15話 アリス
15話 アリス
私は魔王になった、まずは力をつけないといけない、私はまず夜寝るときにコニーに睡眠薬を貰う事にした
ルナお姉ちゃんは寝る前にホットミルクを飲む、私はそれに私様にコニーから貰った睡眠薬をルナお姉ちゃんのカップに入れる
お姉ちゃんは疑いを持たずにそれを飲む、ルナお姉ちゃんは30分もせずに寝てしまった
私はルナお姉ちゃんをかなり強めに譲る、起きない、私は微笑みながらルナお姉ちゃんにまたがってルナお姉ちゃんにキスをする、舌を絡めて体液を美味しくいただく
(舌を絡めると気持ちいい!それに美味しい!もっと、もっと欲しいよ…)
私はその日朝になるまでルナお姉ちゃんを貪った!その後後片付けをしてお姉ちゃんに抱きついて寝た
起きると昼になっていた、私は魔王になったので魔法が使えるようになっていた、昨日の夜中ずっとルナお姉ちゃんを貪っていただいたのでカリムよりも魔力が上になった
(ハハハ、凄いね!まさか1日でここまで魔力が上がるなんて、まずはカリムとエマに復讐をしよう)
私は父のカリムのとこにむかう!カリムは書斎で仕事をしていた
「父さん、お仕事ご苦労様です、父さん辛いでしょう?肩でもマッサージしましょうか?」
私は可愛いく声をかける、カリムは嬉しそうに
「おお、アリス、頼めるか?書類仕事は疲れてな?」
そう言って私に背をむける、私は内心笑いながらカリムの心臓がある場所に背中から魔力を込めた手を当てる
[ゴッ!]
私の手にはカリムの魂が握られている
この技は不死王の能力だ、油断している、もしくは自分より格下相手に使える技だ、成功すると相手の魂を体から取り出して相手を殺せるのだ
カリムの魂は焦った様子で喋る
『な、なんだこれは!?アリスお前か、も、元に戻せ、早く戻すんだ!』
「ハハハ!父さん、いやカリム!私はこの時待っていたんだ!お前のせいでエリス母さんが死んだんだ、私も酷い目にあった…」
『な、なんで俺はお前の事を愛しているのに!お前は…』
「ハッ、何が愛しているだ!アンタはただ子供を自分の物だと考えているんだろう?子供が自分の思った通りに動かないとルナお姉ちゃんの様に捨てようとする!子供はアンタのペットじゃないんだよ、でもアンタには感謝してるんだ、お姉ちゃんに会えたし、母さんはアンタ事を本当に愛していた!だから嬲り殺しにはしない、苦しまずに殺してやる…」
私はカリムの魂を口に入れる、カリムは悲鳴をあげる
『やめ、辞めろ!なんで俺がここで、あ、辞めろーーーーー!』
私はカリムを飲み込む、全身に快楽が走る!あまりの気持ちよさに立っていられなくなる、私はその場に座り込み失禁してしまう…
「き、気持ちいい!はぁ、はぁ、はぁ、これが魂を食べると言う事か、はぁ、はぁ、快感すぎて気を失うかと思った!!は、ハハ、超!最高!!」
(邪神カルクが言ってた通りだ!これは最高の気分だ)
目の前にはカリムの死体が転がっている!私はそれを見て笑う…
「は、ハハハ!さあ、不死王の力を見せてやる!この世に怨みを持つものよ我が声に答えろ!私に忠誠を誓うなら新しい体をくれやる!!」
目の前に何十個の魂が集まる、私はその魂が生前強かったか、弱かったかがわかる、私は魂を見て回る1つの魂が気になった
「お前の名前は?どこの騎士だ?望みは?」
『ハッ、私の名前はルカと申します、300年前のプラリア王国の騎士団長でした、望みは自分の騎士道を貫きたいと思います…』
(騎士道?何かあったんだろうな?まあ、私の呼びかけに応える人なんて何かあった人ばかりだからね)
「ふーん、まあいいんじゃないかな?ここに来た時点でわかってると思うけど、私には絶対逆らう事出来ないからそれでもいいなら、ルカ貴方にこの体をあげる…」
『ハッ、ありがたき幸せ…』
私はルカにカリムの体をあげる事した、ルカの魂を掴みカリムの体に入れる、不死王の能力で無理やりルカの魂をカリムの体に定着させる
ルカの魂をカリムの体に定着されて、ルカは立ち上がる
「アリス様、これからよろしくお願いします…」
ルカがカリムの体で私に貴族の臣下の礼をする
「よろしくね?貴方には父さんの代わりにこの領地を管理してもらうわ、そうね、執事などに押し付けてもいいけど程々にね、後お姉ちゃんにはあんまり関わらないで欲しいかな?」
「ハッ、お任せあれ!この男の記憶も私の物になったので問題なくできるでしょう、ただお願いがあります」
「あら何かしら?」
「戦争になれば私も参戦したく!」
「あぁ、そう言う事か?えぇ、いいわよ、なんなら私のスケルトン部隊を預けるかもしれないわね」
「本当ですか!嬉しいです!アリス様に忠誠を誓います」
「騎士道と言ったけど、昔何があったの?別に話したくないならいいけど」
「恥ずかしいお話ですが、300年前に私は自分の騎士道に背いて好きな女を選んでしまったのです、その子はユニオンの果実でした」
「あぁ、なるほど貴方あのおとぎ話の…」
「やはり知っていましたか、そうです、私は何も出来なかった!だから、今度は私の騎士道を貫きたいのです」
(これは当たりかも、なかなかないよ!怨みを持っていて騎士道精神を持っている人)
私はそう思い立ち上がる、違和感を感じる
(そうだ、私お漏らししたんだ、片付けないと)
私は恥ずかしさのあまり顔を赤くして、自分のした事の片付けをする