」
檻の中は混乱して阿鼻叫喚になった!スケルトンに殺された人も私の黒いモヤの中から新しくスケルトンとして復活していく
混乱して檻の扉のとこに逃げて来た人もいたが私が剣で突き刺して殺していく!私が罪人達に剣を突き刺して10分経った頃には檻の中は死体だらけになった
(ふむ、この檻だけでも30人は殺したな悪くないね?さてこの魂をどうするかだな、今食べると私間違いなく行動不能になるな?夜にするか!お姉ちゃんを貪りながら魂を頂こう)
そう考えていると、ルカが罪人の女を引きずりながら来た
「申し訳ありません、なかなかサリーのふさわしい体が無くて、本当はタトゥーなどは妻はしないのですが、こんなのしかいなくて…」
ルカはがっかりしていた。罪人の方を見ると怯えている、体の至る所にタトゥーが入っているがまあまあ美人だ
(ルカは多分清楚な人が好きなんだろうな?まあ、そうだよな、奥さんを生き返らせるんだいろいろするよね、子供を作るかもしれないし?仕方ないか)
「ルカ、安心しなさい!タトゥーぐらいなら私がその部分を剣で切り落として回復魔法をかければなんとかなると思うわ?それにルカが気に入った女がいれば、またその子に奥さんの魂を定着させればいいだけだしね」
私がそう言うと罪人の女は失禁しながら命乞いをして来た、私は自分の影からスケルトンを3体出して罪人の女を拘束する
「や、辞めて!お願いです!や、辞めて!」
私は剣を抜いてタトゥーのある場所の肉を切り刻む!
「ギャアー!痛い、痛い、痛い!」
私は肉を切り落として回復魔法をかける、予想通り治った所のタトゥーが消える
(普通の魔力程度なら欠損は治せないからね!凄腕の魔法使いでなんとか治せるかだもんね、でも、私ならお姉ちゃんのお陰で馬鹿みたいに魔力が多くなっているから、一回の魔法に馬鹿みたいに魔力を込められる、治せない傷はほぼない、死ななければだけど)
私は罪人の悲鳴を聞きながら鼻歌を歌いながらタトゥーの部分を切り刻む
10分ぐらい経つと、罪人の女のタトゥーが消えた罪人の女は気を失っていた
「あれ?気を失ったか?まあ、いいか、ルカ本当にこれでいいの?今なら変えることも出来るけど?」
「は、はい!お願いします」
私は罪人の女の魂を抜き取る、魂を魔法で亜空間を開けてそこに入れる
(夜が楽しみだな、お姉ちゃんの体液を楽しみながら魂を貪る!最高じゃん!!)
そう考えながら私はルカの妻の魂を呼び出し罪人の体に入れる、ルカの奥さんが目を覚まして私に臣下の礼をとって
「アリス様、ありがとうございます!これからよろしくお願いしますします」