表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

死ね。私は悪。

作者: リスク



────「…ね……し…ね………」


憎悪にまみれた声が聴こえる…誰の声だろ…



あ───私か──────────────





私の名前は(まき)ななみ今は2人目の彼氏とセックスをしている、大切な人とした方がいい?そんなことしてたら私はずっと処女だったと思う。




最初は好きでもない男とセックスするなんてどうかしてると思ってたししたくなかった、でも好きな人を忘れられると思って好きでもないやつとセックスをした、でも思ってたのと違くて、体が汚れきっても好きな人は好きな人だった。




「…もっと…色んな人とすれば忘れられるかも」




ある日────




「そこの君ー、そこでちょっとお茶しない?」

「…言い回し方気持ち悪いですね、素直にヤらせてって言えばいいのに」

「ま、まあいきなりそう言ったら大体の人は引くと思うからね…笑」

「…いいですよ、ヤりましょう」




この行為が後に自分を苦しめることは考えもしなかった、兎に角今は好きな人を忘れたくて…好きという言葉の呪縛が私を絞め殺そうとしてきた。




「…んっ…」

「ゴムしてるから中に出すね…」

「…うん…」



そこで私は思った。



〘するだけじゃダメなんだ、もっとあの人を忘れられるような出来事が起こらないと〙



そういうと私は起き上がり相手のゴムを取り、無理やり自分の膣に相手の性器をねじ込んだ。



相手は驚いたがいっときの感情で身を委ねてしまったらしい、そのまま奥に中出しした。



そして1ヶ月後、私は妊娠していた。



親には「なんでこんなことをしたんだ」「無理やりされたのか」

と言われたのでそれに便乗し「私は拒んだけど無理やり犯された」と口に出してしまった、言いにくかった、私から誘い私から無理やり中出しするように仕向けたなんて今更ながら怖気付いてしまってとてもじゃないが親に真実を言えなかった、私はクズだ。




最近は夜になると嘘をついてしまったことの後悔を思い出す。





「怖い…怖い……怖い………怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い」


私は考えた。


どうしてこうなったの…?


なにが間違ってたの…?


結局誰が悪いの…?



そっか、悪いのは全部…………………あいつ(好きな人)じゃん




…「死ね…死ね…全部あいつのせいだ…私は悪くない…悪いのはあいつだ…私はこんなに苦しんでるのにあいつはのほほんと生きている…死ね…死ね……いや……」






殺すか








自分でしたことなのにね、今これを読んでるパソコン、又はスマホの画面の向こうの読者(あなたは)どう思った?どうすればよかった思う?そもそも正解があると思う?人間誰しも1度は悪いことをしているはず、それを思い出してみて、なぜそんなことをしたの?魔が差した?悪いとわかっててやった?それとも自分は悪くないと信じてやった?誰かに強制的にさせられた?❛それでも悪いことをしたのには変わりない。❜





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 若さ故の勢いが、とても上手く表現できてると思いました。 [一言] その嘘さえなかったら100パー共感できる。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ