表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ハナオト  作者: namoriyama
2/3

2話〜出会い〜

入学式が終わって教室ではみんな

新しい友達とわいわい話しているのが聞こえる。

私は一人で机に座って本を読んでいた。


「ねー名前なんていうのー?何中?」


いかにもチャラチャラした女の子だ。


「森田花。歌中」

「花か〜。友達になろうよ!」

「………」

「おーい。……無視?………あっそ」


友達を作って何がいいのか。

裏でどうせ悪口をいって、友達ごっこをするだけ。それなら一人の方が楽だ。


そう思ってるとクラスの中心らへんにいる男子と目が合った。すぐにそらす。

でもなぜだろう。すごくあの男子のことが気になってしまう。

「……はぁー…」

私は教室をでて、屋上へ向かった。


「あーやっぱり屋上は気持ちいなー。」

ここにくれば何も考えなくてすむ。

空は澄んだように青く、風は心地よく吹き、この世界に私しかいないような感覚になる。


ガチャッ

ドアがあく音がした。

ぱっと振り返ると教室で目が合った男子が笑って立っていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ