第3章 謎の少年
今回ちょっとストーリーが短かったみたいで、すみません><
大会の会場に着いた戦士たち……
アナウンサー
「では、これより1万2千325回、天下一ブドウ狩りを始めたいと思います」
栗
「1万2千325回って、そんなにもやっていたんですかこの大会」
アナウンサー
「世界中の武道の達人たちが、時間内にどれだけブドウを取ることが出来るかで、勝敗が決まります。優勝者にはなんと前大会ではブドウを一つも狩る事ができず、ビリになったあのサタン閣下のサインがもらえるというまさに、武道家たちのための大会だ~」
出場者
「おお~」
ズラ
「おい、シロ夜叉!優勝者は肉球触り放題券じゃなかったのか」
シロ
「お前も作者並に馬鹿だな。そんなの嘘に決まっているじゃん。触りたければその辺の野良犬か野良猫の肉球を触って来い」
ビル
「あっ、シロ君ほんとに来てくれたんだ」
シロ
「しょうがね~から来てやった。馬鹿共をこんなに引き連れてな」
栗
「この人が、シロさんが言っていたサタン閣下の娘さんですね」
戦士たちが会話をしていると、二人の少年が近づいてきた。
一人は赤いマントに青いマスクをした小柄な少年。
もう一人は青紫のマントに緑のマスクをした小太りの少年だ。
謎の少年
「武道の達人が集まるこの大会なら必ず来ると思っていました。白ご飯さん、いやグレート仮面」
シロ
「誰だてめ~!どうして俺の正体を知っている」
少年はうっすらと笑った。
果たしてこの二人は何者なのか?