ペット産業の闇 ~猫の抜爪手術~
明けましておめでとうございますm(_ _)m
というには、内容が新年に向いていないのですが、年末にペット産業に関するエッセイを書きましたので。
奴隷が最も憎く思っております事柄を書きました。
すこしでも周知されればと思います。
さて、年末にはねこホーダイに関するエッセイを投稿したのですが、年明け一発目となる今回は、奴隷が最も憎く思っております抜爪手術についてのエッセイとなります。
ねこホーダイは賛否両論のなか、奴隷としては肯定、否定どちらにも理があるという結論だった訳ですが、この抜爪手術に関しては完全な反対派です。
ということで、抜爪手術とは何か、どういったものなのかを書いていきます。
日本ではあまり知られていない抜爪手術ですが、ネット検索すれば、国内でも手術をしているクリニックがあり、金額なども提示されています。
アメリカでは一般的に行われてもいるこの手術ですが、2019年にはニューヨーク州で、昨年2022年には全米で2州目となるメリーランド州でこの手術は禁止されました。
「爪を抜く手術」
こう表記される手術がなぜ、全米の2つの州、うちひとつは大都市ニューヨークで禁止されたのでしょうか。
この手術の実態の話の前に、なぜ、この手術が行われているのか。ネット上のクリニックや体験者の説明で書かれている。デメリット、メリットを書いていきましょう。
日本でこの手術を行っているクリニックの説明には猫ちゃんが繰り返し爪研ぎをして、爪が割れるなどのケガをしたり、飼い主にケガをさせてしまったり、頻繁な爪切りでケガや細菌感染のリスクを大幅に減らせると謳われていました。
体験者(飼い主)は爪抜きでおとなしくなった子もいるけれど、反対に頻繁に出血したり、情緒不安定になったり、噛み癖がひどくなる子もいた。
こんなメリット、デメリットをブログで紹介している人もいました。
さて、実態を語るまえに、このクリニックとブログ主に対する奴隷の嘘偽りない本心を先に書きます。
かなり汚い言葉になりますのでご容赦ください。
本当におぞましい、虫酸が走るとか、気持ち悪いとか、憤懣やる方ないとか、兎に角、言葉に尽くせないほど、もはや、同じ人と思えないほどです。
さて、失礼しました。
なぜ、ここまで奴隷が憤っているのか、抜爪手術を知っている方ならご理解いただけると思います、特に猫好きならば。
ですが、知らない方のためにこの恐ろしい手術の実態をお話します。
抜爪手術とは爪を抜く手術ではありません。
正確には爪とそれを支える部分を切断する手術です。
人間で言えば、指の第一関節から上を切断することと同じです。
こんなことをすれば、猫は術後も痛みに苦しみながら、困難になった歩行に苦しみ、指の先がなくなった穴にゴミなどがつまることで、足先を舐めたり噛むことが増え、当然に細菌感染のリスクが高まります。
あれ、クリニックが言ってた説明と真逆ですよ。
当該クリニックのページでは、この術式で爪を除去してあげるのは飼い主の義務みたいに書いてましたけど。なら、そのクリニックの関係者は全員、指を詰めて貰いたいもんです。
「良かったですね、一生爪を切る手間が省けて」
そう、奴隷ならお祝いしてあげますから。
この他にも犬の声帯除去なんてのもありますね。
勿論、避妊や去勢だって、同じようなものかも知れません。
ですが、避妊や去勢は「育てることの出来ない命を増やさない」という人間の都合かもしれませんが、それでも、術後の管理やケアで猫や犬のその後の暮らしを不自由にするものではありませんが。
爪抜きや声帯除去はどう考えても虐待です。
家具を傷つけられたり、自身や子供がケガをするリスクを考えるなら、「飼わない」選択をすべきですよね。
なぜ、猫や犬の声帯や指を奪う必要があるのか。
抜爪手術とネット検索すれば、普通にクリニックや価格が検索出来るにも拘わらず、爪抜きが指詰めだという否定的な記事などはトップには来ませんでした。
もし、猫を飼おうと思われて、爪抜きや抜爪などといった言葉に触れることがあれば、絶対にしないでください。
猫や犬は声に出してNOと言えないのですから、まして声帯除去などすれば、吠えることもできなくなりますからね。
メリーランド州知事が虐待だとして禁止法案に署名したことが全てだと思います。
感想ご意見お待ちしております。