人類パージ
僕は幸せだ
幸せなのだ
でも何処か
引っかかるのは
自分で見つけた人と
幸せになりたいからだ
いつか巣立つ
そんな気持ちを抱いて
誰もが探している
幸せの
一つの到達地点
くだらなくなど無い
誰もが
自分で出来ると考えてる
必須項目として
大人の為の通過点
自分で見つけた人を
幸せに出来ない人
そんな人は
大人では無い
一人の生活に
慣れ親しんだ
ただの子供だ
圧倒的孤独主義
子供のまま
歳だけ取る事は
良い人なんかじゃ無い
子供の感性を
持って
誰かの幸せを見定めて
行動するからこそ
大人という
カテゴリーに入れるのだ
くだらない人間の
中途半端なエゴに
戸惑う事は無い
君は幸せなのだ
今のままでも
明日が来る事を
必ず来る事を
信じて疑わないのだから
明日が来るのか
分からずに
今日を生きてる
彼の地の人を
顔を
僕は見て思う
光の差に気づけないなら
あんたは
ただの浪費家だ
誰かの
手厚く見える制度も
受け取るだけの苦痛を
我慢したからだ
胡座かいてるだけの
人間を
許す事は無いが
我慢してた人間を
間違い無く
救える人であるべきだ
あの温かさを
忘れない人間である為に
ばあちゃんは言ってたんだ
「人に優しくしようね」と
圧倒的勇者主義
今のままでも
人は勇者になれる
君のエクスカリバーは
常に磨かれてるんだ
聖者の行進なんて
しなくて良いんだ
あんな理屈を固めた
かっこ悪い姿になんて
ならなくて良い
君の信じた
点みたいな魔王を
根絶やしにするくらい
君には力がある
見えない温かさに
囲まれていたのだと
気づく時が来るから
守ってやれよ
君が見つけた
誰かの為に
休息するって
休み過ぎなんだ
考えているのは
みんな同じなんだ
歩くしか出来ない
生命の時間を
どう使うかが
勇者の力量だ
伝説になるなんて
どうだって良い
一人の「ありがとう」に
勝るものなど無い
それほど単純な勇者に
あなたは なれないのか
圧倒的自分主義
この言葉の現在の意味を
変えるほどの己であれ
自分の正義を疑いながら
間違いを正す人でいろ
難しくなんか無い
あなたの学んできた事は
一つは役に立つ筈だ
それでこその
一点突破
誰かの為の一点突破
ボロボロになりながら
それでも
何処かに
力が出るもんだ
それが
誰もが持つ
自分という生命だ
疑う事ない
生きる生命だ




