第一話:スライム村or巨乳どちら?
お世話になります。
不滅のギルガメッシュです!
今回は第二作目ということで投稿させて頂きました。
誤字脱字等の変更点があれば教えてもらえると幸いです。
「これで、これで最後っと!」
絶賛スライムを狩っている俺はエルトナ・リントス王国の北東のトナ地方にある、マーリンという街に現在住んでいる。
ちなみに、今は街の郊外にある経験値天国、通称スライム村に来ている。
村とついているが実際はただ沢山スライムがいるだけであり、家も何もない。
無論、活気的な技術なんてものはあるはずがない。
「やっぱりノーマルスライムは弱っちいな…」
モンスターはクラスで分けられている。
クラス分けによって強さが変わってくる。
クラスは、F級<E級<D級<C級<B級<A級<S級<災害級<天災級<神級
まぁ、こんな感じだ。
ちなみに冒険者は、鉄級<銅級<銀級<金級<白銀級<勇者級となっている。
だが、クラス分けが特殊な魔物がいる。それはその内説明しよう。
「おぉ、珍しいスライムがいるなぁ〜!」
そのスライムは、特殊な個体だった。
二本の角と長い尻尾。体長二メートルはあった。
ちなみにクラスはB級だ。
「キュィィィ!」
名前はなんだったっけと思い出そうとしていると、火の玉が飛んできた。
「―――ッ!」
それを大剣で弾き飛ばす。
「それにしても、デカかったなぁ〜」
思考している間も火の玉が撃ち込まれていた。
魔法も魔物、冒険者と同じ様にランクがある。多分、奴が撃っていたのは上級ぐらいだと思う。
大きさはK・Cというスポーツで用いられるボールと同じぐらいの大きさだ。(K・Cとはエルトナ・リントスで流行っているスポーツである。ゲームの流れは、納屋サイズに奥、上、左右に網を張り巡らせたゴールと呼ばれるモノに、ボールを蹴り入れて点を多く稼いだチームが勝つという感じだ。)
「もうそろそろ、魔力も尽きるだろう。」
予想は的中した。三分後ぐらいには火の玉が飛んでこなくなった。
ザシュっと斬ると、奴は黒い結晶となり消えた。
「おっ!イイの落としてるぅ〜!」
モンスターは必ずではないが、アイテムをドロップすることがある。
今回は角が2本、尻尾が一本とレアドロップ品のスライムの体液を落としていた。
「スライムの体液よっしゃあ〜〜!」
スライムの体液は美容的効があり、それなりの価格はする。
だが、今回は特殊個体のレアドロップ品だったから、三ヶ月くらい仕事をしなくても生活できるぐらいのお金が入ってくるだろう。
今回も売るつもりはない。何故かって?
「肌がスベスベになる上に、張りもデルぅぅぅ!」
だからだ!
乙女心を持っているが故に、こういう物はついつい使ってしまうのだ。
「もうそろそろ帰るかなぁ」
日は傾き、辺りは薄暗くなってきていた。俺は暗視スキルを持ってはいるが、夜は怖いから嫌だ。
何故かって?
「暴漢に襲われたらどうすんだよっ!」
こういうことだ。
街に着き冒険者ギルドに勤めている受付嬢リータさんのもとへ向かった。
「こんばんは、ギルさん!」
「あぁ、こんばんはリータさん」
ニコッ!と微笑んでいるリータさんはまるで、天使である。つい目を向けてしまう。
「今日はどんなご用ですか?」
「魔石と素材の換金をお願いします。」
「はい、ちょっと待っててくださいね!」
換金書を探しているリータさんは、激しく動くもんで彼女の巨乳はブルンブルンと揺れていた。
それに見惚れていた。
見ているうちに健康的な男子の証がついつい反応してしまった。
「どうかしましたか?」
幸い、下にも鎧を装備していたためバレていないようだ。
「いや、大丈夫。気にしないでくれ。」
―――ぽよん
彼女のそれは机の上で形を変え、より一層に主張を強めていた。
「ッ……」
もう、限界だ。理性の枷が外れてしまいそうだ。
こういうときは素数を数えているが、途中から分からなくなってしまうのがオチだ。
「あっ!ありましたギルさん!」
今回はいつも以上に時間がかかったな。
天国の様な地獄から開放されたが、名残惜しい。
「いつも通り記入お願いします!」
今回で何回目だろうと思いながら記入していた。
記入を終え彼女に渡すとお金の入った麻袋を渡されるのが一連の流れだ。
―――登場人物紹介―――
名前:ギル・シェイヴ
性別:男(魔王との混血)
レベル:62/100
MP:6000/9999
HP:5690/9999
職業:金級冒険者
年齢:16歳
身長:178cm
体重:57kg
スキル:暗視
神眼
邪眼
自動体力回復
自動魔力回復
身体能力強化
物理耐性
魔法耐性
鑑定




