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119話 アリス

119話 アリス





昼休憩が終わる前に私達皆んなと合流する、お姉ちゃんはちょっと疲れていた


(やり過ぎたか?少し休ませないといけないな…)


お姉ちゃんが少しフラつきながら馬に乗ろうとしたので


「お姉ちゃんはこっちだよ!ほら」


私はお姉ちゃんの腕を引っ張りお姉ちゃんと一緒に馬に乗る、私はお姉ちゃんを抱きしめる形で馬に乗りながら進む、お姉ちゃんの馬はフィルが一緒に引いてくれた


「フィルありがとう、アリスも…」


「私は馬の扱いに慣れていますから気にしないで下さい、剣の師匠のなんですから世話なんて弟子の仕事ですから」


「ふふっ、お姉ちゃん少し寝たらどうです?」


「えっ、でも…」


私はお姉ちゃんに休む様に言う、お姉ちゃんは少し悩む。


「先程やり過ぎましたから、私に任せて下さい」


普通なら馬に乗って寝るなんて出来ない、だが私には飛行魔法がある、今こうして2人乗りしてる間も飛行魔法をかけている為正直揺れもないのだ


「わかった、少し寝るね、お願い…」


お姉ちゃんは少し仮眠を取る、私はお姉ちゃんの胸を揉んだり耳を甘噛みしなから楽しむ


次にお姉ちゃんが目を覚ますとそこは今日の野営地だった私達は先生に野営地に無事着いた事を報告して、私の土魔法で6メートルぐらいの壁を形成してモンスターが侵入出来ない様にした


その中でテントを張り、食事を作り皆んなで食べる、その後に私は転移魔法で皆んなを家に招待してお風呂に入って、野営地に戻りアイテムボックスを使って皆んなのベッドをテントに出す


「アリスいいの?こんなに魔法見せても?」


「うん、大丈夫お姉ちゃんの友達だからね?少しは優遇しないとね?」


「ありがとう、アリス」


フィルとシャナとエレンはこの野営地で寝てもらうが私とお姉ちゃんは家に帰って寝る事にした


皆んなで寝る前にお姉ちゃんとイチャイチャする、お姉ちゃんを攻めまくってイチャイチャするいつも通り皆んなで疲れ果てて裸で寝る


朝にお姉ちゃんが私達を起こす。


「アリス、レナ、ユエル起きて!森に移動しないと!起きて!」


「うーん?もう、学校どうでも良くない?お姉ちゃんゆっくり寝ようよ…」


私はつい本音を漏らしてしまう


「ダメだよ!アリスも貴族なんだから学校には行かないと!」


「ルナ様もうちょっと…」


「まだ、眠いです…」


レナとユエルがお姉ちゃんに抱きついてイチャイチャする、私はそれをボーとしながら見ていた。


何だかんだあってお姉ちゃんが起きて30分ぐらいイチャイチャしてから皆んなでお風呂に入ってから森に合流する


森ではフィル達が朝食を食べていた。


私はアイテムボックスでテントなどを片付けて、お姉ちゃんと一緒に朝食を食べる


その後、土壁などを撤去して先生達に報告して今日の移動を開始する、今日で目標の森の真ん中の小さな開拓村に行く。


レナの話通りならもう誰もいないはずだ、今頃はゴブリンの餌かゴブリンの母体になっているだろう


(酷い話だね?やっぱり止めるべきかな?でも、後々の事を考えると便利なんだよね)


今から行く村は小さな村だ、森の真ん中にある村は綺麗な湖があり冒険者が休憩する為に整備して人が住み始めた村らしい


私達が行く理由は簡単だ、貴族の子供が一日中警戒してるのはそう何日も出来ない、なので安心出来る村の中で休憩させようとする教師陣の計らいらしい


私達は村に入る、すると先に入っていた生徒達が


「な、なんだよこれ!マズイよ逃げないと!」


「おえ、ヤバイって!せ、先生に報告だ!」


生徒が走って先生のいるチームに走っていく!お姉ちゃんが考え込む、私が答えを教える。


「皆んなストップ!血の匂いがする!しかもかなり濃いよ!」


お姉ちゃんは剣を抜く!皆んなも自分の武器を持つ


(血のワードに反応したね、お姉ちゃんの教え方がうまいから、フィル達もそれなりに戦えるかな?)


「取り敢えず中を確認してみよう?馬はここに置いていつでも逃げれるようにして慎重にね…」


私達は慎重に村の中を進む、中は村人らしき人達の死体だらけだ


(うわ、レナめ片付けて行きなさいよ!面倒いな)


その光景を見てエレンとシャナは吐いていた。


(まあ、吐くか、私もアレがやったのを見て思い出すな)


私も吐きけを催すが抑える、村中を探したが生存者はいなかった、教師陣がやって来て


「こ、これは?人を食っている跡があるな、ゴブリンかオークか?」


「マズイですよ!今からでも帰りましょう!」


「まずは冒険者達の話を聞いてからにしましょう」


先生達は直ぐに生徒達の護衛に雇われた冒険者達と相談する


しばらくして直ぐにこの場所から離れる事が決まった

さて、レナの話ならそろそろ仕掛けてくるはず…


私達も馬にエサをやってこの村から出ようとしていたら、冒険者達の焦った声が聞こえて来た


「ゴブリンだーー!!ゴブリンが大量にいるぞー!!」


「アリス!マズイかも!どうすれば?」


お姉ちゃんは焦ってパニックになる


「お姉ちゃん落ち着いて!いざとなれば転移があるから、ね?」


私がお姉ちゃんの頭を撫でる、お姉ちゃんは少し落ち着く


(さて、これからだな…学校イベントを破壊してさらにこの国をかき乱す、私達も巻き込まれる事に意味がある、普通の生徒を演じますか!)


私はお姉ちゃんの頭を撫でながら考える…



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