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みかん狩り

空気を読むのは大事

小5の時、俺の父親の会社の人らとみかん狩りに行く事になり


「誰か友達誘ってもいいで」


と言われたのでオバタを誘った。



車で集合場所まで向かう。後部座席にはTVがあり、オバタと借りた名探偵コナンを観ていた。


時限爆弾が出てくる回やった。



「この車に時限爆弾が仕掛けられてる!」


オバタがしょ〜もない事言い出した。


「カチッ、カチッって音するねん」



「それは時計やろ!」


とツッコンでもしつこく「カチッ、カチッ」と言うので無視した。



親父も若干イラッとしてた。



みかん狩りの畑に着いてみんなで食べた。


甘かったり酸っぱかったり


オバタはずっと「酸っぱい」と言って周りの空気を悪くしてた。



家に帰り親父から


「オバタ君って変な子やな」


と言われた。これは「もう誘うな」って意味だと思った。



このみかん狩り以来オバタを親父の遠足には誘っていない。



ゲームオーバーからのゲームオバタ。

友達の親にイヤがられたら終わりやで。

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