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★魔道戦艦まほろば、人類プロテクト計画★  作者: koimayu
★ 魔道戦艦まほろば ★
6/10

第6話 ★ 時は来たり!! ★




まほろば。


アメリカが出資、日本の魔道師によって自衛のために造られたその艦。


だが、アメリカが出資した本当の目的はソ連殲滅のためだったのだ。


アメリカの見事な策謀。


真由は唖然としている。


「そこで親友として、日本人として、そして政府の人間として間違った命令が下ったと思った場合、あ

なたの最善と思える行動をしてほしい」


「了解しました」


「また情報をつかんだときは連絡する。あー、もっともまほろばなら元々秘密だから大丈夫か」


「長官!!」


真由の声が厳しいものになる。


まほろばは計画から極秘。


存在は最重要軍事機密に指定されている。


よって、今日本国内で秘密にされている諜報省の存在よりも一ランク上。


トップシークレットである。


1946年に制定された憲法9条はまだ存在する。


よって戦艦の建造は完全な憲法違反。


その上、この艦の存在がどこからかリークして国民に伝われば政府の支持率はただでさえ低い数字を下

回ることになる。


それは日本の崩壊を意味している。


「大丈夫だよ、完全な秘匿回線だから」


「自称、でしょ」


「やれやれ信用されてないな。まあいい。では健闘を祈っている」


「ハッ」


真由は立ち上がって画面越しに風間に敬礼する。


DVはそこで途切れる。


「開戦、か・・・・・・」


思わずポツリとその言葉が漏れ出る。




真由は館内マイクを自分の方に傾ける。


「総員、1540(ひとごーよんまる)までに訓練施設Bに集合せよ」


一応、開戦の報せは本国からの通達はない。


だが早々に心構えをさせておくのは悪いことではない。


真由はそう考えていた。






次話投稿は20日を予定しています。

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